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第24章 冬がはじまるよ
第203話 探索開始
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地図で検討した結果、川沿いをある程度上り滝に出た後、戻って右俣の沢から支尾根に上る道を上って小ピークまで行き、降りてこようという話になった。
山に入るので邪魔になる大型魔法アンテナは無し。その代わり移動魔道具を持っている人は装備した状態だ。
基本的に魔獣を狩るつもりはない。それでも万が一にそなえ荷車を途中までもっていく。後はユキ先輩とミド・リーに魔獣等の確認をしてもらえば大丈夫だろう。
オマーチのミナミさんは小さめのスコップと紙製の袋、背負子を用意している。
「使えそうな植物があれば採取する予定です。今まで魔獣がいる場所で採取活動をしたことがないので楽しみです」
そのための装備だそうだ。
正面玄関から出て堰の上を歩いていく。
「熊魔獣《アナログマ》の時はここから迎え撃ったんだよね」
「あれは強かった」
確かにあれは強かった。この次はフールイ先輩とアキナ先輩に足止めをお願いして、後はシンハとヨーコ先輩に任せてしまおう。
「それでミド・リー、どうだ山の方は」
「確かに去年より多い気がするわ。でも近場に怖いのはいないし大丈夫でしょ」
「通り道近くに来そうなら適当に操作して反対方向へ誘導します」
ミド・リーにユキ先輩までいればある意味余裕な感じだ。
「なら行こうか。既に干上がった場所も出来ているしさ」
堰堤の一番奥からスロープで下に降り、満水なら水が来る場所を歩いていく。
「この辺は平らで歩きやすいな」
「昨年は泥だったけれど今年は乾いているね」
「そういえばそうですね」
6半時間程歩くと沢が流れ込んでいる場所に出た。
「荷車はここまでかな」
「ここからが本格的に山の中という感じだな」
「獣道がついているし下草も枯れているし歩きやすそうだよ」
「まず川沿いを滝までですね。ミナミさん植物の方はどうですか」
「今のところあまり面白い物は無いようです」
沢沿いの獣道を歩いていく。
「この調温服を作って正解でしたね。風が結構冷たいです」
俺達が今日着用しているアウトドアジャケット風の上着は特製だ。秋に文化祭で展示した高機能下着を改良したもので、防風、防水、調温、換気の要素が記述魔法により実現されている。薄い布地3層の張り合わせ構造で、外から見えない2層目に記述魔法がびっしり記載されているという作りだ。
おかげで着用している部分は非常に快適。着用している部分は、だけれども。
「フードを作って正解でしたね」
「顔が寒い」
「それはまあ仕方ないかな」
「でもこれは来年あたりは売れそうです」
「また儲かるのだ。ケーキを制覇するのだ」
「でもメインはタカス君ですよね」
「タカスのものは私のものなのだ」
ボスッ! 最後のはタカス君の裏拳がフルエさんにめり込んだ音。手袋をした手でやっているので威力は無い、多分。
「ユキ先輩すみません、ありがとうございます」
「いえいえどういたしまして」
ん、今のミド・リーとユキ先輩の会話は何だろう。
「この先に鹿魔獣が接近しかけたけれど、ユキ先輩が上へ誘導してくれたのよ。誘導はあまり得意じゃないから助かるわ」
「私は逆に誘導は得意ですから。代わりに感知自体はミド・リーさんの方がより遠くまでできますからよろしくお願いします」
沢沿いを歩いていく。所々凍っていたり霜がくっついていたりして全体的に白い。
それでも水量は少ないながらも流れていて、動物や魔獣等の水場になっているようだ。霜に足跡がついたりしている。
更に行くと少し水が多めの場所に出た。隅の方は凍っているけれどほとんどは水が動いているせいか凍っていない。
そこでミナミさんが立ち止まった。
「すみません。ちょっと面白いものがあったので採取します」
何だろう。ミナミさんは足場を選びながら水がある程度深い場所近くまで歩いていく。
「大丈夫ですか」
「多少濡れても熱魔法で強制乾燥させますから。それよりこのクレソン、かなり強く抗魔化しています。色々使えそうなので出来るだけこのまま採取しておきたいです」
なるほど。でも抗魔化とは何でどういう役に立つのだろう。俺自身の知識にはないので鑑定魔法でも単に『地球のオランダガラシと同系統の植物』としかわからない。
ミナミさんが10株位ポットに入れ袋に詰めて背負った後、再び歩き始める。
「その抗魔化した植物って何に使えるの?」
ミド・リーが聞いてくれた。
「このまま加工した場合は魔獣除けの製剤とか呪い解除の飲み薬等ですね。ただ今のままでは効果があまり強くないのでかなり濃縮する必要があります。ですので品種改良できないか持ち帰って試そうと思います」
「ミナミの品種改良は面白いというか凄いですよ。促成栽培と種の直接改良と一気にやりますから、普通なら十数年かかるところを数時間程度で出来ます」
うわっ。何だそのチートは!
