呼び出され勇者になりませんでした!だからぼくは女神を殺す?

伊波 深夜

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乱れ始める音

ナイフは管理しないといけませんでした

さて帰って寝よう。
「待ってください。少し聞きたいことがあります。」
セルソさんが真剣な表情で聞いてくる。
「あのナイフの切れ味どうでしたか?」
あっなんだそんなことだったのか。
焦ったよ‥‥‥あんなに真剣な顔をして僕に話しかけて来るから何か問題が落ちたのかと思ったよ。ほんとにビックリだよ。
「それならいい切れ味だったよ。さすが。切り口がきれいだったよ。ありがとう。」
「そうですか。ならよかったです。あの豚将軍をマスターが切ったのはわかりましたけどうまく出来ているのかが心配で。マスターにあわないなら作り直そうと思ったので聞きました。」
なるほど、そんなところまで心配してくれるセルソさんはさすが職人だね。作って終わりじゃないなんて。
よし、帰るか。
「待ってください。」
あっまだ何かあるんだね。
「マスターナイフは切ったあとどうしましたか?」 
「普通にそのままだよ。何も特別なことはしてないけど。どうかした?」
「そうですか。なら、少し見せてください。」
うん?何かダメだったかな?特別にすることはあるのかな?
まあ、いいや。ナイフをカバーをかけたままセルソさんに渡す。セルソさんは色んな方向から見たり触ったりしている。
「マスター血は拭きました?」
「まあ、ある程度は。」
「それではやはりナイフや剣の整備の仕方は知らないんですよね。」
やっぱり整備の方法は決まってるんだ。僕は知らないからなぁ。そんなこと。
「まあ、教えますよ。まず、最初に普通の剣やナイフはそんなに大量の人を切ることはできません。せいぜい5人6人ぐらいです。このナイフは切れ味が目的で作ってますからまあ、10人くらいは切れます。」
えっ、連続して切れないの刀での殺し合いは連続して大量の人をバッサバッサと切ってるじゃん。
「どうして連続して切ることが出来ないの?」
「それは血油が大量につくからです。そして血油がつくとだんだんと切れ味が悪くて切れなくなってきます。わかりました?」
「うん。それはわかったけどじゃあ戦争の途中に切るとどうなるの?戦争中は切れなくなると大変だけどどうするの?」
「それは戦争の剣は大体分厚くて切ることが目的より叩き割ることを目的で作ってますから。まあ、魔剣だったら剣が洗いながら戦えますよ。」
なんか、イメージと違う。普通は戦いは切ることでしょ。それが撲殺の仕合だったなんて戦いは地獄だな。
「それなら整備の仕方は?」
「終わったあとに水に濡れた布なんかで拭けばいいですよ。」
「それだと錆びない?」
「大丈夫です。完璧な錆びないようなコーティングをしています。」
おおっ、セルソさんがどや顔してくる。
これはまあ、してもいいかな。考えてやってるし。それでいいか。
「それじゃあこれからは整備するよ。じゃあ僕は帰るね。」
「はい。それじゃあ。まあ、たまに私に不具合がないか見せてください。」
「わかったよ。バイバイ。」
さて、兵士が着くのは明後日だろうし明日は何をやろう。そうだ、明日はゴブイチ君にあの水の宝玉のある遺跡について聞こう。
「マスターあそこは知りません。聞くならトップさんにでも聞いたほうがいいですよ。」
「なら、明日、会うように言っておいて。」
「わかりました。明日会うようにトップさんには言っておきます。僕も一緒にいますよ。」
「うん。いいよ。」
「それじゃあ自分で呼んでおいて忘れないように!」
うっ、1度失敗すると言われるんだな。
「あれはマスターが悪いですからね。まあ、忘れないように。それじゃあお疲れさまでした。」
「じゃあゴブイチ君もお疲れ様。バイバイ」


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