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番外編 IF 野猿な囚人 15.想定外
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セリウスのお見舞い後、王宮に帰る馬車の中。
王妃レイスリーアとルシェールは話し合っていた。
「近日中にリーリアをアウスフォーデュ修道院から秘密裏に脱出させるわ」
「え?脱出?……というか、脱獄させるのですか!?
しかし、マルセルが迎えに行っているのでは?」
「マルセルの迎えは、敵を欺くフェイクのひとつよ。
脱獄ではなく脱出なのは、リーリアの冤罪はとっくに晴れているから、あの修道院では正式にもう罪人ではないからね」
「そうなのですか。
でも、それなら警備を強化して、迎えにいけばいいのでは?」
「それだと、多くの関係者にリーリアの行き先を知らせることになって危険だわ。
実は、セリウスとメナード公爵家の守りがなくなったリーリアを狙う輩が、想定外に多くて、今まで尻尾もつかませなかった連中までいて、驚いたくらい。
リーリアの護衛を増やして、たくさん罠をはっておいて、本当によかったわ」
「そんなに、野猿が狙われたのですか?」
「そうよ。このままだと、アウスフォーデュ修道院内部にいる護衛だけでは、リーリアを守り切れないかもしれないから、秘密裏に脱出させて、リーリアを安全な場所に移動させる必要があるのよ」
「そもそも、今の野猿を狙う敵とは?
パメラを狙ったように、あの女狐の依頼ではないですよね?」
「ええ。アリーシア関連ではなく、旧セリウス派の貴族達の残党よ」と言って、苦い顔をするレイスリーア。
旧セリウス派の貴族とは、セリウスがあまりにも優秀なため、セリウスの信望者となり、将来、ランダード王国の国王にしようと企む一派であった。
ルシェールは王太子として実力等、何も問題はなかったが、ルシェール以上にセリウスが明らかに秀でていたため、ルシェールを廃して、セリウスを王太子にしようと彼らは考えていた。
しかも、彼らは、もともとセリウスとリーリアの婚約を反対していた貴族達であり、自分たちの娘をセリウスと婚姻させて、将来、セリウスが国王になったら、次は自分の孫を国王にして、ゆくゆくは外戚として自分が国で権力をふるおうとしている貴族達でもあった。
以前は、まだ数多くいた旧セリウス派の貴族達は、ルシェールとセリウスの間で争いを起こさせようと企んだため、セリウスがほとんどを粛清して、いなくなったはずだった。
ところが、今回のように機会があれば、いまだにセリウスに自分の娘を宛がい、セリウスを国王にしようと密かに狙っていた貴族達が多くいたことが、リーリアの暗殺未遂で判明した。
特に、アリーシアにセリウスが一時的にでもおとされた事実が、彼らに自分の娘でもセリウスをおとせると希望を持たせ、増長させた。
「あの連中ですか!?
まだ残党がいたのですか……。
でも、奴らなら、野猿を消すよりも、女狐を先に狙うべきなのでは?」
「そうね、もちろんアリーシアも同時に、彼らから命を狙われていたわよ。
今日、わざわざアリーシアを私が捕まえたのも、私の監視下の方が安全なのもあってね。
でも、セリウスは一時的にアリーシアに狂っていても、正気に戻ったら、またリーリアを娶ると言い出すから、そうするとリーリアこそ邪魔になるので、リーリアを狙っているのよ」
「なるほど。
先程の正気に戻ったセリウスを見る限り、そうでしょうね」
「愚かな彼らは、今のリーリアなら、確実に始末できると思ったみたいよ。
送られてきた暗殺者達を罠に掛けて、アウスフォーデュ修道院に着く前にみんな潰して、依頼者どもを洗い出しているけど、数が思いのほか多かったわ」
「まるで、餌にたかる獣ですね。
パメラの頼み通り、さっさと野猿をアルーテ王国に避難させるべきでしたか……」
「そうね、私もパメラと同じ意見で、リーリアを危険なアウスフォーデュ修道院からすぐに保護をしてあげたかった。
ただ、リーリアという餌につられた愚か者達が想定外に多かったせいで、陛下や宰相から、リーリアをそのままあの修道院に置いて、そいつらをできる限り、炙り出して始末しておくようにも言われていたから、なかなかすぐに保護してあげられなかったわ」
「それは……。
うーん、難しいところですが、セリウスが知ったら大変なことになりそうですね」
「本当にそうね……。
でも、大方の愚か者達の正体や証拠も掴んだから、やっとリーリアを安全なところに移して、美味しいものも食べさせてあげられるわ!
リーリアには可哀想なことをしたわ……」と本当にリーリアに同情し、対処が遅くなったことを悔いるレイスリーアであった。
その後、王妃レイスリーアは、ルシェールだけでなく、国王や宰相、また、リーリアの父親であるメナード公爵とも連絡を取り、リーリアの脱出後のことや、アリーシアの今後の処遇、旧セリウス派貴族の残党の始末、隣国との関係や取引等について、山積みな問題について話し合い、準備や処理等をしていった。
そして、数日後、リーリアが予定通り、アウスフォーデュ修道院から脱出したとの報告が来たが……。
「え?どういうことかしら?」と報告を聞いて、耳を疑うレイスリーア。
「は!リーリア・メナードと思われる人物が、アウスフォーデュ修道院の結界を全て消失して、脱獄いたしました!!」と報告する王妃の情報担当者。
「いえ、リーリアには部下を通じて、安全のため秘密裏に脱出するように指示をしてあったのだけど……。
秘密の脱出に、アウスフォーデュ修道院の結界を全部消す必要はないわよね?
しかも、それをやったのはリーリアで間違いないの?」
「はい!魔法省の調査によりますと、結界跡の魔法の残滓は、間違いなくリーリア・メナードのものと報告があがっております。
また、もしリーリア・メナード以外の者がやったとしたら、その規模の魔法が使える我が国の人物達は全員アリバイがあり、そもそもアウスフォーデュ修道院の近くにはおりませんでした。
我が国で把握できていない魔女レベルの人物がいた可能性も否定できませんが、その規模の魔法が使え、かつ、そのアウスフォーデュ修道院から姿を消したリーリア・メナードが最有力容疑者です」
「……リーリアが容疑者?」
「はい、残念ながら……。
もしリーリア・メナードがアウスフォーデュ修道院の結界を消す前の時点で罪人でなくても、アウスフォーデュ修道院の結界を全て消して、他の囚人達を逃すことになった罪は、重罪となります。
リーリア・メナードとその仲間と思われる者達以外は、もうほとんどの囚人を再逮捕いたしましたが、司法省から、既にリーリア・メナードの指名手配と逮捕状がでております」
「くっ、まるで用意してあったように動きが早いわね。
メナード公爵が今、不在のところを……。
司法省にも敵が潜んでいたのね?」
「おそらく……。
メナード公爵関係の政敵が動いた可能性もございます。
いかがいたしますか?」
「……しょうがないわ。
とりあえず、リーリアの指名手配、逮捕状は、すぐに取り下げさせるようにするわ。
まず、宰相を呼びなさい。
そして、司法省の……」と王妃がリーリアを司法に追わせないために、対策をしようとした時であった。
「大変です!
セリウス殿下が、離宮の結界を破り、アウスフォーデュ修道院に向かいました!!」とセリウスを監視している者から緊急の連絡が入った。
「な、なんてこと!」とレイスリーアは、軽くめまいがしそうであったが、そんな場合ではないと、気を振るい立たせる。
「きっとリーリアの指名手配のことを聞いてしまったのね。
すぐにセリウスを追って、確保しなさい!!」と命じて、「あと、ルクレナと一刻も早く、連絡をつけなさい!」と次々と指示をだす王妃。
これから、王妃レイスリーアは、この想定外の出来事の対処に追われ、寝る間もないことは確実であった。
王妃レイスリーアとルシェールは話し合っていた。
「近日中にリーリアをアウスフォーデュ修道院から秘密裏に脱出させるわ」
「え?脱出?……というか、脱獄させるのですか!?
