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王の翼
トムラの伝説(龍の住処)
セキリュウは他国の周辺の空を飛んでいる時、自分に好奇な目が向けられていることを感じた。トムラの国は島国である。他国とトムラは海で隔てられていて、トムラへ戦争を仕掛けるのは困難であろうが、多数の船で国を囲まれれば逃げ場がないのもまた事実である。そのことを知っているからこそ、自分がもう国にいられないと皆に伝えたのである。そのことはセキハ様もセト様もソーマもわかっていた。だからこそ、セキリュウが安心して暮らせる国にしようと考えていた。ソーマはセキリュウとの出会いをきっかけにシキと並ぶジン(王に使えるもの)の称号を得た。そしてセキハ様から龍が安心して暮らせるよう他国のものに協力を得る役割を命じられた。
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