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運命の鐘を鳴らしましょう
ベルナール様のことを考えました
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「ヴィーさん・・・あなたって人は、どこに行っても騒ぎを起こして・・・」
高級商店街に買い物に行ってビーストと遭遇して倒して、クリストフさんの正体とベルナール様とのご対面まで説明したら、この第一声だよ。
ちょっと、セヴラン!
まるで私が好き好んで、ビーストとか問題事と接触しているみたいに言わないで!
本当に商店街は大変だったし、あいつが魔力暴走で自爆しなかったら、私のチート能力が火を噴くところだったんだから。
「それよりも、クリストフだよ。王族なんてな・・・」
リュシアンがポテトチップスを食べながら、ちょっと遠い目をした。
そうよね、王族に対する態度じゃなかったもんね、アンタ。
「・・・不敬罪」
「やめろ!知らなかったんだからしょうがないだろー!」
私たちは知らなかったけど、アルベールは知ってたわよ、絶対。
「そう言えばアンティーブ国の王族がライオン族ってふたりとも知らなかったの?」
私の質問にふたりは顔を見合わせた後、ブンブンと頭を振った。
「いや、アンティーブ国で冒険者稼業もしていたが、そもそも王族なんぞ知らなくても依頼は受けられるし、せいぜい下級貴族と知り合うぐらいだったな・・・」
「私は勤めていた商会が連合国とミュールズ国のみの営業でしたし、アンティーブ国とは因縁がありましたので足を運んだこともないです」
たぶんミュールズ国の孤児院で育ったルネも、白虎族が治める小国しか知らないリオネルも知らなかったよね?
「じゃあ・・・リシュリュー辺境伯の人たちは知っていたのかな?」
ライオン族・・・こちらでは獅子族って呼ばれている獣人がアンティーブ国の王族だって。
知っていたら、亜人奴隷として連れて来られたベルナール様のお母様の出自に気づくだろうし、生まれたベルナール様だってトゥーロン王国で隠して育てるよりアンティーブ国へ逃がすとか・・・。
「・・・たぶん、辺境伯なんて身分だし、あそこのどっかの地方代官やってた、レ・・・レイモン?みたいなずる賢い奴は知ってたんじゃねぇか?」
リュシアンのレイモン様の評価が酷い・・・。
いや、あの人は狸で狐で腹黒でドSだと、私は知っている!
「じゃあ、ベルナール様は自分がアンティーブ国の王族の血を引いているって知ってたのかしら?」
こてんと首を傾げてみせる。
そして、ここアンティーブ国になぜかヴィクトル兄様と一緒に居るベルナール様。
本当に、何をしにアンティーブ国へ来たのだろうか?
「それは、やっぱり・・・トゥーロン王国への助力では?ヴィクトル殿下はザンマルタン派を倒して、ご自分が王位に就くつもりではないでしょうか?」
そうよねぇ。
あのバカなユベール王子やエロイーズ姫に国を任してたら、あっという間に破綻するわよ。
亜人たちにとっては、トゥーロン王国なんて滅んでしまえと思うだろうけど、国ひとつが滅ぶって周りにどんな悪影響を及ぼすか分からんしなぁ。
「なんで、アンティーブ国に?トゥーロン王国といえば亜人奴隷商の親玉だろ?アンティーブ国が助力するわけないだろう?ヴィクトル殿下が王宮に行ったら問答無用で処刑されるぞ?」
それも、そうよねぇ。
ヴィクトル兄様がトゥーロン王国で亜人奴隷解放を行っていたなんて知らないだろうし、知ってたとしてもトゥーロン王国の悪名が許されるわけじゃないもの。
「そこのところを王族でもあるベルナール様が執り成して、ヴィクトル殿下を旗頭にトゥーロン王国へ攻め入るのでは?」
「はぁ?無理だろうよ。今までだってアンティーブ国はトゥーロン王国を攻めようとしてたはずだぜ。亜人奴隷で一番の被害を被ったのはアンティーブ国だからな。でも・・・トゥーロン王国とアンティーブ国の間にはミュールズ国があるじゃねぇか」
そう、アンティーブ国が大軍を有する強国だったとしても、トゥーロン王国の前にミュールズ国とぶつかるのは不利だ。
ミュールズ国は建前上、トゥーロン王国に対して慈悲を示して支援している公明正大な国と認識されている。
トゥーロン王国を攻めるアンティーブ国が、そのミュールズ国に武力でもって対抗したら、何も知らない他の国の上層部はアンティーブ国と距離を置くことになるかもしれない。
それでも戦えばミュールズ国を抑えてアンティーブ国が進軍できるだろうけど、かなりの兵力をそこで落とすことになる。
そして、トゥーロン王国の軍事力は、リシュリュー辺境伯ぐらいしかマトモなのは無いけど、それこそ亜人奴隷がいる。
「無理、勝てない。兵力も問題だけど、奴隷に身を堕とした同朋を解放するためと言って、攻撃できる者は少ないでしょう」
なかには、心を鬼にして剣を振るうかもしれないけど・・・戦いの後の兵士の精神は疲弊して元に戻らないかもしれないわ・・・。
「でも、今なら王宮の亜人奴隷は解放したし、個人所有の奴隷だけだろう?あそこの貴族なら戦力として国に差し出す前に、手前の護衛として連れて他国へ逃げるんじゃないか?」
「あー、その可能性は高いかも」
でも逃げた所でトゥーロン王国に友好な国はどこにもない・・・。
「・・・帝国に逃げるぐらいね」
でも帝国は、皇帝の座を争う内戦状態・・・詰んでるわー。
「チャンスなんでは?アンティーブ国に元々の悪党はミュールズ国であることを進言して抑えてもらって、精鋭軍でトゥーロン王国へ攻め入って、リシュリュー辺境伯やイザックたち亜人奴隷解放軍と合流すれば・・・」
「それは興味のある見解なんだけど、問題は2つあるわ」
私は指をピースの形に2本立ててみせた。
「まずひとつは、私たちにその戦争のことに首を突っ込む必要はないってこと。むしろ突っ込んだら、私まで巻き込まれるじゃないの!なんのために逃避行してきたのよ」
ここまで来て「ふりだしに戻れ」って、ボードゲームじゃないのよ、私の人生は!
リュシアンとセヴランも、ちょっと驚いて目を大きく見開いているけど・・・、え?トゥーロン王国に戻るつもりなの?
ふたり、激しく頭を左右に振る。
「・・・もうひとつは・・・なんですか?」
私はポテトチップスをひとつ摘まんで、パリッと噛む。
「・・・ベルナール様がトゥーロン王国のために何かをする人じゃないし、彼はリシュリュー辺境伯に対しても一線引いている。ましてやヴィクトル兄様の復権のためにアンティーブ国までわざわざ来ないわよ」
コクリとお茶をひと口。
「・・・反対に自分がアンティーブ国に来るために、ヴィクトル兄様を利用したんじゃないかしら?」
ベルナール様って、とっても性格が捻くれているのよ?
あれ、知らなかったの?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ベルナールの設定が初期設定と違ってます。
すみません。直したいのですが最終部に向かってとりあえず書いて書いて走り抜けたいので、お見逃しください。
前)リシュリュー辺境伯伯爵・オルタンス辺境伯夫人
現)リシュリュー前辺境伯・オルタンス前辺境伯夫人
前)リシュリュー辺境伯長男 ベルナール
現)リシュリュー前辺境伯長男の遺児 ベルナール リシュリュー辺境伯の甥
レイモン氏がリシュリュー前辺境伯の三男になります。
最終回まで書いたら、徐々に直します。
本当に、ごめんなさい。
高級商店街に買い物に行ってビーストと遭遇して倒して、クリストフさんの正体とベルナール様とのご対面まで説明したら、この第一声だよ。
ちょっと、セヴラン!
まるで私が好き好んで、ビーストとか問題事と接触しているみたいに言わないで!
本当に商店街は大変だったし、あいつが魔力暴走で自爆しなかったら、私のチート能力が火を噴くところだったんだから。
「それよりも、クリストフだよ。王族なんてな・・・」
リュシアンがポテトチップスを食べながら、ちょっと遠い目をした。
そうよね、王族に対する態度じゃなかったもんね、アンタ。
「・・・不敬罪」
「やめろ!知らなかったんだからしょうがないだろー!」
私たちは知らなかったけど、アルベールは知ってたわよ、絶対。
「そう言えばアンティーブ国の王族がライオン族ってふたりとも知らなかったの?」
私の質問にふたりは顔を見合わせた後、ブンブンと頭を振った。
「いや、アンティーブ国で冒険者稼業もしていたが、そもそも王族なんぞ知らなくても依頼は受けられるし、せいぜい下級貴族と知り合うぐらいだったな・・・」
「私は勤めていた商会が連合国とミュールズ国のみの営業でしたし、アンティーブ国とは因縁がありましたので足を運んだこともないです」
たぶんミュールズ国の孤児院で育ったルネも、白虎族が治める小国しか知らないリオネルも知らなかったよね?
「じゃあ・・・リシュリュー辺境伯の人たちは知っていたのかな?」
ライオン族・・・こちらでは獅子族って呼ばれている獣人がアンティーブ国の王族だって。
知っていたら、亜人奴隷として連れて来られたベルナール様のお母様の出自に気づくだろうし、生まれたベルナール様だってトゥーロン王国で隠して育てるよりアンティーブ国へ逃がすとか・・・。
「・・・たぶん、辺境伯なんて身分だし、あそこのどっかの地方代官やってた、レ・・・レイモン?みたいなずる賢い奴は知ってたんじゃねぇか?」
リュシアンのレイモン様の評価が酷い・・・。
いや、あの人は狸で狐で腹黒でドSだと、私は知っている!
「じゃあ、ベルナール様は自分がアンティーブ国の王族の血を引いているって知ってたのかしら?」
こてんと首を傾げてみせる。
そして、ここアンティーブ国になぜかヴィクトル兄様と一緒に居るベルナール様。
本当に、何をしにアンティーブ国へ来たのだろうか?
