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名前決定・・・え?
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私は彼の名前を付けるため、色々な単語を考えたりしていた。
正直に言うと私にはネーミングセンスというものが少ししかない!(きっと少しくらいはあるはず!)
なので気に入って貰えるかわからないがとりあえずひどすぎる名前にならないように頑張るつもりである。
クロ、タイガー、ティガー、ブラック、コーヒーあっ、ついブラックコーヒーを連想してしちゃった。
とりあえず黒とかブラックとかあんまり安直すぎるものはつけたくない。
うぅーーーーん。。
黒と銀から連想できるものって言ったらなにがあるかなぁ?
黒だと夜、闇、影、暗、灰・・・くっ!私の想像力ではここが限界かぁ。
ノワール、ノーチェ、ナイト、シャドウ、・・・
銀は星、聖、光、月、月光、コイン?、って感じかな。
シルバー、ホーリー、ホーリネス、ルーナ、ニュクス・・・
なんか違うんだよなー。
んん??なんかよく考えると黒に銀って夜空に浮かぶ月みたいだなぁ。
柄的には三日月かなー?
私は三日月をイメージしてしばらくあれこれ悩んでいるとふっとある言葉を思い出した。
〝ハルヴマーン〟
前世のどこかの国で三日月という意味だったと思う。
ハルヴマーン、ハルヴマーンか・・・。
うん。なんかしっくりきた気がする。
愛称はハルヴかハルかハルヴァとかかな?
よし!これに決めた!気に入ってくれたらいいけど。
「一応考えついたわ!!
あ、でも嫌だったら言ってね!他にいい名前を考えるから。
あなたの名前、“ハルヴマーン”でどうかしら?
意味は三日月といういみなんだけれど。
あなたの色が夜空に浮かぶ月のようで綺麗だからこれにしたの。
どうかしら?」
彼はふむ。と少し顎を撫で少ししてから嬉しそうに微笑んだ。
そして、
「ああ、気に入った。
我の名は“ハルヴマーン”、この名により汝を我の契約者と認め、契約をなすものなり。
我は契約者にのみ縛られ、契約者も我のみに縛られる。我らは対等なものなり。
契約者の名はローザリン・フォールトアなり。
ここに両者の間に契約をなす!その証を与えよ!」
そう彼が、いや、ハルヴマーンが言った瞬間、部屋に風が吹き光が溢れたかと思うと、私の胸元がチクリと痛んだ。
風と光が止み、目を開けると目の前には、とても神々しいオーラに包まれた黒地に銀の模様がはいっており、背中には大きな羽がある巨大な虎がいた。
その姿は神秘的で、力は人では到底及ばないほど強いことがよくわかった。
「ハ、ハルヴマーン・・・なの、よね?」
私は彼だと頭では理解しつつも、急な展開についていけずそう質問した。
「あぁ、我だ。急なことで驚かせてしまったな。
少し待ってくれ。」
彼がそう言うと巨大な虎が消え、そこに人の姿の彼が立っていた。
「ローザリンが我に名を与えて、契約をしてくれたおかげで封印が解け、先程の本来の姿に戻ることができた。
ローザリン、ほんとに感謝するぞ。」
困惑している私を真剣な目で見て彼はそう言い、頭を下げた。
封印が解けた・・・それは喜ばしい。しかし、契約とはなんぞ?
いやいやいや!契約とか聞いてないんですけど!?
名前つける=契約て!!
あ、でもこれ異世界ものじゃ定番な話しじゃん!!
なんで忘れてたの私!!
いやいやこんなすごいのの契約者とか荷が重いんですけど!!
てか、屋敷に来てそうそうにやらかした感すごいんだけど気のせいかな?気のせいだよね!?
どうしよう!みんなになんて説明すれば!?
隠し部屋に封印されてた聖獣?神獣?的な天虎の封印を解いて契約しちゃった!テヘペロ☆ってか!?
いやむりむりむり!!
あ、これ封印解くために契約したんだよね。それなら封印もとけたし契約を解約して貰ったら解決だよね!
よし!これで行こう!というかこれしかないよね!?
「ね、ねぇ、ハルヴマーン??
いきなり名前つけたら契約とか聞いてなかったんだけど?
封印を解くためにするのなら先に説明がほしかったんだけど。
それに、封印も解けたのだから契約は解約するんだよね?」
私が焦りつつ身振り手振りそう彼に言うと、彼はキョトンとした顔をして首を傾げた。
そして、怪訝そうな顔をしながら口を開いた。
「何を言っておるのだ?
我らのようなものに名を与えそれを我らが受け入れれば契約となるのは、当たり前のことではないか。常識だろう。
こんなこと子どもでも知っておるだろう?
まぁ、我らが気に入ることが少ないのも事実だが。
それに契約をそう簡単に解ける訳がなかろう?
それでは契約の意味がない。
しかし、出来ないこともないがな。
あぁ、言っておくが我はローザリンを気に入っておるから契約を解くなんてことせぬぞ?
という訳で末永くよろしくの。ローザリン。」
・・・・・・はぁぁぁあああああああ!?!?!?
そんな常識聞いたことないんだけど!!
え?昔は常識だったの?まぢで?
・・・昔やべぇな!!てか今じゃその子どもでも知ってる常識が無くなってるレベルってどんだけ昔のことなんだよぉぉ!!!?
