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ギルド
スキルの謎
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自動手順ってなんだろう?
YESかNO……選べるらしいけど、これってどうしたらいいの?
ふむ、とぼくが悩んでいるとソロソロとレオが触手を伸ばして、半透明な画面を勝手に操作しようとするのが視界に入った。
ガツッと両手でレオの触手を掴む。
嫌がってうにょんうにょんと左右に揺れるレオに、ぼくは顔を顰めてみせる。
「ダメだよ、勝手に触っちゃ。昨日のこと、忘れたの?」
ぼく、本当に心配したんだよ。
勝手にぼくのスキルを利用して煙突掃除なんてして!
レオはぼくが怒っていると思ったのか、伸ばしていた触手をシュルルンと自分の体にしまって、キュッウと体を縮こませた。
さて、では落ち着いて半透明な画面をよく見てみよう。
なんか、右上端がピコンピコン点滅しているんだよね。
よぉぉく見てみると、四角い小さい枠の中に本を開いたような絵が描いてあって、それが点滅しているみたいだ。
「なんだろう?」
恐る恐る人差し指で、その絵に触れてみる。
ピッ!
「うわっ」
触った感触は何もなかったのに、短く高い音が鳴って驚いた!
「あれ? もう一個画面が出てきたよ」
元々あった半透明な画面の上に少し小さめな画面が出てきた。
「あ、トマト煮込みがある。あとは……」
画面には、さっきの<リクエスト>に応えた料理レシピが三品分載っていた。
「なになに……。もっとレシピが見たい場合は下矢印を選択してください、載っていないレシピが欲しい場合は、スキルのレベルを上げてください」
下矢印の印をポチっと押すと、朝のようにものすごい量の文字の羅列が出てくるかもしれないから、今は押さないでおこう。
載っていないレシピを作りたいと思うかどうか別にして、ぼくにはそんな料理の知識なんてないから普通の家庭料理で充分だ。
「だから、レベルは上げなくてもいいかな? 上げ方もわからないし」
あはははとレオに向けて笑ってみせると、レオが体の左右から触手を出して上に力強く突き上げる。
「ええーっ。それはなに?」
なんか……とっても不愉快そうなジェスチャーだ。
「あ、もしかして、レベルを上げろってこと?」
ぼくの言葉にレオはこくんと頷くように体を前後に大きく揺らした。
「んー。でもなぁ……あ、そうか」
オスカーさんは貴族の、しかも侯爵家という高位貴族の出身だった。
ぼくは家庭料理で大満足だけど、オスカーさんには物足りないかもしれない。
「そ、そうだね! オスカーさんに恩返しするためにもレベルを上げて高級料理を作って食べてもらわないとね!」
レシピがわかっただけで作れるものじゃないし、高級料理に使われる高級素材を調達できるギルドへ成長できるのかもわからないけど。
「まあ、レベルを上げるのは、おいおいで」
えへへと笑ってごまかして、ぼくは画面に映し出された三品の料理を確認する。
「お肉とトマトの煮込みとトマトとお肉のグリル……ミートボールのトマト煮が美味しそう」
料理名の箇所を人差し指で触れると「ピッ!」と高い音が鳴って、シュンと後から出ていた画面が消える。
<リクエスト>ミートボールのトマト煮
料理手順を自動で行いますか? [YESorNO]
そして伸ばされるレオのいたずらな触手をパシッと掴む。
「まだだよ、レオ」
さっき選んだ四角い枠の本の絵、その隣にも四角い枠に囲まれた「?」の文字。
ゴクリ。
ぼくは慎重にその文字に触れた。
ピッ!
夕食の食材を前に、ぼくはテーブルに肘をつき両手の指を組んで考えていた。
ぼくのスキル『異世界レシピ』って、もしかしてとんでもないスキルなのでは?
「?」の文字に触れて出てきたもうひとつの半透明な画面には、この『異世界レシピ』の大まかな説明書きがあった。
いわゆる「異世界」で使用されている「レシピ」がわかるスキルなんだけど、知識だけじゃなく実践のサポートもしてくれているのは、ぼくが『器用貧乏』のスキルを持っているから、らしい。
本来、「知識」だけでは活かせないあれやこれやを、ぼくの『器用貧乏』はほどほどの技術ラインでこなすことができる。
「うーん」
この世界では「ハズレ」と揶揄されるスキルだけど、この『異世界レシピ』スキルのおかげでそこそこグレードアップしているらしい。
しかもレベルを上げれば、もっともっと難度の高いこともできるようになる……らしい。
チラッと足元で大人しくしているレオを見る。
水色スライムのレオが、水魔法を炸裂したり火と水の混合魔法を操ったりしていたのも、このぼくのスキルの能力……らしい。
本人には、サッパリわからない能力で使いこなしている実感が微塵もないけど。
それよりも……。
「なんだろう、この和・洋・中・エスニック・スイーツの選択って」
表示されるレシピは簡易版とやらを選択したので、最初に出るのはだいたい五種類までとなり、膨大な文字の羅列で目を回す危険からは回避されました。
でも、その料理のジャンルが選べるらしいんだけど、スイーツ以外の意味がわからない。
「あと、おすすめと季節の料理とランキング? なんなのこれ」
ジャンル以外にも選べるのは、おすすめ料理と季節の食材を使った料理とランキング……順位? 誰の順位?
