野猿な悪役令嬢

ルナルオ

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番外編 IF 野猿な囚人 17.奇襲

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 離宮で強制的に拘束され、療養していたセリウスは、リーリアがアウスフォーデュ修道院から結界を破って脱獄したと聞いた。

(危険を感じたリーリアが、迎えを待たずに自力で脱出したのか……。
 それとも、母上の指示か?
 心配だが、リーリアの実力なら余裕で大丈夫だろうな。
 それにきっと母上の手の者が側についているだろうし、これからすぐに安全にこちらで保護すれば……)

 セリウスは、初めこそ、そう考えていた。
 王妃から、もうリーリアの冤罪が晴れていることも、一応、聞き及んでいたから、セリウスにとっても、「リーリアのアウスフォーデュ修道院からの脱獄=秘密裏の脱出」と考えていた。
 しかし、次に、リーリアがただ脱獄したのではなく、修道院の結界を全て消してしまい、多くの脱獄者を出したこともあり、重要犯罪人として逮捕状が出ていると聞いたセリウス。

「どうしてそうなった!?」と叫ぶやいなや、自分を縛める魔道具や結界を次々と粉々に打ち砕いた。

 セリウスが急いで脱出したのは、リーリアを迎えにアウスフォーデュ修道院に向かったためと思われた。
 必死でリーリアの元に行こうとしていると、周囲の者は全員そう思っていた。
 だって……

「リーリアアアアアアアアアア!」

 鬼気迫る勢いで叫びながら、離宮の騎兵隊の馬を奪い、セリウスはすごいスピードで移動していた。

 けれども、セリウスは感情があふれて雄叫びをあげる一方で、とった行動は意外と冷静であった。
 セリウスが離宮を抜けて、一番に向かった先は、アウスフォーデュ修道院ではなく、司法省である。

 ドゴンッ!
 バリーン!!

 セリウスは、面倒なセキュリティーをいっきに飛び越えて、司法省の長官室にあたる部屋のバルコニーから、部屋にかけられた防御の結界も紙のように破って、わざわざ入って行った。
 司法省にある長官室の机に座っていた男やそこで仕事をしていた文官は、突然、飛び込んできた侵入者に驚いた。

「な、何だ!?」と驚く長官室の机の男。
「ひぃー!」と同じ部屋で一緒に仕事をしていた長官の秘書と思われる文官が叫ぶ中、乱暴に侵入したセリウスはにっこりと麗しい笑みを二人に向ける。

「どうも!
 こんなところから、失礼します」

「何者だ、貴様!?
 衛兵をすぐ呼べ!」と文官へ叫ぶ男。

「おや、僕が誰かわからない?
 この国の第2王子セリウス・ランダードですが?」

「は?え?
 セ、セリウス殿下!?
 いや、まさか、偽物か?
 本物なら、こんなところから侵入するはずは……」

「いや~、本物ですよ、ダース・副・長官。
 会うのは久しぶりですね」

「で、殿下、何故、ここへ?」

「あなたこそ、何故、副長官のあなたが長官室にいるのですか?」

「……メナード長官から不在の間、代理をまかされております」と言い切るダース副長官。

 司法省の長官は、リーリアの父親であるメナード公爵が、王宮騎士団の統括と兼任している。
 現在、メナード公爵は、負傷による療養中として、王や王妃、宰相などの一部の者しかその居場所を教えずに不在にされている。
 もっともメナード公爵が不在の際は、長官の実務代理は確かに副長官だが、総責任者は宰相になっているはずである。
  
「へえ、代理ねえ……。
 それなら、別室に副長官の机があるはずだから、そこで仕事をするべきなのに、何故、わざわざ長官室で仕事を?」

「それは……」と言い詰まるダース副長官に、意地悪な笑いを浮かべるセリウス。

「確か、長官印はこの長官室から持ち出せないように魔法で縛ってあるのでしたね。
 でも、たとえ不在中に任された副長官でも勝手に長官印を押してはいけないはずでは?」

「私は長官印を、勝手になんか使用はしておりません!」

「ふーん、そうですか。
 それより、リーリアに逮捕状が出ていると聞いたから、急いでやって来たのです。
 しかも、重要犯罪人としての指名手配とは穏やかじゃないな。
 僕の大事な婚約者は、国レベルの重要人物ですよ。
 そんな人物に対して、国王直下の命令でもないのに、安易に逮捕状が出るなんてありえない事態ですよね?
 偽造の逮捕状は、司法省の高官でも重罪になりますよ」

「偽造ではございません!」

「へー。じゃあ、すぐに、その逮捕状をここに出してください。
 国王陛下から、僕はその閲覧については、既に許可をとってありますから。 
 しかし、長官であるメナード公爵不在の今、司法省のみで国管理下の重要人物の逮捕状はだせないはずでは?」