しかし、マルセルが迎えに行っているのでは?」
「マルセルの迎えは、敵を欺くフェイクのひとつよ。
脱獄ではなく脱出なのは、リーリアの冤罪はとっくに晴れているから、あの修道院では正式にもう罪人ではないからね」
「そうなのですか。
でも、それなら警備を強化して、迎えにいけばいいのでは?」
「それだと、多くの関係者にリーリアの行き先を知らせることになって危険だわ。
実は、セリウスとメナード公爵家の守りがなくなったリーリアを狙う輩が、想定外に多くて、今まで尻尾もつかませなかった連中までいて、驚いたくらい。
リーリアの護衛を増やして、たくさん罠をはっておいて、本当によかったわ」
「そんなに、野猿が狙われたのですか?」
「そうよ。このままだと、アウスフォーデュ修道院内部にいる護衛だけでは、リーリアを守り切れないかもしれないから、秘密裏に脱出させて、リーリアを安全な場所に移動させる必要があるのよ」
「そもそも、今の野猿を狙う敵とは?
パメラを狙ったように、あの女狐の依頼ではないですよね?」
「ええ。アリーシア関連ではなく、旧セリウス派の貴族達の残党よ」と言って、苦い顔をするレイスリーア。
旧セリウス派の貴族とは、セリウスがあまりにも優秀なため、セリウスの信望者となり、将来、ランダード王国の国王にしようと企む一派であった。
ルシェールは王太子として実力等、何も問題はなかったが、ルシェール以上にセリウスが明らかに秀でていたため、ルシェールを廃して、セリウスを王太子にしようと彼らは考えていた。
しかも、彼らは、もともとセリウスとリーリアの婚約を反対していた貴族達であり、自分たちの娘をセリウスと婚姻させて、将来、セリウスが国王になったら、次は自分の孫を国王にして、ゆくゆくは外戚として自分が国で権力をふるおうとしている貴族達でもあった。
以前は、まだ数多くいた旧セリウス派の貴族達は、ルシェールとセリウスの間で争いを起こさせようと企んだため、セリウスがほとんどを粛清して、いなくなったはずだった。
ところが、今回のように機会があれば、いまだにセリウスに自分の娘を宛がい、セリウスを国王にしようと密かに狙っていた貴族達が多くいたことが、リーリアの暗殺未遂で判明した。
特に、アリーシアにセリウスが一時的にでもおとされた事実が、彼らに自分の娘でもセリウスをおとせると希望を持たせ、増長させた。
「あの連中ですか!?
まだ残党がいたのですか……。
でも、奴らなら、野猿を消すよりも、女狐を先に狙うべきなのでは?」
「そうね、もちろんアリーシアも同時に、彼らから命を狙われていたわよ。
今日、わざわざアリーシアを私が捕まえたのも、私の監視下の方が安全なのもあってね。
でも、セリウスは一時的にアリーシアに狂っていても、正気に戻ったら、またリーリアを娶ると言い出すから、そうするとリーリアこそ邪魔になるので、リーリアを狙っているのよ」
「なるほど。
先程の正気に戻ったセリウスを見る限り、そうでしょうね」
「愚かな彼らは、今のリーリアなら、確実に始末できると思ったみたいよ。
送られてきた暗殺者達を罠に掛けて、アウスフォーデュ修道院に着く前にみんな潰して、依頼者どもを洗い出しているけど、数が思いのほか多かったわ」
「まるで、餌にたかる獣ですね。
パメラの頼み通り、さっさと野猿をアルーテ王国に避難させるべきでしたか……」
「そうね、私もパメラと同じ意見で、リーリアを危険なアウスフォーデュ修道院からすぐに保護をしてあげたかった。
ただ、リーリアという餌につられた愚か者達が想定外に多かったせいで、陛下や宰相から、リーリアをそのままあの修道院に置いて、そいつらをできる限り、炙り出して始末しておくようにも言われていたから、なかなかすぐに保護してあげられなかったわ」
「それは……。
うーん、難しいところですが、セリウスが知ったら大変なことになりそうですね」
「本当にそうね……。
でも、大方の愚か者達の正体や証拠も掴んだから、やっとリーリアを安全なところに移して、美味しいものも食べさせてあげられるわ!