「まさか、スキルが順位付けてるんじゃないよね?」
なにそれ、胡散臭い! 自分のスキルなのに、詐欺師くさい!
「……べ、別に選ばなくてもスキルは使えるしいいや。これとこれだけ使おう」
ポチポチッと悩みながらも選んだのは、「食材から選択」「調味料探査」という項目。
食材からは、さっき実践したみたいに使いたい食材を並べてレシピをピックアップしてもらう機能。
あとは、調味料、または調味料の原材料になる素材があった場合、教えてくれる機能。
「ふむ。とりあえずは今ある調味料を把握しないとダメなのか」
重い腰を上げてゴソゴソと貯蔵庫や冷箱を漁って、調味料を作業台に並べる。
「あー、オスカーさんにワインを買ってもらおう。煮込み系にはワインが必要だし」
そもそも、ここが冒険者ギルドとして運営していくならお肉の消費が激しいだろうし、そうなったら赤ワインは絶対だよね!
ひととおり並んだ調味料のどこに反応したのか知らないが、「ピピッ!」と鳴ったと思ったらシュンとカード大のサイズの画面が身の前に飛び出してきた。
「わっ! え、なになに。調味料インプット完了。……うーん、わからない」
本当に自分のスキルなのに、ちっともわからないよね!
乾いた笑いを浮かべながら、出した調味料を一つ一つしまっているぼくの目を盗んでレオは密やかに動いていた。
「あっ!」
気づいたときには手遅れ。
料理手順を自動で行いますか? [YESorNO]
「YES」に触手をバシンと叩きつけていた。
「レーオーッ!」
その瞬間のぼくの手と足が何かに乗っ取られたように、勝手に動き出したんだ!
わーっ! たーすーけーてー! オスカーさん!
YESかNO……選べるらしいけど、これってどうしたらいいの?
ふむ、とぼくが悩んでいるとソロソロとレオが触手を伸ばして、半透明な画面を勝手に操作しようとするのが視界に入った。
ガツッと両手でレオの触手を掴む。
嫌がってうにょんうにょんと左右に揺れるレオに、ぼくは顔を顰めてみせる。
「ダメだよ、勝手に触っちゃ。昨日のこと、忘れたの?」
ぼく、本当に心配したんだよ。
勝手にぼくのスキルを利用して煙突掃除なんてして!
レオはぼくが怒っていると思ったのか、伸ばしていた触手をシュルルンと自分の体にしまって、キュッウと体を縮こませた。
さて、では落ち着いて半透明な画面をよく見てみよう。
なんか、右上端がピコンピコン点滅しているんだよね。
よぉぉく見てみると、四角い小さい枠の中に本を開いたような絵が描いてあって、それが点滅しているみたいだ。
「なんだろう?」
恐る恐る人差し指で、その絵に触れてみる。
ピッ!
「うわっ」
触った感触は何もなかったのに、短く高い音が鳴って驚いた!