「……メナード公爵の直筆のサインと長官印で、リーリア・メナードの逮捕状はでております」と言って、ダース副長官は冷静に対応しようとしていた。

 ダース副長官は、セリウスが強引に侵入したせいで割れたガラスが飛び散り、書類がひらひら舞い散る中、部屋にはダース副長官以外にも、長官の秘書である文官も1人おり、リーリアの正式な逮捕状の原本や、それを発行するための手続き書類一式などを、部屋にいるその文官と協力して、せっせとセリウスの前に集めまとめて、素直に差し出してきた。

 もっと動揺して、取り乱し、抵抗すると思われたダース副長官が、大人しくセリウスへ必要書類を見せようとする、その落ち着いた対応を見て、セリウスはますますダース副長官への疑惑を深めた。

(ちっ、こいつ、よっぽど仕掛けに自信があるのか……。
 それなら、随分前からリーリア達を狙っていたんだな。
 この狸爺が!)

 現に、ダース副長官が涼しい顔をしている横で、もう1人の部屋にいる文官は、黒いオーラを放つセリウスに恐怖して顔を青褪めさせ、今にもぶっ倒れそうなくらい動揺していた。
 セリウスは、離宮で正気を取り戻してから、リーリアとメナード公爵に関する情報は優先的に入手していた。
 だから、今回の問題であるリーリアの逮捕状も、メナード公爵が不在なのをいいことに、このダース副長官が偽造したとセリウスは確信していた。
 そこで、奇襲をかけて、最も相手にひどい動揺やパニックを与えて煽り、ボロをださせて、早急にリーリアの逮捕状の取り下げさせることを狙って突入したが、この副長官の冷静な様子から、そう簡単にいかないことがわかった。
 
 ちなみに、セリウスが長官室に侵入したせいで、長官室の外では、衛兵達が何事かと室内に入ろうとしていた。
 それに対してセリウスは、しばらく邪魔されないために結界を築いていた。
 セリウスは、結界が破られる前に決着をつけないと、リーリアが重要犯罪人として追われる時間が長引くので、焦る気持ちがじりじりと増すのを必死に隠していた。

 渡された書類を事細かに確認するが、なかなか取り消すだけの不備が見つからないセリウス。

「これは、確かにメナード公爵からの正式な逮捕状だな……。
 だが……」と言って、考え込むセリウス。
 何度見直しても、長官のサインは間違いなく、メナード公爵のものである。
 サインの部分は、いつもより字が震えているようであるが、魔力検証しても、メナード公爵の魔力残渣である。
 あと、おかしな点といえば、発行日付がリーリアの脱獄の日よりも早いことくらいである。

「リーリアは脱獄のせいで重要犯罪人という名目で逮捕状がでたはずだが、この逮捕状の日付はリーリアが脱獄するより前の日付だぞ!
 これは逮捕状としては不備だろう?」

「いいえ。それはメナード長官がご不在になる直前に作成されたものなので、日付こそリーリア嬢が罪を犯す前の日付ですが、メナード長官は事前にこうなることを予想して、私にこの書類を託されました。
 きっとお覚悟の上だったのでしょう……」と愁傷に言ってくるダース副長官に(しらじらしい奴め!)と苛立つセリウスであった。

「そもそも、冤罪であの修道院に送られた娘の逮捕状をあのメナード公爵が作っておくはずがない。
 この逮捕状はおかしいぞ!」と怒るセリウスに、涼しい顔のままのダース副長官。

「……冤罪でリーリア嬢はアウスフォーデュ修道院送りでしたか。
 リーリア嬢をあの修道院に送ったのは、セリウス殿下自身とお伺いしておりますが?」

「何だ、ダース副長官は、逮捕状の偽造の罪で捕まる前に、不敬罪で捕まりたいのかな?」とセリウスは痛い所をつかれ、悪魔のようなひどい微笑みを返してみた。

「事実を述べたまでですよ」

 ちっと心の中で舌打ちしたセリウスは、ダース副長官を無視して、何とか書類の不備を見つけようと必死で探したが、なかなか見つからなかった。
 セリウスの焦りがさらに増した時、一緒の部屋にいた文官が、散乱した書類の整理も落ち着いたせいか、こっそり外に続く扉へ逃げようとしていることに、セリウスは気づいた。

「そういえば、あなたは確か、昔から長官つきの秘書をされていた方でしたね。
 お名前をお聞きしても?
 あと、この逮捕状の件で、ちょっとお聞きしたいことがあるのですが……」とセリウスから逃げようとする文官に話しかけた。