「そうやってゴムの植物を作ったんですか」
「そうです。あれはバラモンジンというアザミに似た植物を改良して作りました。とげ等をなくし茎内部に乳液を蓄積させ短期間で太く育つようにしたものです」
「どうすれば目的の機能が得られるかってわかるんですか」
「種の中には説明しにくいですけれど植物の設計図があるんです。その中のどの部分を変えればいいかは大体わかります」
遺伝子操作をするという事か。とんでもない魔法だな、本当に。
「この前はこうやってこの辺の森とかを歩いたりしなかったな」
「そうですね。こうやって歩いてみるのも面白いです」
「ミナミさん、この辺の植物はどうですか」
「私が使える被子植物はブナだけですね。抗魔属性があるものもありますが、これなら先ほどのクレソンの方が使いやすそうです。ただこういう場所を歩くのは楽しいですね」
皆さん体力があるようだ。何事も無いように歩いている。俺は山に入った時から身体強化を使っているけれど。
また明日は動けなくなるかな。あの時の登山程きつくはないからそこまで酷くはならないかな。そんな事を思いながらついていく。
あたりは落ち葉が積もった落葉樹林。冷たい空気が程よく気持ちいい。
あとこの新開発のアウトドアジャケットは確かに優れものだ。汗を逃がす癖に寒くならない。
販売したらきっとこれも人気が出るな。見かけでは機能がわからないから最初はじわじわという感じだろうけれど。
「ブナの実が大分落ちていますね」
「でもほとんどが食べられています。小動物が多いのでしょう」
「小魔獣も探せば結構いそうですね」
「いますよ。小魔獣はこっちに向かってこないから気づかないだけで」
「いるんですか」
「鼠魔獣《ガンバ》辺りならそこここに。落ち葉の下に巣穴を作って潜っていますけれど」
そんな解説代わりの会話を聞きながら獣道を上る。
上りきったようでちょっと広い場所に出た。
「枝が多くて視界は良くないな」
「これでも葉が落ちている分見える方ですね。夏等はきっと茂っていて中も暗いと思います」
「やっぱり下草はほとんど無いね」
「小さいのも細いのもブナばかりです」
「でも鹿か何かに結構囓られているね、細いのは特に」
皆さんよく見ているな。俺は単に森だなと思う位だけれども。
「景色は今ひとつだけれどいい散歩になったな」
「空気が気持ちいいよね。寒いけれど」
そんな訳で再び来た道を戻る。下りるのは例によってあっという間。山道の入口、荷車を置いたところまでたどり着いた。
「結局使えそうな植物は1つだけだったな」
「これはなかなか良さそうです。早速色々やってみようと思います」
「魔法杖も新しいのが出来たしね」
植物の加工操作ってどんな感じなんだろう。ちょっと見てみたい。
「ところで狩りの対象になる大型魔獣はどうだった?」
「結構豊富よ。今回はユキ先輩が魔法で動かしてくれたから出会わなかっただけ。何もしなければ今のコースだと猿魔獣《ヒバゴン》2匹に鹿魔獣《チデジカ》4匹かな。ユキ先輩は猪魔獣《オツコト》も含めもっと動かしていたけれど」
「そんなにいたんですか」
「狩りの対象には困らない位にはね。これだとまた補助金全額コースかな」
「今年は少し増やしたらしいぞ」
「どれくらい?」
「焼け石に水って程度だそうだ」
「何ですかそれは」
「ここの砦の司令がそう言っていたんだ、本当に」
それも何だかなと思う。昨年狩りまくったイメージがまだ残っているのだろうか。
山に入るので邪魔になる大型魔法アンテナは無し。その代わり移動魔道具を持っている人は装備した状態だ。
基本的に魔獣を狩るつもりはない。それでも万が一にそなえ荷車を途中までもっていく。後はユキ先輩とミド・リーに魔獣等の確認をしてもらえば大丈夫だろう。
オマーチのミナミさんは小さめのスコップと紙製の袋、背負子を用意している。
「使えそうな植物があれば採取する予定です。今まで魔獣がいる場所で採取活動をしたことがないので楽しみです」
そのための装備だそうだ。
