始めのダンジョンをループし続けた俺が、いずれ世界最強へと至るまで~固有スキル「次元転移」のせいでレベルアップのインフレが止まらない~

Rough ranch

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異世界で新たな一歩目を!

第七十二話 『奇襲開始』

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「さ、ササキバラ君!?」
「あいつ、いきなり地面に落ちていった様に見えたのは俺だけか!?」
「いや、私もそう見えたわ。」

 三人は、佐々木原が突然居なくなったことに動揺していた。
 だが、当然彼らはすぐに冷静になる。
 想定外のことが起こるなんて想定内だ。
 しっかりと落ち着いておくことが重要だ。

「佐々木原はさっき、「ゲート召喚」っていう固有スキルを持ってる男が居るって言ってたよな。」

 彼らは、佐々木原が「ゲート召喚」によって何処かに飛ばされたのではと推論を立てる。
 実際にその通り。

『とにかく、ササキバラさんのことはオイラ達じゃどうにもならないのさ。』
「まあ、そうだよな。一応、「認識阻害」を使ってても気付かれる可能性があるということを頭に入れておこうか。」

 小紋がそう言って、彼らはより一層気合いを入れる。
 部屋には今、九人の弟子たちが居る。
 クルトが調べたところ、冥皇の弟子は大体五十人程居るとのことなので、かなりの戦力がここに集結をしていると言えるだろう。
 とは言っても、一方的に小紋たちが敵対心を燃やしているだけだけれど。

「じゃあ、一人で三人を相手すれば問題無いわね。」
『ちょっとちょっと、オイラだって戦えるのさ!』
「じゃあ、一人で二人相手にする、これでどう? 私が三人を相手するからさ。」
「問題無いよ。」
「まあ、それで行くか。」

 小紋は少し不服そうだったが、渋々了承をした。
 今は、誰が誰と戦うかについて話し合うのは野暮だと理解しているらしい。

「じゃあ、一番乗り!」
「あっ、ずるい。」
「やれやれ。」
『敵は彼らだけじゃないんだから、いきなり消耗する戦いは避けるのさ。って、聞いてなさそうなのさ。』

 クルトは若干苦笑いをしながら、弟子たちへと襲い掛かる。
 こうして、小紋たちの戦いも始まったのだった。
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感想 2

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みんなの感想(2件)

ある
2022.04.28 ある

たまにシャーロットだったりシャーロッタだったりしてますね。最新話までみましたけど、誤字が多すぎて指摘しきれないですね。
因みに、面白いです。なので頑張ってね!

解除
大晦日
2022.04.25 大晦日

主人公、ラノベ読みまくってたんですよね。
虐められてる立場で有りながら色々危機感薄すぎな様な?

2022.04.25 Rough ranch

ま、まあ、僕にいじめられた経験が無いからそこまで深く描けなかったんですよねぇ。

他の作品を見てなるべく改良する予定です。

解除

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