62 / 84
第14話 予定外の産物
61 3月の状況
しおりを挟む
ついに通貨の使用が開始となった。
とりあえずはビブラム達の対策のおかげで、混乱なく移行したようだ。
しかし初日、うどん店と醸造店が大忙しだった。
両方の店に私の顕現を出した他、ロシュとブルージュにも手伝って貰った上で、更にアルトラまで手伝いに投入。
営業が終わった1時過ぎには、もう全員がぐったり状態だ。
それでも店を閉めた後、醸造店とうどん店の全員で、うどん店の客席を使って会議を実施する。
ここにいるのは、醸造所担当がミマス、エリオラ、エイミ、カジタル、デルファの5人。
製麺所担当がクエルチェ、リーザ、ミミサ、ジョゼ、レクス
の5人で、クエルチェ以外は10代後半、レクスだけ男性だ。
これに本日の手伝いとして、
ロシュ(客が多い時は製麺所で、それ以外は醸造所)
ブルージュ(主に醸造所の会計補助)
アルトラ(主に製麺所の会計補助)
が加わっている。
「初日だからですよね、こんなに忙しかったのは」
リーザの言葉に、クエルチェがふっとため息に似た息をはいた。
「それならいいのですけれどね。この村はまだ200人ちょっとしかいないのよ。今度の雨期にはセキテツから900人来るし、島やアキヅシマから移住してくる人も増え始めている。だからこのくらいは、お手伝いの3人に来て貰わなくても何とか出来るようにしないとね」
クエルチェが言うとおり、この先人口は増えていくだろう。
ビシューからこの村へ逃げてきた人は50人を超えたし、今なら農地が手に入ると聞いてミョウドーから来た家族もいる。
クエルチェの言葉は、更に続く。
「あと醸造所の方は、生産設備を増やさないとまずい気がするわ。ミマス、今日とおなじペースで売れたら、あとどれくらいで在庫がなくなるのかしら」
2桁以上の割り算を使わなければならないから、ケカハ的には結構難しい計算だ。
しかしミマスは、既に計算していた模様。
「どれも1週間持ちません。特にお酒とミリンが心配です。ショーユやミソは1回買えば当分持つから大丈夫だと思いますけれど、お酒やミリンは飲めば終わってしまいますから」
ここで出している酒は。麦の香りがするアルコールという感じのきつい蒸留酒だ。
ほぼ蒸留したままのストレートなもので、成分調整でブレンドしたりはするけれど、寝かしたりはしていない。
ミリンは米ではなく小麦を使い、酒を入れて仕込んだもの。
だから厳密には日本のみりんと違うし、香りも違うけれど、琥珀色の甘いどろっとした液体なのは、日本のみりんと同じ。
この酒とミリンを混ぜて、水で割って、冷やして飲む。
困った事に、これがなかなかに美味い。
柑橘類を搾って加えると、もう最高。
そんな飲み方を教えてしまった私が、きっと悪いのだろう。
そういった贅沢に免疫がなかった皆様が、悲しいくらいにはまってしまった様だ。
「販売制限をつくっておいて良かったよね」
「こんなに簡単にお酒が手に入ることなんて、今まで無かったから」
これまで酒は高価で貴重だったから、普通の村人は行事等の際に1口飲めるか程度だった。
それが普通に買えるようになってしまったのだ。
もちろんアル中が増えるとまずいという事で、酒やミリンは販売制限をかけておいた。
1日に1人、規定の器1つまで。
器の大きさは1合、概ね180ml。
それでも此処で売っている酒はアルコール分がだいたい30%で、みりんは15%。
全部を1日で飲みきったら、間違いなく飲み過ぎだ。
「酒やミリンは毎日売るのではなく、何日かに1回にした方がいいかもしれないわね。それでも醸造所はもっと大きくして、人も倍くらいに増やさないと駄目だと思うわ」
「確かにクエルチェの言うとおりね」
うんうんと私も同意する。
勿論私がいれば、全在を使って瞬時に生産することも可能だ。
しかし出来ればそういったチート無し、この村の人間だけで出来るようにしたい。
魔法を使えるのがチートだという意見は聞かない方針で。
◇◇◇
一方でビシューの方は、不気味な沈黙が続いている。
キンビーラ主導による弱体化計画は、順調に進んでいるようだ。
いつもの昼食会、空は曇りで寒いので温かい肉うどん。
前にも何回か出したけれど、割と好評なので今回も登場だ。
うどんをすすりつつ、キンビーラがビシューに対しての状況を説明する。
「海を仕事とする者、例えば漁民や海運業者は、ほぼビシューから撤退した。それ以外の者も海近くに住む者は、ビシューから逃げだし始めている。
そうやって住民が他に移住しいなくなった場所のほとんどは、高波で削り取って海や島にした」
これまでにキンビーラがやった事については、報告を受けている。
○ 海から5里以内の住民に神託で避難勧告する
○ 避難・脱出に際し、妨害活動阻止の為の監視や船等の脱出手段の提供を行う
○ 食料の供与、脱出先の確保を行う
等だ。
その結果、海近くのかなりの住民を動かす事に成功したらしい。
この活動については、私も手伝っている。
主にやったのは、島の地形改変による受け入れ場所の確保作業と、受け入れた住民への魔法授与、食料の提供。
食料はケカハの村で生産したものではなく、それ以前に収納したものが主だ。
しかしすぐ食べられるような、うどん&うどんつゆセットなんてのも供与している。
援助+布教という気持ちで。
島もいくつか受け取って、ケカハの一部にした。
おかげで私の領地人口が、また千人単位で増えている。
「それでも動かないという事は、モ・トーはどうする気でしょうか」
アルツァーヤの質問に私は頷く。
私もその辺がよくわからないし、知りたいから。
キンビーラは苦い顔をしてかぶりを振った。
「私にもわからない。
戦闘を仕掛けてこないのは、私相手では神力的に勝ち目がない事がわかっているからだろう。沿岸部の住民を逃がす際にも姿を現さない。
しかしこのままでは、ビシューの力は衰える一方だ。なら交渉なり何なりしてくるのが普通だと思うのだが、それもない」
この中では一番ビシューの情報を持っているキンビーラでも、わからないようだ。
いったいモ・トーは何を考えているのだろう。
何もない事は、私にとってはいいことだろう。
しかし何かが起こるかもしれないという状態が続くのは、精神衛生的によろしくない。
とりあえずはビブラム達の対策のおかげで、混乱なく移行したようだ。
しかし初日、うどん店と醸造店が大忙しだった。
両方の店に私の顕現を出した他、ロシュとブルージュにも手伝って貰った上で、更にアルトラまで手伝いに投入。
営業が終わった1時過ぎには、もう全員がぐったり状態だ。
それでも店を閉めた後、醸造店とうどん店の全員で、うどん店の客席を使って会議を実施する。
ここにいるのは、醸造所担当がミマス、エリオラ、エイミ、カジタル、デルファの5人。
製麺所担当がクエルチェ、リーザ、ミミサ、ジョゼ、レクス
の5人で、クエルチェ以外は10代後半、レクスだけ男性だ。
これに本日の手伝いとして、
ロシュ(客が多い時は製麺所で、それ以外は醸造所)
ブルージュ(主に醸造所の会計補助)
アルトラ(主に製麺所の会計補助)
が加わっている。
「初日だからですよね、こんなに忙しかったのは」
リーザの言葉に、クエルチェがふっとため息に似た息をはいた。
「それならいいのですけれどね。この村はまだ200人ちょっとしかいないのよ。今度の雨期にはセキテツから900人来るし、島やアキヅシマから移住してくる人も増え始めている。だからこのくらいは、お手伝いの3人に来て貰わなくても何とか出来るようにしないとね」
クエルチェが言うとおり、この先人口は増えていくだろう。
ビシューからこの村へ逃げてきた人は50人を超えたし、今なら農地が手に入ると聞いてミョウドーから来た家族もいる。
クエルチェの言葉は、更に続く。
「あと醸造所の方は、生産設備を増やさないとまずい気がするわ。ミマス、今日とおなじペースで売れたら、あとどれくらいで在庫がなくなるのかしら」
2桁以上の割り算を使わなければならないから、ケカハ的には結構難しい計算だ。
しかしミマスは、既に計算していた模様。
「どれも1週間持ちません。特にお酒とミリンが心配です。ショーユやミソは1回買えば当分持つから大丈夫だと思いますけれど、お酒やミリンは飲めば終わってしまいますから」
ここで出している酒は。麦の香りがするアルコールという感じのきつい蒸留酒だ。
ほぼ蒸留したままのストレートなもので、成分調整でブレンドしたりはするけれど、寝かしたりはしていない。
ミリンは米ではなく小麦を使い、酒を入れて仕込んだもの。
だから厳密には日本のみりんと違うし、香りも違うけれど、琥珀色の甘いどろっとした液体なのは、日本のみりんと同じ。
この酒とミリンを混ぜて、水で割って、冷やして飲む。
困った事に、これがなかなかに美味い。
柑橘類を搾って加えると、もう最高。
そんな飲み方を教えてしまった私が、きっと悪いのだろう。
そういった贅沢に免疫がなかった皆様が、悲しいくらいにはまってしまった様だ。
「販売制限をつくっておいて良かったよね」
「こんなに簡単にお酒が手に入ることなんて、今まで無かったから」
これまで酒は高価で貴重だったから、普通の村人は行事等の際に1口飲めるか程度だった。
それが普通に買えるようになってしまったのだ。
もちろんアル中が増えるとまずいという事で、酒やミリンは販売制限をかけておいた。
1日に1人、規定の器1つまで。
器の大きさは1合、概ね180ml。
それでも此処で売っている酒はアルコール分がだいたい30%で、みりんは15%。
全部を1日で飲みきったら、間違いなく飲み過ぎだ。
「酒やミリンは毎日売るのではなく、何日かに1回にした方がいいかもしれないわね。それでも醸造所はもっと大きくして、人も倍くらいに増やさないと駄目だと思うわ」
「確かにクエルチェの言うとおりね」
うんうんと私も同意する。
勿論私がいれば、全在を使って瞬時に生産することも可能だ。
しかし出来ればそういったチート無し、この村の人間だけで出来るようにしたい。
魔法を使えるのがチートだという意見は聞かない方針で。
◇◇◇
一方でビシューの方は、不気味な沈黙が続いている。
キンビーラ主導による弱体化計画は、順調に進んでいるようだ。
いつもの昼食会、空は曇りで寒いので温かい肉うどん。
前にも何回か出したけれど、割と好評なので今回も登場だ。
うどんをすすりつつ、キンビーラがビシューに対しての状況を説明する。
「海を仕事とする者、例えば漁民や海運業者は、ほぼビシューから撤退した。それ以外の者も海近くに住む者は、ビシューから逃げだし始めている。
そうやって住民が他に移住しいなくなった場所のほとんどは、高波で削り取って海や島にした」
これまでにキンビーラがやった事については、報告を受けている。
○ 海から5里以内の住民に神託で避難勧告する
○ 避難・脱出に際し、妨害活動阻止の為の監視や船等の脱出手段の提供を行う
○ 食料の供与、脱出先の確保を行う
等だ。
その結果、海近くのかなりの住民を動かす事に成功したらしい。
この活動については、私も手伝っている。
主にやったのは、島の地形改変による受け入れ場所の確保作業と、受け入れた住民への魔法授与、食料の提供。
食料はケカハの村で生産したものではなく、それ以前に収納したものが主だ。
しかしすぐ食べられるような、うどん&うどんつゆセットなんてのも供与している。
援助+布教という気持ちで。
島もいくつか受け取って、ケカハの一部にした。
おかげで私の領地人口が、また千人単位で増えている。
「それでも動かないという事は、モ・トーはどうする気でしょうか」
アルツァーヤの質問に私は頷く。
私もその辺がよくわからないし、知りたいから。
キンビーラは苦い顔をしてかぶりを振った。
「私にもわからない。
戦闘を仕掛けてこないのは、私相手では神力的に勝ち目がない事がわかっているからだろう。沿岸部の住民を逃がす際にも姿を現さない。
しかしこのままでは、ビシューの力は衰える一方だ。なら交渉なり何なりしてくるのが普通だと思うのだが、それもない」
この中では一番ビシューの情報を持っているキンビーラでも、わからないようだ。
いったいモ・トーは何を考えているのだろう。
何もない事は、私にとってはいいことだろう。
しかし何かが起こるかもしれないという状態が続くのは、精神衛生的によろしくない。
65
あなたにおすすめの小説
スローライフ 転生したら竜騎士に?
梨香
ファンタジー
『田舎でスローライフをしたい』バカップルの死神に前世の記憶を消去ミスされて赤ちゃんとして転生したユーリは竜を見て異世界だと知る。農家の娘としての生活に不満は無かったが、両親には秘密がありそうだ。魔法が存在する世界だが、普通の農民は狼と話したりしないし、農家の女将さんは植物に働きかけない。ユーリは両親から魔力を受け継いでいた。竜のイリスと絆を結んだユーリは竜騎士を目指す。竜騎士修行や前世の知識を生かして物を売り出したり、忙しいユーリは恋には奥手。スローライフとはかけ離れた人生をおくります。
不倫されて離婚した社畜OLが幼女転生して聖女になりましたが、王国が揉めてて大事にしてもらえないので好きに生きます
天田れおぽん
ファンタジー
ブラック企業に勤める社畜OL沙羅(サラ)は、結婚したものの不倫されて離婚した。スッキリした気分で明るい未来に期待を馳せるも、公園から飛び出てきた子どもを助けたことで、弱っていた心臓が止まってしまい死亡。同情した女神が、黒髪黒目中肉中背バツイチの沙羅を、銀髪碧眼3歳児の聖女として異世界へと転生させてくれた。
ところが王国内で聖女の処遇で揉めていて、転生先は草原だった。
サラは女神がくれた山盛りてんこ盛りのスキルを使い、異世界で知り合ったモフモフたちと暮らし始める――――
※第16話 あつまれ聖獣の森 6 が抜けていましたので2025/07/30に追加しました。
10歳で記憶喪失になったけど、チート従魔たちと異世界ライフを楽しみます(リメイク版)
犬社護
ファンタジー
10歳の咲耶(さや)は家族とのキャンプ旅行で就寝中、豪雨の影響で発生した土石流に巻き込まれてしまう。
意識が浮上して目覚めると、そこは森の中。
彼女は10歳の見知らぬ少女となっており、その子の記憶も喪失していたことで、自分が異世界に転生していることにも気づかず、何故深い森の中にいるのかもわからないまま途方に暮れてしまう。
そんな状況の中、森で知り合った冒険者ベイツと霊鳥ルウリと出会ったことで、彼女は徐々に自分の置かれている状況を把握していく。持ち前の明るくてのほほんとしたマイペースな性格もあって、咲耶は前世の知識を駆使して、徐々に異世界にも慣れていくのだが、そんな彼女に転機が訪れる。それ以降、これまで不明だった咲耶自身の力も解放され、様々な人々や精霊、魔物たちと出会い愛されていく。
これは、ちょっぴり天然な《咲耶》とチート従魔たちとのまったり異世界物語。
○○○
旧版を基に再編集しています。
第二章(16話付近)以降、完全オリジナルとなります。
旧版に関しては、8月1日に削除予定なのでご注意ください。
この作品は、ノベルアップ+にも投稿しています。
転生したら神だった。どうすんの?
埼玉ポテチ
ファンタジー
転生した先は何と神様、しかも他の神にお前は神じゃ無いと天界から追放されてしまった。僕はこれからどうすれば良いの?
人間界に落とされた神が天界に戻るのかはたまた、地上でスローライフを送るのか?ちょっと変わった異世界ファンタジーです。
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者
哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。
何も成し遂げることなく35年……
ついに前世の年齢を超えた。
※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。
※この小説は他サイトにも投稿しています。
元勇者パーティーの雑用係だけど、実は最強だった〜無能と罵られ追放されたので、真の実力を隠してスローライフします〜
一ノ瀬 彩音
ファンタジー
元勇者パーティーで雑用係をしていたが、追放されてしまった。
しかし彼は本当は最強でしかも、真の実力を隠していた!
今は辺境の小さな村でひっそりと暮らしている。
そうしていると……?
※第3回HJ小説大賞一次通過作品です!
【完結】帝国から追放された最強のチーム、リミッター外して無双する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング2位獲得作品】
スペイゴール大陸最強の帝国、ユハ帝国。
帝国に仕え、最強の戦力を誇っていたチーム、『デイブレイク』は、突然議会から追放を言い渡される。
しかし帝国は気づいていなかった。彼らの力が帝国を拡大し、恐るべき戦力を誇示していたことに。
自由になった『デイブレイク』のメンバー、エルフのクリス、バランス型のアキラ、強大な魔力を宿すジャック、杖さばきの達人ランラン、絶世の美女シエナは、今まで抑えていた実力を完全開放し、ゼロからユハ帝国を超える国を建国していく。
※この世界では、杖と魔法を使って戦闘を行います。しかし、あの稲妻型の傷を持つメガネの少年のように戦うわけではありません。どうやって戦うのかは、本文を読んでのお楽しみです。杖で戦う戦士のことを、本文では杖士(ブレイカー)と描写しています。
※舞台の雰囲気は中世ヨーロッパ〜近世ヨーロッパに近いです。
〜『デイブレイク』のメンバー紹介〜
・クリス(男・エルフ・570歳)
チームのリーダー。もともとはエルフの貴族の家系だったため、上品で高潔。白く透明感のある肌に、整った顔立ちである。エルフ特有のとがった耳も特徴的。メンバーからも信頼されているが……
・アキラ(男・人間・29歳)
杖術、身体能力、頭脳、魔力など、あらゆる面のバランスが取れたチームの主力。独特なユーモアのセンスがあり、ムードメーカーでもある。唯一の弱点が……
・ジャック(男・人間・34歳)
怪物級の魔力を持つ杖士。その魔力が強大すぎるがゆえに、普段はその魔力を抑え込んでいるため、感情をあまり出さない。チームで唯一の黒人で、ドレッドヘアが特徴的。戦闘で右腕を失って以来義手を装着しているが……
・ランラン(女・人間・25歳)
優れた杖の腕前を持ち、チームを支える杖士。陽気でチャレンジャーな一面もあり、可愛さも武器である。性格の共通点から、アキラと親しく、親友である。しかし実は……
・シエナ(女・人間・28歳)
絶世の美女。とはいっても杖士としての実力も高く、アキラと同じくバランス型である。誰もが羨む美貌をもっているが、本人はあまり自信がないらしく、相手の反応を確認しながら静かに話す。あるメンバーのことが……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる