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皇帝に頭を叩かれ
マクシミリアンは落ち着いた
アーネストが恐怖を抱い瞳はいつもの
色を取り戻した
カスタル公爵から
ミリアとレオン・ト・バルシールと
婚約する報告を受けたのは
昨日のお昼だった
もちろん大臣たちは大慌てに
誰がマクシミリアンに
ミリアの報告をするか
深夜に及ぶ会議の末に
ともに魔物退治に行った
ハシム将軍が行く事になった
ハシム将軍が
ミリアとレオンの婚約を伝えると
力を暴走させ
執務室はぐっちゃぐっちゃになった
文官に報告を受けた皇帝が執務室に来た
「まったく、いずれはわかっていた事だろう
なぜに力を抑えられず暴走させる」
「…申し訳ありません」
「いいか、マクシミリアン
部屋は自分で直しなさい」
「父上!ミリアの婚約は」
「認めたよ、なんにも問題ないからね
それにミリアが同国の貴族と結婚して
公爵位を継ぐなら
帝国に取ってもいい」
「わたしは認めません!
ミリアは聖女です!」
「だからだ
聖女だからこそ
権力で縛ってはいけない
ミリアを縛って帝国から逃げられたら
どうする?
どの国も聖女はほしい
ミリアが助けを求めればどの国も手を貸す」
「わたしがいます!」
「マクシミリアン、君はこの国の皇太子で
聖人だ、それでもそんな事を言うのか?」
「…」
「個人の感情で動くな、ましてや聖人の力を個人の感情で使うな
それは神を冒涜し帝国を衰退させる
マクシミリアン、君が滅びるのは構わない
だか帝国の何の罪もない民たちを巻き込むな
わかったか?」
「…はい」
「なら、執務室を明日の夕刻まで片付けるように
ハシム、すまないな、わが息子が」
ハシム将軍は立ち上がり
苦笑いしながら
「いやいや、びっくりしてコケただけですよ」
「明日まで休みを与える」
「ありがとうございます、では皇太子
行きますね」
「ハシムすまなかった」
「頑張って片付けてください」
皇帝と将軍、騎士がいなくなった室内には
マクシミリアンとアーネストだけになった
アーネストは
マクシミリアンとミリアが結婚すると思ってたし
きっと帝国内の全国民が思っていたで
願っていた
聖人と聖女の結婚を
だから、アーネストは少しだけショックだったし
先程のマクシミリアンの姿もショックだった
だからと言ってマクシミリアンの元は離れない
笑顔でマクシミリアンを見る
「皇太子様、片付けましょうか」
部外者のアーネストでもショックを受けたわけだから
当事者のマクシミリアンはなおさらだろう
「世話をかける」
「大丈夫ですよ、まずは昼食食べるスペースから片付けていきましょう」
マクシミリアンは落ち着いた
アーネストが恐怖を抱い瞳はいつもの
色を取り戻した
カスタル公爵から
ミリアとレオン・ト・バルシールと
婚約する報告を受けたのは
昨日のお昼だった
もちろん大臣たちは大慌てに
誰がマクシミリアンに
ミリアの報告をするか
深夜に及ぶ会議の末に
ともに魔物退治に行った
ハシム将軍が行く事になった
ハシム将軍が
ミリアとレオンの婚約を伝えると
力を暴走させ
執務室はぐっちゃぐっちゃになった
文官に報告を受けた皇帝が執務室に来た
「まったく、いずれはわかっていた事だろう
なぜに力を抑えられず暴走させる」
「…申し訳ありません」
「いいか、マクシミリアン
部屋は自分で直しなさい」
「父上!ミリアの婚約は」
「認めたよ、なんにも問題ないからね
それにミリアが同国の貴族と結婚して
公爵位を継ぐなら
帝国に取ってもいい」
「わたしは認めません!
ミリアは聖女です!」
「だからだ
聖女だからこそ
権力で縛ってはいけない
ミリアを縛って帝国から逃げられたら
どうする?
どの国も聖女はほしい
ミリアが助けを求めればどの国も手を貸す」
「わたしがいます!」
「マクシミリアン、君はこの国の皇太子で
聖人だ、それでもそんな事を言うのか?」
「…」
「個人の感情で動くな、ましてや聖人の力を個人の感情で使うな
それは神を冒涜し帝国を衰退させる
マクシミリアン、君が滅びるのは構わない
だか帝国の何の罪もない民たちを巻き込むな
わかったか?」
「…はい」
「なら、執務室を明日の夕刻まで片付けるように
ハシム、すまないな、わが息子が」
ハシム将軍は立ち上がり
苦笑いしながら
「いやいや、びっくりしてコケただけですよ」
「明日まで休みを与える」
「ありがとうございます、では皇太子
行きますね」
「ハシムすまなかった」
「頑張って片付けてください」
皇帝と将軍、騎士がいなくなった室内には
マクシミリアンとアーネストだけになった
アーネストは
マクシミリアンとミリアが結婚すると思ってたし
きっと帝国内の全国民が思っていたで
願っていた
聖人と聖女の結婚を
だから、アーネストは少しだけショックだったし
先程のマクシミリアンの姿もショックだった
だからと言ってマクシミリアンの元は離れない
笑顔でマクシミリアンを見る
「皇太子様、片付けましょうか」
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当事者のマクシミリアンはなおさらだろう
「世話をかける」
「大丈夫ですよ、まずは昼食食べるスペースから片付けていきましょう」
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