正面玄関から出て堰の上を歩いていく。
「熊魔獣《アナログマ》の時はここから迎え撃ったんだよね」
「あれは強かった」
確かにあれは強かった。この次はフールイ先輩とアキナ先輩に足止めをお願いして、後はシンハとヨーコ先輩に任せてしまおう。
「それでミド・リー、どうだ山の方は」
「確かに去年より多い気がするわ。でも近場に怖いのはいないし大丈夫でしょ」
「通り道近くに来そうなら適当に操作して反対方向へ誘導します」
ミド・リーにユキ先輩までいればある意味余裕な感じだ。
「なら行こうか。既に干上がった場所も出来ているしさ」
堰堤の一番奥からスロープで下に降り、満水なら水が来る場所を歩いていく。
「この辺は平らで歩きやすいな」
「昨年は泥だったけれど今年は乾いているね」
「そういえばそうですね」
6半時間程歩くと沢が流れ込んでいる場所に出た。
「荷車はここまでかな」
「ここからが本格的に山の中という感じだな」
「獣道がついているし下草も枯れているし歩きやすそうだよ」
「まず川沿いを滝までですね。ミナミさん植物の方はどうですか」
「今のところあまり面白い物は無いようです」
沢沿いの獣道を歩いていく。
「この調温服を作って正解でしたね。風が結構冷たいです」
俺達が今日着用しているアウトドアジャケット風の上着は特製だ。秋に文化祭で展示した高機能下着を改良したもので、防風、防水、調温、換気の要素が記述魔法により実現されている。薄い布地3層の張り合わせ構造で、外から見えない2層目に記述魔法がびっしり記載されているという作りだ。
おかげで着用している部分は非常に快適。着用している部分は、だけれども。
「フードを作って正解でしたね」
「顔が寒い」
「それはまあ仕方ないかな」
「でもこれは来年あたりは売れそうです」
「また儲かるのだ。ケーキを制覇するのだ」
「でもメインはタカス君ですよね」
「タカスのものは私のものなのだ」
ボスッ! 最後のはタカス君の裏拳がフルエさんにめり込んだ音。手袋をした手でやっているので威力は無い、多分。
「ユキ先輩すみません、ありがとうございます」
「いえいえどういたしまして」
ん、今のミド・リーとユキ先輩の会話は何だろう。
「この先に鹿魔獣が接近しかけたけれど、ユキ先輩が上へ誘導してくれたのよ。誘導はあまり得意じゃないから助かるわ」
「私は逆に誘導は得意ですから。代わりに感知自体はミド・リーさんの方がより遠くまでできますからよろしくお願いします」
沢沿いを歩いていく。所々凍っていたり霜がくっついていたりして全体的に白い。
それでも水量は少ないながらも流れていて、動物や魔獣等の水場になっているようだ。霜に足跡がついたりしている。
更に行くと少し水が多めの場所に出た。隅の方は凍っているけれどほとんどは水が動いているせいか凍っていない。
そこでミナミさんが立ち止まった。
「すみません。ちょっと面白いものがあったので採取します」
何だろう。ミナミさんは足場を選びながら水がある程度深い場所近くまで歩いていく。
「大丈夫ですか」
「多少濡れても熱魔法で強制乾燥させますから。それよりこのクレソン、かなり強く抗魔化しています。色々使えそうなので出来るだけこのまま採取しておきたいです」
なるほど。でも抗魔化とは何でどういう役に立つのだろう。俺自身の知識にはないので鑑定魔法でも単に『地球のオランダガラシと同系統の植物』としかわからない。
ミナミさんが10株位ポットに入れ袋に詰めて背負った後、再び歩き始める。
「その抗魔化した植物って何に使えるの?」
ミド・リーが聞いてくれた。
「このまま加工した場合は魔獣除けの製剤とか呪い解除の飲み薬等ですね。ただ今のままでは効果があまり強くないのでかなり濃縮する必要があります。ですので品種改良できないか持ち帰って試そうと思います」
「ミナミの品種改良は面白いというか凄いですよ。促成栽培と種の直接改良と一気にやりますから、普通なら十数年かかるところを数時間程度で出来ます」
うわっ。何だそのチートは!