「それは、やっぱり・・・トゥーロン王国への助力では?ヴィクトル殿下はザンマルタン派を倒して、ご自分が王位に就くつもりではないでしょうか?」
そうよねぇ。
あのバカなユベール王子やエロイーズ姫に国を任してたら、あっという間に破綻するわよ。
亜人たちにとっては、トゥーロン王国なんて滅んでしまえと思うだろうけど、国ひとつが滅ぶって周りにどんな悪影響を及ぼすか分からんしなぁ。
「なんで、アンティーブ国に?トゥーロン王国といえば亜人奴隷商の親玉だろ?アンティーブ国が助力するわけないだろう?ヴィクトル殿下が王宮に行ったら問答無用で処刑されるぞ?」
それも、そうよねぇ。
ヴィクトル兄様がトゥーロン王国で亜人奴隷解放を行っていたなんて知らないだろうし、知ってたとしてもトゥーロン王国の悪名が許されるわけじゃないもの。
「そこのところを王族でもあるベルナール様が執り成して、ヴィクトル殿下を旗頭にトゥーロン王国へ攻め入るのでは?」
「はぁ?無理だろうよ。今までだってアンティーブ国はトゥーロン王国を攻めようとしてたはずだぜ。亜人奴隷で一番の被害を被ったのはアンティーブ国だからな。でも・・・トゥーロン王国とアンティーブ国の間にはミュールズ国があるじゃねぇか」
そう、アンティーブ国が大軍を有する強国だったとしても、トゥーロン王国の前にミュールズ国とぶつかるのは不利だ。
ミュールズ国は建前上、トゥーロン王国に対して慈悲を示して支援している公明正大な国と認識されている。
トゥーロン王国を攻めるアンティーブ国が、そのミュールズ国に武力でもって対抗したら、何も知らない他の国の上層部はアンティーブ国と距離を置くことになるかもしれない。
それでも戦えばミュールズ国を抑えてアンティーブ国が進軍できるだろうけど、かなりの兵力をそこで落とすことになる。
そして、トゥーロン王国の軍事力は、リシュリュー辺境伯ぐらいしかマトモなのは無いけど、それこそ亜人奴隷がいる。
「無理、勝てない。兵力も問題だけど、奴隷に身を堕とした同朋を解放するためと言って、攻撃できる者は少ないでしょう」
なかには、心を鬼にして剣を振るうかもしれないけど・・・戦いの後の兵士の精神は疲弊して元に戻らないかもしれないわ・・・。
「でも、今なら王宮の亜人奴隷は解放したし、個人所有の奴隷だけだろう?あそこの貴族なら戦力として国に差し出す前に、手前の護衛として連れて他国へ逃げるんじゃないか?」
「あー、その可能性は高いかも」
でも逃げた所でトゥーロン王国に友好な国はどこにもない・・・。
「・・・帝国に逃げるぐらいね」
でも帝国は、皇帝の座を争う内戦状態・・・詰んでるわー。
「チャンスなんでは?アンティーブ国に元々の悪党はミュールズ国であることを進言して抑えてもらって、精鋭軍でトゥーロン王国へ攻め入って、リシュリュー辺境伯やイザックたち亜人奴隷解放軍と合流すれば・・・」
「それは興味のある見解なんだけど、問題は2つあるわ」
私は指をピースの形に2本立ててみせた。
「まずひとつは、私たちにその戦争のことに首を突っ込む必要はないってこと。むしろ突っ込んだら、私まで巻き込まれるじゃないの!なんのために逃避行してきたのよ」
ここまで来て「ふりだしに戻れ」って、ボードゲームじゃないのよ、私の人生は!
リュシアンとセヴランも、ちょっと驚いて目を大きく見開いているけど・・・、え?トゥーロン王国に戻るつもりなの?
ふたり、激しく頭を左右に振る。
「・・・もうひとつは・・・なんですか?」
私はポテトチップスをひとつ摘まんで、パリッと噛む。
「・・・ベルナール様がトゥーロン王国のために何かをする人じゃないし、彼はリシュリュー辺境伯に対しても一線引いている。ましてやヴィクトル兄様の復権のためにアンティーブ国までわざわざ来ないわよ」
コクリとお茶をひと口。
「・・・反対に自分がアンティーブ国に来るために、ヴィクトル兄様を利用したんじゃないかしら?」
ベルナール様って、とっても性格が捻くれているのよ?
あれ、知らなかったの?
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ベルナールの設定が初期設定と違ってます。
すみません。直したいのですが最終部に向かってとりあえず書いて書いて走り抜けたいので、お見逃しください。
前)リシュリュー辺境伯伯爵・オルタンス辺境伯夫人
現)リシュリュー前辺境伯・オルタンス前辺境伯夫人
前)リシュリュー辺境伯長男 ベルナール
現)リシュリュー前辺境伯長男の遺児 ベルナール リシュリュー辺境伯の甥
レイモン氏がリシュリュー前辺境伯の三男になります。
最終回まで書いたら、徐々に直します。
本当に、ごめんなさい。
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