12 / 34
閑話 囚われの美姫たち
しおりを挟む
フランソワーズが目を覚ました時、鉄格子の檻に入れられていた。
意識がハッキリとしてくると、だんだん自分の身に何があったのかが分かってくる。
バッツ伯爵家の次女、サリサリスのお茶会に招待されたフランソワーズが、最初のお茶を飲んだ少し後からの記憶がない。侍女や護衛の騎士は無事だろうか? フランソワーズはそれが気掛かりだった。
敵対派閥のバッツ伯爵家からの招待に、不審には思ったフランソワーズも、まさかお茶に薬を盛られるとは思ってもみなかった。ましてや誘拐するなど、どう言い訳するつもりだろう。
目のピントが合ってくると、ここが馬車に設えた檻だと理解する。
更に、自分以外にも乗せられている人間が居る事に気がつく。
一人は、社交界でも美しいと褒め称えられたフランソワーズが、息を呑むほどの美しいエルフの女性。
オートギュール伯爵家ともなれば、エルフにも何度か会った事はあるが、その時の印象が霞むほどの美しさだった。
もう一人は獣人。狐の獣人だと分かる。
彼女も十人が十人美しいと言うだろう美女。人族の中には、獣人族を下賤な種族と蔑む者も一定数居るらしいが、オートギュール伯爵領には獣人も多く、フランソワーズも忌避感はない。
屋敷にも何人も獣人族の使用人が居たし、人族と比べ差別されてはいなかった。
狐人族の彼女は、獣人好きの嗜好がある人間へ売られるのだろう。
おそらく自分はバッツ伯爵家が買って、フランソワーズが奴隷に堕とされていた事実を喧伝するのだろう。
そうなれば、オートギュール伯爵家のメンツはズタズタだ。しかもフランソワーズにはまともな婚姻の話も来ないだろう。
そこでフランソワーズは、自身が自害も出来ない状態に気がつく。
考えれば突然だ。奴隷の契約魔法で自死は禁じられているのだから。
声すら発せないフランソワーズは、只々涙を流す事しか出来なかった。
◇
まさか同胞に嵌められるなんて思いもしなかったとユミルは絶望の中で悔やんでいた。自分の迂闊さに、危機感をもう少し持つべきだったと。
いくら考えても後の祭りだが。
エルフが他種族に奴隷へと堕とされれば、それはエルフのコミュニティでの死を意味する。
中庸派の族長である祖父でも、一度奴隷に堕ちた孫を切り捨てるだろう。
何より、拐われた違法奴隷のエルフが解放される事はないだろう。
同じ檻の中には人族の女性と獣人族の女性、それに獣人族の幼い女の子が居た。
みな目に絶望の色を浮かべている。
でもユミルは、自分が一番不幸なのではないかと思う。
何故なら自分はエルフ。他の種族と比べ長い寿命がある。その分苦しみが長く続くのだから。
◇
檻の中で、もう何度めになるか、溜息が止まらない。
ハンターとして一人前になったと思ったら、こんなくだらない事でつまずくなんてとルルースはもう一度溜息を吐いた。
自分の容姿は、自惚れでなく自分でも優れている方だとは思う。
スタイルも女性らしいメリハリのある体だと思うし、異性のそういった目を意識していないと言えば嘘になる。
ただ、ルルースは自分を口説いてくるような軽薄な男は嫌いだった。
だから臨時でパーティーを組む事はあっても、基本的にはソロでの活動を通した。
またルルースにはソロでやっていけるだけの才能もあった。
ハンターが所属するハンターギルドとは、東と西の大陸を跨ぐ国の頚城をを超えた組織。
そこに所属するハンターには、色々な種類の仕事を専門とするハンターが居る。
専門の知識が必要な採取を専門にするハンター。
魔物の討伐を専門とするハンター。
遺跡の調査や発掘を専門とするハンター。
ルルースは、主に魔物の討伐と薬草類の採取をメインに活動していた。
順調にキャリアを積んできた筈なのに、悔しさで涙が溢れそうになるのを必死で堪える。
一見、おっとりとした女性らしい雰囲気のルルースだが、彼女は芯の強い女性だった。
そんなルルースだが、好色そうな商人に見初められたのがケチのつき始めだった。
当然、考えるもなく断ったのだが、それから細かな嫌がらせが始まる。
そしていつ迄も首を縦に振らないルルースに対して、商人はとうとう暴挙にでる。
商人が直接手を下したのではないのだろう。
ルルースの記憶は臨時パーティーで護衛中、最初の野営で途切れる。