「そうやってゴムの植物を作ったんですか」
「そうです。あれはバラモンジンというアザミに似た植物を改良して作りました。とげ等をなくし茎内部に乳液を蓄積させ短期間で太く育つようにしたものです」
「どうすれば目的の機能が得られるかってわかるんですか」
「種の中には説明しにくいですけれど植物の設計図があるんです。その中のどの部分を変えればいいかは大体わかります」
遺伝子操作をするという事か。とんでもない魔法だな、本当に。
「この前はこうやってこの辺の森とかを歩いたりしなかったな」
「そうですね。こうやって歩いてみるのも面白いです」
「ミナミさん、この辺の植物はどうですか」
「私が使える被子植物はブナだけですね。抗魔属性があるものもありますが、これなら先ほどのクレソンの方が使いやすそうです。ただこういう場所を歩くのは楽しいですね」
皆さん体力があるようだ。何事も無いように歩いている。俺は山に入った時から身体強化を使っているけれど。
また明日は動けなくなるかな。あの時の登山程きつくはないからそこまで酷くはならないかな。そんな事を思いながらついていく。
あたりは落ち葉が積もった落葉樹林。冷たい空気が程よく気持ちいい。
あとこの新開発のアウトドアジャケットは確かに優れものだ。汗を逃がす癖に寒くならない。
販売したらきっとこれも人気が出るな。見かけでは機能がわからないから最初はじわじわという感じだろうけれど。
「ブナの実が大分落ちていますね」
「でもほとんどが食べられています。小動物が多いのでしょう」
「小魔獣も探せば結構いそうですね」
「いますよ。小魔獣はこっちに向かってこないから気づかないだけで」
「いるんですか」
「鼠魔獣《ガンバ》辺りならそこここに。落ち葉の下に巣穴を作って潜っていますけれど」
そんな解説代わりの会話を聞きながら獣道を上る。
上りきったようでちょっと広い場所に出た。
「枝が多くて視界は良くないな」
「これでも葉が落ちている分見える方ですね。夏等はきっと茂っていて中も暗いと思います」
「やっぱり下草はほとんど無いね」
「小さいのも細いのもブナばかりです」
「でも鹿か何かに結構囓られているね、細いのは特に」
皆さんよく見ているな。俺は単に森だなと思う位だけれども。
「景色は今ひとつだけれどいい散歩になったな」
「空気が気持ちいいよね。寒いけれど」
そんな訳で再び来た道を戻る。下りるのは例によってあっという間。山道の入口、荷車を置いたところまでたどり着いた。
「結局使えそうな植物は1つだけだったな」
「これはなかなか良さそうです。早速色々やってみようと思います」
「魔法杖も新しいのが出来たしね」
植物の加工操作ってどんな感じなんだろう。ちょっと見てみたい。
「ところで狩りの対象になる大型魔獣はどうだった?」
「結構豊富よ。今回はユキ先輩が魔法で動かしてくれたから出会わなかっただけ。何もしなければ今のコースだと猿魔獣《ヒバゴン》2匹に鹿魔獣《チデジカ》4匹かな。ユキ先輩は猪魔獣《オツコト》も含めもっと動かしていたけれど」
「そんなにいたんですか」
「狩りの対象には困らない位にはね。これだとまた補助金全額コースかな」
「今年は少し増やしたらしいぞ」
「どれくらい?」
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