「あれ? もう一個画面が出てきたよ」
元々あった半透明な画面の上に少し小さめな画面が出てきた。
「あ、トマト煮込みがある。あとは……」
画面には、さっきの<リクエスト>に応えた料理レシピが三品分載っていた。
「なになに……。もっとレシピが見たい場合は下矢印を選択してください、載っていないレシピが欲しい場合は、スキルのレベルを上げてください」
下矢印の印をポチっと押すと、朝のようにものすごい量の文字の羅列が出てくるかもしれないから、今は押さないでおこう。
載っていないレシピを作りたいと思うかどうか別にして、ぼくにはそんな料理の知識なんてないから普通の家庭料理で充分だ。
「だから、レベルは上げなくてもいいかな? 上げ方もわからないし」
あはははとレオに向けて笑ってみせると、レオが体の左右から触手を出して上に力強く突き上げる。
「ええーっ。それはなに?」
なんか……とっても不愉快そうなジェスチャーだ。
「あ、もしかして、レベルを上げろってこと?」
ぼくの言葉にレオはこくんと頷くように体を前後に大きく揺らした。
「んー。でもなぁ……あ、そうか」
オスカーさんは貴族の、しかも侯爵家という高位貴族の出身だった。
ぼくは家庭料理で大満足だけど、オスカーさんには物足りないかもしれない。
「そ、そうだね! オスカーさんに恩返しするためにもレベルを上げて高級料理を作って食べてもらわないとね!」
レシピがわかっただけで作れるものじゃないし、高級料理に使われる高級素材を調達できるギルドへ成長できるのかもわからないけど。
「まあ、レベルを上げるのは、おいおいで」
えへへと笑ってごまかして、ぼくは画面に映し出された三品の料理を確認する。
「お肉とトマトの煮込みとトマトとお肉のグリル……ミートボールのトマト煮が美味しそう」
料理名の箇所を人差し指で触れると「ピッ!」と高い音が鳴って、シュンと後から出ていた画面が消える。
<リクエスト>ミートボールのトマト煮
料理手順を自動で行いますか? [YESorNO]
そして伸ばされるレオのいたずらな触手をパシッと掴む。
「まだだよ、レオ」
さっき選んだ四角い枠の本の絵、その隣にも四角い枠に囲まれた「?」の文字。
ゴクリ。
ぼくは慎重にその文字に触れた。
ピッ!
夕食の食材を前に、ぼくはテーブルに肘をつき両手の指を組んで考えていた。
ぼくのスキル『異世界レシピ』って、もしかしてとんでもないスキルなのでは?
「?」の文字に触れて出てきたもうひとつの半透明な画面には、この『異世界レシピ』の大まかな説明書きがあった。
いわゆる「異世界」で使用されている「レシピ」がわかるスキルなんだけど、知識だけじゃなく実践のサポートもしてくれているのは、ぼくが『器用貧乏』のスキルを持っているから、らしい。
本来、「知識」だけでは活かせないあれやこれやを、ぼくの『器用貧乏』はほどほどの技術ラインでこなすことができる。
「うーん」
この世界では「ハズレ」と揶揄されるスキルだけど、この『異世界レシピ』スキルのおかげでそこそこグレードアップしているらしい。
しかもレベルを上げれば、もっともっと難度の高いこともできるようになる……らしい。
チラッと足元で大人しくしているレオを見る。
水色スライムのレオが、水魔法を炸裂したり火と水の混合魔法を操ったりしていたのも、このぼくのスキルの能力……らしい。
本人には、サッパリわからない能力で使いこなしている実感が微塵もないけど。
それよりも……。
「なんだろう、この和・洋・中・エスニック・スイーツの選択って」
表示されるレシピは簡易版とやらを選択したので、最初に出るのはだいたい五種類までとなり、膨大な文字の羅列で目を回す危険からは回避されました。
でも、その料理のジャンルが選べるらしいんだけど、スイーツ以外の意味がわからない。
「あと、おすすめと季節の料理とランキング? なんなのこれ」
ジャンル以外にも選べるのは、おすすめ料理と季節の食材を使った料理とランキング……順位? 誰の順位?
「まさか、スキルが順位付けてるんじゃないよね?」
なにそれ、胡散臭い! 自分のスキルなのに、詐欺師くさい!
「……べ、別に選ばなくてもスキルは使えるしいいや。これとこれだけ使おう」
ポチポチッと悩みながらも選んだのは、「食材から選択」「調味料探査」という項目。
食材からは、さっき実践したみたいに使いたい食材を並べてレシピをピックアップしてもらう機能。
あとは、調味料、または調味料の原材料になる素材があった場合、教えてくれる機能。
「ふむ。とりあえずは今ある調味料を把握しないとダメなのか」
重い腰を上げてゴソゴソと貯蔵庫や冷箱を漁って、調味料を作業台に並べる。
「あー、オスカーさんにワインを買ってもらおう。煮込み系にはワインが必要だし」
そもそも、ここが冒険者ギルドとして運営していくならお肉の消費が激しいだろうし、そうなったら赤ワインは絶対だよね!
ひととおり並んだ調味料のどこに反応したのか知らないが、「ピピッ!」と鳴ったと思ったらシュンとカード大のサイズの画面が身の前に飛び出してきた。
「わっ! え、なになに。調味料インプット完了。……うーん、わからない」
本当に自分のスキルなのに、ちっともわからないよね!
乾いた笑いを浮かべながら、出した調味料を一つ一つしまっているぼくの目を盗んでレオは密やかに動いていた。
「あっ!」
気づいたときには手遅れ。
料理手順を自動で行いますか? [YESorNO]
「YES」に触手をバシンと叩きつけていた。
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その瞬間のぼくの手と足が何かに乗っ取られたように、勝手に動き出したんだ!
わーっ! たーすーけーてー! オスカーさん!
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