リーリアには可哀想なことをしたわ……」と本当にリーリアに同情し、対処が遅くなったことを悔いるレイスリーアであった。
その後、王妃レイスリーアは、ルシェールだけでなく、国王や宰相、また、リーリアの父親であるメナード公爵とも連絡を取り、リーリアの脱出後のことや、アリーシアの今後の処遇、旧セリウス派貴族の残党の始末、隣国との関係や取引等について、山積みな問題について話し合い、準備や処理等をしていった。
そして、数日後、リーリアが予定通り、アウスフォーデュ修道院から脱出したとの報告が来たが……。
「え?どういうことかしら?」と報告を聞いて、耳を疑うレイスリーア。
「は!リーリア・メナードと思われる人物が、アウスフォーデュ修道院の結界を全て消失して、脱獄いたしました!!」と報告する王妃の情報担当者。
「いえ、リーリアには部下を通じて、安全のため秘密裏に脱出するように指示をしてあったのだけど……。
秘密の脱出に、アウスフォーデュ修道院の結界を全部消す必要はないわよね?
しかも、それをやったのはリーリアで間違いないの?」
「はい!魔法省の調査によりますと、結界跡の魔法の残滓は、間違いなくリーリア・メナードのものと報告があがっております。
また、もしリーリア・メナード以外の者がやったとしたら、その規模の魔法が使える我が国の人物達は全員アリバイがあり、そもそもアウスフォーデュ修道院の近くにはおりませんでした。
我が国で把握できていない魔女レベルの人物がいた可能性も否定できませんが、その規模の魔法が使え、かつ、そのアウスフォーデュ修道院から姿を消したリーリア・メナードが最有力容疑者です」
「……リーリアが容疑者?」
「はい、残念ながら……。
もしリーリア・メナードがアウスフォーデュ修道院の結界を消す前の時点で罪人でなくても、アウスフォーデュ修道院の結界を全て消して、他の囚人達を逃すことになった罪は、重罪となります。
リーリア・メナードとその仲間と思われる者達以外は、もうほとんどの囚人を再逮捕いたしましたが、司法省から、既にリーリア・メナードの指名手配と逮捕状がでております」
「くっ、まるで用意してあったように動きが早いわね。
メナード公爵が今、不在のところを……。
司法省にも敵が潜んでいたのね?」
「おそらく……。
メナード公爵関係の政敵が動いた可能性もございます。
いかがいたしますか?」
「……しょうがないわ。
とりあえず、リーリアの指名手配、逮捕状は、すぐに取り下げさせるようにするわ。
まず、宰相を呼びなさい。
そして、司法省の……」と王妃がリーリアを司法に追わせないために、対策をしようとした時であった。
「大変です!
セリウス殿下が、離宮の結界を破り、アウスフォーデュ修道院に向かいました!!」とセリウスを監視している者から緊急の連絡が入った。
「な、なんてこと!」とレイスリーアは、軽くめまいがしそうであったが、そんな場合ではないと、気を振るい立たせる。
「きっとリーリアの指名手配のことを聞いてしまったのね。
すぐにセリウスを追って、確保しなさい!!」と命じて、「あと、ルクレナと一刻も早く、連絡をつけなさい!」と次々と指示をだす王妃。
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