正直に言うと私にはネーミングセンスというものが少ししかない!(きっと少しくらいはあるはず!)
なので気に入って貰えるかわからないがとりあえずひどすぎる名前にならないように頑張るつもりである。
クロ、タイガー、ティガー、ブラック、コーヒーあっ、ついブラックコーヒーを連想してしちゃった。
とりあえず黒とかブラックとかあんまり安直すぎるものはつけたくない。
うぅーーーーん。。
黒と銀から連想できるものって言ったらなにがあるかなぁ?
黒だと夜、闇、影、暗、灰・・・くっ!私の想像力ではここが限界かぁ。
ノワール、ノーチェ、ナイト、シャドウ、・・・
銀は星、聖、光、月、月光、コイン?、って感じかな。
シルバー、ホーリー、ホーリネス、ルーナ、ニュクス・・・
なんか違うんだよなー。
んん??なんかよく考えると黒に銀って夜空に浮かぶ月みたいだなぁ。
柄的には三日月かなー?
私は三日月をイメージしてしばらくあれこれ悩んでいるとふっとある言葉を思い出した。
〝ハルヴマーン〟
前世のどこかの国で三日月という意味だったと思う。
ハルヴマーン、ハルヴマーンか・・・。
うん。なんかしっくりきた気がする。
愛称はハルヴかハルかハルヴァとかかな?
よし!これに決めた!気に入ってくれたらいいけど。
「一応考えついたわ!!
あ、でも嫌だったら言ってね!他にいい名前を考えるから。
あなたの名前、“ハルヴマーン”でどうかしら?
意味は三日月といういみなんだけれど。
あなたの色が夜空に浮かぶ月のようで綺麗だからこれにしたの。
どうかしら?」
彼はふむ。と少し顎を撫で少ししてから嬉しそうに微笑んだ。
そして、
「ああ、気に入った。
我の名は“ハルヴマーン”、この名により汝を我の契約者と認め、契約をなすものなり。
我は契約者にのみ縛られ、契約者も我のみに縛られる。我らは対等なものなり。
契約者の名はローザリン・フォールトアなり。
ここに両者の間に契約をなす!その証を与えよ!」
そう彼が、いや、ハルヴマーンが言った瞬間、部屋に風が吹き光が溢れたかと思うと、私の胸元がチクリと痛んだ。
風と光が止み、目を開けると目の前には、とても神々しいオーラに包まれた黒地に銀の模様がはいっており、背中には大きな羽がある巨大な虎がいた。
その姿は神秘的で、力は人では到底及ばないほど強いことがよくわかった。
「ハ、ハルヴマーン・・・なの、よね?」
私は彼だと頭では理解しつつも、急な展開についていけずそう質問した。
「あぁ、我だ。急なことで驚かせてしまったな。
少し待ってくれ。」
彼がそう言うと巨大な虎が消え、そこに人の姿の彼が立っていた。
「ローザリンが我に名を与えて、契約をしてくれたおかげで封印が解け、先程の本来の姿に戻ることができた。
ローザリン、ほんとに感謝するぞ。」
困惑している私を真剣な目で見て彼はそう言い、頭を下げた。
封印が解けた・・・それは喜ばしい。しかし、契約とはなんぞ?
いやいやいや!契約とか聞いてないんですけど!?
名前つける=契約て!!
あ、でもこれ異世界ものじゃ定番な話しじゃん!!
なんで忘れてたの私!!
いやいやこんなすごいのの契約者とか荷が重いんですけど!!
てか、屋敷に来てそうそうにやらかした感すごいんだけど気のせいかな?気のせいだよね!?
どうしよう!みんなになんて説明すれば!?
隠し部屋に封印されてた聖獣?神獣?的な天虎の封印を解いて契約しちゃった!テヘペロ☆ってか!?
いやむりむりむり!!
あ、これ封印解くために契約したんだよね。それなら封印もとけたし契約を解約して貰ったら解決だよね!
よし!これで行こう!というかこれしかないよね!?
「ね、ねぇ、ハルヴマーン??
いきなり名前つけたら契約とか聞いてなかったんだけど?
封印を解くためにするのなら先に説明がほしかったんだけど。
それに、封印も解けたのだから契約は解約するんだよね?」
私が焦りつつ身振り手振りそう彼に言うと、彼はキョトンとした顔をして首を傾げた。
そして、怪訝そうな顔をしながら口を開いた。
「何を言っておるのだ?
我らのようなものに名を与えそれを我らが受け入れれば契約となるのは、当たり前のことではないか。常識だろう。
こんなこと子どもでも知っておるだろう?
まぁ、我らが気に入ることが少ないのも事実だが。
それに契約をそう簡単に解ける訳がなかろう?
それでは契約の意味がない。
しかし、出来ないこともないがな。
あぁ、言っておくが我はローザリンを気に入っておるから契約を解くなんてことせぬぞ?
という訳で末永くよろしくの。ローザリン。」
・・・・・・はぁぁぁあああああああ!?!?!?
そんな常識聞いたことないんだけど!!
え?昔は常識だったの?まぢで?
・・・昔やべぇな!!てか今じゃその子どもでも知ってる常識が無くなってるレベルってどんだけ昔のことなんだよぉぉ!!!?
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