 密かに避難しようとしたところをセリウスから話しかけられて、その文官は「ぴゃっ」と小さく叫び声をあげたが、「は、は、はい!長官秘書で文官一等のブノワ・アドルと申します!な、何でしょうか、殿下?」とちょっと怯えながら答えた。

「ああ。アドル殿はこの逮捕状の作成の際、この場に?」

「あ、えっと、ずっとではございませんが、途中まで立ち会っておりましたが……」

「じゃあ、その時の詳しお話をしていただいても?
 ちょっとしたことでいいので、何か気になったりしたことでいいので」

「ええ、はい、かしこまりました」と答えて文官のアドルは、ちらっとダース副長官のことを見た。
 もちろんダース副長官は、無言でアドルへ余計な事を言うなというプレッシャーをかけていた。

「ダース副長官?
 部下に無駄なプレッシャーをかけないで下さい」と厳しくダース副長官を視線で抑え込み、セリウスはアドルに詳細に聞き込みを始めた。

「それでは、この日付にメナード公爵がこの書類を作成したのは間違いないですか?」

「はい、その日付で間違いないです。
 その日は、メナード長官が、なかなか勤務にいらっしゃらないと思っておりましたら、昼過ぎにこちらの長官室へダース副長官と共に来られまして、これを作成しておりました」

「他に何か、覚えていることは?
 その日はいつもと違ったのでしょう?
 たとえば、メナード公爵はその時、どういう状態だったとか?」

「ああ、そういえば、メナード長官は利き手を怪我されていて、字が書きにくそうでしたよ。
 えっと、ダース副長官がどなたにやられたお怪我かお聞きになっておりましたね。
 長官はその日、この逮捕状を作成されて、すぐにお帰りになりました」

「そうか、怪我をしていたから、この自筆のサインはいつもより震えた感じに書かれているのか。
 ん?しかし、リーリアの名前の部分には震えた感じが全くないが……」

「ああ、それは長官の自筆のサイン部分以外は、おそらくダース副長官が代筆されたのでしょう。
 いつもは私が代筆いたしますが、その日は、長官と副長官が内密にお話ながら作成しておりまして、私も別件のため途中で席を外しましたので、その逮捕状は長官と副長官が作成されております」

「ふーん。いつもと手順が違う書類ということですね。
 このリーリアの名前を書いたのはあなたですか、ダース副長官?」とダース副長官に確認をとるセリウス。

「……はい。私がその部分は長官に『娘の名前で逮捕状を書いて欲しい』と頼まれて書きました。
 でも、不備はないはずですよ?」とダース副長官がやや苛立ちながら答えた。

「へえ。このリーリアの部分は、ダース副長官、あなたの字ですか……。
 メナード公爵と筆跡がそっくりですね?
 アドル殿に聞かなければ、気づけませんでしたよ」

「そうですか?よくあることですよ」

「ふーむ、サイン以外の代筆をするのは、よくあることですか。
 なるほど……。
 でも、これでやっとわかりましたよ、ダース副長官」

「何がですか?」

「もちろん、あなたがメナード公爵を裏切って、ここにリーリアの名前を書いたことですよ」

「は?何をおっしゃっているいのですか?
 私はメナード長官を裏切っておりませんよ」

「……とぼけても無駄ですよ。
 彼が捕まえるべきと判断した『娘』というのは、リーリアではなく、養女にしたもう1人の娘アリーシアのはずです。
だって、その時点ではまだリーリアは罪人としてあの修道院にいましたから、逮捕状は必要なかったはずです。
 だから、ここに書くべき名前は、本当はアリーシア・メナードだったのですよね?」

 そう言い当てられたダース副長官は一瞬、顔をひきつらせたが、次の瞬間には冷静な顔になった。

「いいえ、違いますよ。
 リーリア・メナードと書くように言われました」とダースは言い張る。

「まだ、そんなばればれの嘘を言うのか……」とつぶやき、セリウスは深いため息をついた。

「メナード公爵に怪我をさせた犯人は、アリーシアだ。
 それで、メナード公爵は、怪我をしながらもこれ以上の被害をださないために、正式にアリーシアの逮捕状をだしたのに、あなたは密かにリーリアの名前を書いた。
 こんなこと、メナード公爵に確認すれば一発でわかるのに、リーリアの名前を書き、逮捕させてどうするつもりですか?
 それとも、怪我したメナード公爵を消すチャンスだと思って自ら暗殺者を送ったから、もうメナード公爵が戻ってこないと思って、我が物顔で長官室を使用していたのですかね。
 メナード公爵の口封じをすれば、この嘘もばれませんもんねぇ、副長官」と冷たい微笑みを浮かべ、ダースを見下すセリウス。

「あなたこそ、何を根拠におっしゃっているのでしょうか、セリウス殿下」

「うーん、まだそんなこといってくるとは面倒だな」と言って、渋い顔をするセリウス。

「はっきりさせておきましょうか、もしリーリアを犯罪者に仕立てても、僕があなたの娘なんか娶る可能性は全くないということを……。
 そして、前回の自称セリウス派事件の粛清の際、あなたが粛清から逃れたのは、メナード公爵があなたをかばったからですよ。
 だから、いまだにのうのうとここにいられたのです。
 メナード公爵が、あなたのことを友人で、娘さんは幼馴染の身分も合った男性と結婚する予定だから、娘を僕の妻にさせようなんて野心を持っていないと訴えたので、あなたは見逃したのです。
 それなのに、いまだに娘と幼馴染の結婚を認めていないそうじゃありませんか、ダース副長官。
 何のためですか?」

「ぐっ、娘の相手にはもっとふさわしい相手がいるから認めてないだけです!
 それとこの件は関係ないですよ、殿下」と痛い所を突かれたのか、顔をゆがめて答えるダース副長官に、セリウスも「あなたの娘がその幼馴染と結婚することが、本当は粛清から逃れる条件だったのをご存知なかったのですか?」と追い詰めるように尋ねる。

「な、何ですと?私がいまだに粛清対象だとおっしゃるのですか?」とひどく動揺するダース。

「そうですよ。まさか自分は旧セリウス派とのつながりをうまく隠せていると思っていたのですか?
 あなたは、前回の事件から王家には信用されておらず、下手な野心を持っていると思われているのですよ、ダース副長官。
 あなたの娘なんか、たとえ僕に婚約者がいなくても、候補にしないのに無駄な野心をお持ちとね。
 ただ、メナード公爵があなたのことを友人で有能な部下として信頼していて、あなたへの監視もすると言ったから、今まで無事にいられたのに、それを裏切るなんて、自分で自分の首を絞めてしまいましたね~」と呆れたように言うセリウスに、とうとうダースは我慢の限界に達した。

「なんだと!?私があのメナードにかばわれていただと!?
 剣の腕前だけが取り柄の癖に、あんな隣国の小娘にやられる長官も司法省にはいらないし、最も罪深いのは野猿だろう!
 あんな脳筋の娘なんか、この国から排除するべき、当然の存在だ!!
 万が一にでも、あの野猿なんかが王妃になる可能性があるなんて、この国もお終いだな。
 もし私の自慢の娘なら、美しくて賢くて、誰よりも優れているから、王妃になっても立派にやっていけるし、野猿なんか足元にも及ばない!
 それなのに、何故、私の娘が、『あなたの娘なんか』と言われないとならない!?
 私の娘こそ、王族の妃に相応しいのに!!」とつい、かっとなって本音を吐いてしまったダース副長官ははっと気づき、すぐに口を噤んだが、もう遅かった。

「おや~。これはこれは、リーリアの逮捕状を偽造した動機を、自ら白状していただき、手間が省けました~」とセリウスは、リーリアを罵ったことに対する怒りを抑え、腹黒い笑みをうかべながら、ダース副長官をすぐに拘束した。拘束の仕方がちょっとひどかったが……。

 そして、アドルへ「今回の件の、証人として証言していただきますね」と確認するセリウス。
「ひぃ!も、もちろんです!」とセリウスのいまだに放つ怒りオーラに怯えるアドル。

 もういいかと、セリウスが結界を解いたので、長官室にやっと入って来れた衛兵達は、現状に驚いていたが、アドルやセリウスから詳しい事情を聞き、ダース副長官にも事情聴取するために連行していった。
 その後、ダース副長官を調べたところ、リーリアの逮捕状があったためか、他の旧セリウス派のようにリーリアには暗殺者を送っていなかったが、メナード公爵には手練れの暗殺者を送っていることが判明し、メナード公爵の信頼は、無残にも裏切られていたことがわかった。

 セリウスは、その足ですぐに宰相の所に向かい、直に宰相へダース副長官の事情等を伝え、リーリアの罪状を取り下げる正式な手続きをするように頼んだ。
 どうやら、宰相には直接、メナード公爵からアリーシアの逮捕状の件について連絡がされており、それが脱獄に合わせてリーリアに名前が変わっていたことは、既にわかっていたようだが、誰がやったかの特定に時間がかかっていたようであった。
 それをセリウスが奇襲をかけて乗り込んだおかげで、犯人を特定できて、すぐに自白調書まで取れたことで、リーリアは囚人として追われることは、もうすぐなくなるようであった。
 こうして、セリウスは、宰相に長官ばかりか副長官まで不在になった司法省の混乱や後始末も頼み、途中で王妃の手の者に止められたが、それを振り切り、そのままリーリアの逃亡先へとすぐに向かった。
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