次に目を覚ました時、奴隷紋で縛られ檻の中だった。
きっとあの好色な商人に買われてしまうのだろう。
ルルースは檻の中に、幼い獣人の子供が居るのに気が付いた。
酷い臭いの檻の中、獣人族の鋭い嗅覚も混乱していた事もあり、今の今まで気がつかなかった。
三歳か四歳くらいだろうか? 黒い兎耳と黒髪の幼女。それだけでルルースにはこの子の事情が察せられた。
狐人族には、黒狐や白狐、茶色の毛色やルルースのような金狐など、色々な毛色が存在するが、兎の獣人は明るい茶色の毛色、白い毛色、そのミックスの三種類。この子のような黒い毛色は珍しい。
狐人族なら珍しい毛色でも、それ程問題にはならないが、特殊な毛色を忌子として忌避する種族もあり、兎人族などが典型的な保守的な種族だったと記憶している。
母親も泣く泣く捨てるか売るかしたのだろう。
自分のお腹を痛めて産んだ子供なのだから、どの様な毛色でも愛しいと思うのが親だとルルースは思う。
リルという名前と売られた事は聞く事が出来た。
人族のフランソワーズやエルフのユミルは当然として、同じ獣人のルルースにも心を開かないリル。
檻の片隅で小さく埋まっているリルに、掛ける声もなかった。
檻の中からは見づらいが、馬車は正規の街道ではなく、人の目に付かない樹々が茂る暗い裏街道を進んでいるようだ。当然だ。あきらかな違法奴隷の輸送なのだから。
その時、突然馬車が急停止する。
馭者の悲鳴や護衛の叫び声が聞こえ、尋常じゃない事態が起こっている。
次の瞬間、馬車を衝撃が襲う。
フランソワーズ達が意識を失う最後に見たのは、見た事もない巨大な黒いスライムだった。
◇
フランソワーズ視点
目が覚めた時、女性に介抱されていました。
神官服、それも司祭クラスの服に見えます。
その女性から奴隷商人と馭者、護衛の全員がスライムに殺されたと聞きました。
エルフのユミルさんや狐人族のルルースさんも気が付いたようです。
改めて事情を説明してくださった女性は、やはり神職らしく、怪我の治療と併せ奴隷紋の解呪までして下さったと教えられ、それを聞いた私達は嬉しさのあまり泣いてしまいました。
外から若い男性の声が聞こえ、シスターは檻の外に声を掛け、一度馬車から出て行かれました。
「心配しなくても大丈夫さ。外に居るのは私の弟子で、あんた達をあのスライムから救ったのはあの子だからね」
少しするとシスターが戻って来られ、今食事の用意をさせているので、身体を休めておくよう言われました。
シスターの女性は、私達の事情を察して頂いたようで、暫くシスターの教会で預かると言って下さいました。
私としては、とてもありがたいお話です。誘拐されただけで、お家としても私個人としても大きなダメージですが、奴隷とされた事が公になると、それどころじゃなくなります。
ユミルさんやルルースさんにとっても教会で保護して頂く事はありがたいようで、ホッとされています。
お二人にも色々と複雑な事情があるのでしょう。
そこでふとリルちゃんの姿が見えない事に気が付きます。それと同じくして外から青年の呼ぶ声が聞こえました。
「師匠ー! 食事の準備が出来たぞー!」
「ああ、直ぐに行くよ」
外から良い匂いがして来たと思ったら、シスターの弟子の青年が食事を用意してくれたようです。
拐われた時からほとんど何も口にしていない私達は、力の入らない体をシスターに支えてもらいながら馬車の外に出ました。
そこで目を見開いて驚いたのは私だけじゃないと思います。
黒髪に黒い瞳の青年、鋼色に近い黒髪が神秘的な雰囲気を醸し出しています。
いえ、その整った青年の顔に驚いたのではなく、青年の膝の上でスープを口に運んでもらうリルちゃんを見て驚いていたのです。
口を開けて青年がスプーンを運ぶのを催促するように甘えているリルちゃん。
私達三人にも心を開かなかったリルちゃんが、僅かな時間で懐いている青年。
私達の命の恩人という感謝の気持ち以上の気持ちが芽生えたのはこの時だったのかもしれません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『いずれ最強の錬金術師?』のコミック版6巻が、7月19日より順次書店にて発売予定です。
お手に取って頂けると嬉しいです。
よろしくお願いします。
意識がハッキリとしてくると、だんだん自分の身に何があったのかが分かってくる。
バッツ伯爵家の次女、サリサリスのお茶会に招待されたフランソワーズが、最初のお茶を飲んだ少し後からの記憶がない。侍女や護衛の騎士は無事だろうか? フランソワーズはそれが気掛かりだった。
敵対派閥のバッツ伯爵家からの招待に、不審には思ったフランソワーズも、まさかお茶に薬を盛られるとは思ってもみなかった。ましてや誘拐するなど、どう言い訳するつもりだろう。
目のピントが合ってくると、ここが馬車に設えた檻だと理解する。
更に、自分以外にも乗せられている人間が居る事に気がつく。
一人は、社交界でも美しいと褒め称えられたフランソワーズが、息を呑むほどの美しいエルフの女性。
オートギュール伯爵家ともなれば、エルフにも何度か会った事はあるが、その時の印象が霞むほどの美しさだった。
もう一人は獣人。狐の獣人だと分かる。
彼女も十人が十人美しいと言うだろう美女。人族の中には、獣人族を下賤な種族と蔑む者も一定数居るらしいが、オートギュール伯爵領には獣人も多く、フランソワーズも忌避感はない。
屋敷にも何人も獣人族の使用人が居たし、人族と比べ差別されてはいなかった。
狐人族の彼女は、獣人好きの嗜好がある人間へ売られるのだろう。
おそらく自分はバッツ伯爵家が買って、フランソワーズが奴隷に堕とされていた事実を喧伝するのだろう。
そうなれば、オートギュール伯爵家のメンツはズタズタだ。しかもフランソワーズにはまともな婚姻の話も来ないだろう。
そこでフランソワーズは、自身が自害も出来ない状態に気がつく。
考えれば突然だ。奴隷の契約魔法で自死は禁じられているのだから。
声すら発せないフランソワーズは、只々涙を流す事しか出来なかった。
◇
まさか同胞に嵌められるなんて思いもしなかったとユミルは絶望の中で悔やんでいた。自分の迂闊さに、危機感をもう少し持つべきだったと。
いくら考えても後の祭りだが。
エルフが他種族に奴隷へと堕とされれば、それはエルフのコミュニティでの死を意味する。
中庸派の族長である祖父でも、一度奴隷に堕ちた孫を切り捨てるだろう。
何より、拐われた違法奴隷のエルフが解放される事はないだろう。
同じ檻の中には人族の女性と獣人族の女性、それに獣人族の幼い女の子が居た。
みな目に絶望の色を浮かべている。
でもユミルは、自分が一番不幸なのではないかと思う。
何故なら自分はエルフ。他の種族と比べ長い寿命がある。その分苦しみが長く続くのだから。
◇
檻の中で、もう何度めになるか、溜息が止まらない。
ハンターとして一人前になったと思ったら、こんなくだらない事でつまずくなんてとルルースはもう一度溜息を吐いた。
自分の容姿は、自惚れでなく自分でも優れている方だとは思う。
スタイルも女性らしいメリハリのある体だと思うし、異性のそういった目を意識していないと言えば嘘になる。
ただ、ルルースは自分を口説いてくるような軽薄な男は嫌いだった。
だから臨時でパーティーを組む事はあっても、基本的にはソロでの活動を通した。
またルルースにはソロでやっていけるだけの才能もあった。
ハンターが所属するハンターギルドとは、東と西の大陸を跨ぐ国の頚城をを超えた組織。
そこに所属するハンターには、色々な種類の仕事を専門とするハンターが居る。
専門の知識が必要な採取を専門にするハンター。
魔物の討伐を専門とするハンター。
遺跡の調査や発掘を専門とするハンター。
ルルースは、主に魔物の討伐と薬草類の採取をメインに活動していた。
順調にキャリアを積んできた筈なのに、悔しさで涙が溢れそうになるのを必死で堪える。
一見、おっとりとした女性らしい雰囲気のルルースだが、彼女は芯の強い女性だった。
そんなルルースだが、好色そうな商人に見初められたのがケチのつき始めだった。
当然、考えるもなく断ったのだが、それから細かな嫌がらせが始まる。
そしていつ迄も首を縦に振らないルルースに対して、商人はとうとう暴挙にでる。
商人が直接手を下したのではないのだろう。
ルルースの記憶は臨時パーティーで護衛中、最初の野営で途切れる。
次に目を覚ました時、奴隷紋で縛られ檻の中だった。
きっとあの好色な商人に買われてしまうのだろう。
ルルースは檻の中に、幼い獣人の子供が居るのに気が付いた。
酷い臭いの檻の中、獣人族の鋭い嗅覚も混乱していた事もあり、今の今まで気がつかなかった。
三歳か四歳くらいだろうか? 黒い兎耳と黒髪の幼女。それだけでルルースにはこの子の事情が察せられた。
狐人族には、黒狐や白狐、茶色の毛色やルルースのような金狐など、色々な毛色が存在するが、兎の獣人は明るい茶色の毛色、白い毛色、そのミックスの三種類。この子のような黒い毛色は珍しい。
狐人族なら珍しい毛色でも、それ程問題にはならないが、特殊な毛色を忌子として忌避する種族もあり、兎人族などが典型的な保守的な種族だったと記憶している。
母親も泣く泣く捨てるか売るかしたのだろう。
自分のお腹を痛めて産んだ子供なのだから、どの様な毛色でも愛しいと思うのが親だとルルースは思う。
リルという名前と売られた事は聞く事が出来た。
人族のフランソワーズやエルフのユミルは当然として、同じ獣人のルルースにも心を開かないリル。
檻の片隅で小さく埋まっているリルに、掛ける声もなかった。
檻の中からは見づらいが、馬車は正規の街道ではなく、人の目に付かない樹々が茂る暗い裏街道を進んでいるようだ。当然だ。あきらかな違法奴隷の輸送なのだから。
その時、突然馬車が急停止する。
馭者の悲鳴や護衛の叫び声が聞こえ、尋常じゃない事態が起こっている。
次の瞬間、馬車を衝撃が襲う。
フランソワーズ達が意識を失う最後に見たのは、見た事もない巨大な黒いスライムだった。
◇
フランソワーズ視点
目が覚めた時、女性に介抱されていました。
神官服、それも司祭クラスの服に見えます。
その女性から奴隷商人と馭者、護衛の全員がスライムに殺されたと聞きました。
エルフのユミルさんや狐人族のルルースさんも気が付いたようです。
改めて事情を説明してくださった女性は、やはり神職らしく、怪我の治療と併せ奴隷紋の解呪までして下さったと教えられ、それを聞いた私達は嬉しさのあまり泣いてしまいました。
外から若い男性の声が聞こえ、シスターは檻の外に声を掛け、一度馬車から出て行かれました。
「心配しなくても大丈夫さ。外に居るのは私の弟子で、あんた達をあのスライムから救ったのはあの子だからね」
少しするとシスターが戻って来られ、今食事の用意をさせているので、身体を休めておくよう言われました。
シスターの女性は、私達の事情を察して頂いたようで、暫くシスターの教会で預かると言って下さいました。
私としては、とてもありがたいお話です。誘拐されただけで、お家としても私個人としても大きなダメージですが、奴隷とされた事が公になると、それどころじゃなくなります。
ユミルさんやルルースさんにとっても教会で保護して頂く事はありがたいようで、ホッとされています。
お二人にも色々と複雑な事情があるのでしょう。
そこでふとリルちゃんの姿が見えない事に気が付きます。それと同じくして外から青年の呼ぶ声が聞こえました。
「師匠ー! 食事の準備が出来たぞー!」
「ああ、直ぐに行くよ」
外から良い匂いがして来たと思ったら、シスターの弟子の青年が食事を用意してくれたようです。
拐われた時からほとんど何も口にしていない私達は、力の入らない体をシスターに支えてもらいながら馬車の外に出ました。
そこで目を見開いて驚いたのは私だけじゃないと思います。
黒髪に黒い瞳の青年、鋼色に近い黒髪が神秘的な雰囲気を醸し出しています。
いえ、その整った青年の顔に驚いたのではなく、青年の膝の上でスープを口に運んでもらうリルちゃんを見て驚いていたのです。
口を開けて青年がスプーンを運ぶのを催促するように甘えているリルちゃん。
私達三人にも心を開かなかったリルちゃんが、僅かな時間で懐いている青年。
私達の命の恩人という感謝の気持ち以上の気持ちが芽生えたのはこの時だったのかもしれません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『いずれ最強の錬金術師?』のコミック版6巻が、7月19日より順次書店にて発売予定です。
お手に取って頂けると嬉しいです。
よろしくお願いします。
13
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる