5 / 25
第1章~仲間とゲームクリア~
ドラゴン倒そうか。
しおりを挟む
「さてさてさて!皆タメで話そうねー。折角の超級なんだから!」
「ちょっと待て。超級ってそんなに凄いのか?」
「凄いも何も、チュートリアルのランクで決まるのが固定だからあがる事も下がる事もないよ?」
「つーまり、超級が1番上って事♪」
1番か。転職も可能だし、気分で転職するか。
しばらくは魔導師だろうけど。
「ねーねー、まだ皆1面もクリアしてないよね。ていうか今日発売なのにしてたらおかしいよね!」
「うん。」
「今から1時間で1面クリアしない?」
1時間でか。
「遅い。30分でいい。」
「そーだよ、トワは、ガンガン行くよ!」
「そーですね。精一杯支援はします。といっても1面ですから楽でしょうけど。」
「後衛だな。」
「決まり!皆!レッツゴー!」
道中で、1面のボスはドラゴンらしいというので、後衛は水系の技を出す事になるっぽい。
「ハピ!爆発頼める?」
「了解。」
ドカーン!
「プニプニ達が可哀想に見えるね。」
「まぁ良いんじゃねえか。」
あれ?そう言えば、バーチャルではプルプルしない。
やっぱり素晴らしい。バーチャルは素晴らしい!恋愛ゲームじゃないから!!!
「スノ?もうすぐボスだよ?MP回復大丈夫?」
「あ、ヒマノ。頼む。」
「はい。回復。」
「ヒマちゃん!私のここも!」
「皆行けるね?1面のボス!ファイトーー。オー!!ねぇ?何で言ってくれないの?」
「よし!行こう。」
ギィィイ。
ダダーッンダダダダ
ボスっぽいBGMが流れる。
少し探索してみるが、入って来た扉は閉じ、開く事はないとばかりの存在感。
その反対側には開かない扉。おおよそ出口だろう。
「何も無いねー。」
「そーだな。この扉も開かないし、ボスドラも出ないし。宝箱も無しか。」
「あっ、ここにドラゴンいましたよ!」
ヒマノが叫んだ。
ヒマノがいる方に向かった。
「……これ?」
「はい。」
目の前にはドラゴンだ。
「ちっさ!」
そう。ドラゴンは1mあるかどうか。本気でちっさい。
「爆発魔法。」
ドカーン!
ドラゴンは!?!
「む、無傷!?」
そう、無傷。HPも全く減ってない。
爆発耐性か?アンデットか?
「ナミ!トワ!殴れ!」
スカッ。殴ったはずが空を切る。
「アンデットか。ヒマノ。除霊魔法。行けるか?」
「はい。除霊魔法ハイド。」
ドラゴンの周りに魔法陣が浮かびあがる。
しかし、何故攻撃してこない?
まさか!
「ヒマノはそのまま除霊!トワは護衛。俺とナミは奥に行く!除霊が終わったら追いついてくれ!」
俺とナミは反対側に走った。
さっきのドラゴンはこの扉の鍵だ!
修道士が陣作ってる時しか開かないか。
良く出来ているな。
「開けるぞ?回復魔法もいくつかある。攻撃は頼んだ。」
「オッケー!」
扉を開けると、5mはあるであろう大きなドラゴンが、大きな眼でこちらを見た。
敵対反応に入ったか。
「ナミ!」
ナミは斬りかかる。今度は当たった。
しかしHPはあまり減らない。
超級でも一撃じゃないか。
打撃体制か。
「ナミ。少しどけ。」
相手が攻撃してこないうちに。
水系神級魔法
スサノオノミコト
『ギャァァア』
ドラゴンが倒れた。
そこへヒマノとトワが着いた。
「すまん。倒した。」
「いいよ!経験値は全員入るし!」
「それじゃあ、1面クリアってことで!お疲れさま!酒屋に戻って解散にするか。」
「そーだな。」
テレポーターで酒屋に戻ってボイチャ切って、ログアウトした。
現実の時間は午後5時45分
15分オーバーだ。
さぁまた引きこもらないようにしないとな。
「ちょっと待て。超級ってそんなに凄いのか?」
「凄いも何も、チュートリアルのランクで決まるのが固定だからあがる事も下がる事もないよ?」
「つーまり、超級が1番上って事♪」
1番か。転職も可能だし、気分で転職するか。
しばらくは魔導師だろうけど。
「ねーねー、まだ皆1面もクリアしてないよね。ていうか今日発売なのにしてたらおかしいよね!」
「うん。」
「今から1時間で1面クリアしない?」
1時間でか。
「遅い。30分でいい。」
「そーだよ、トワは、ガンガン行くよ!」
「そーですね。精一杯支援はします。といっても1面ですから楽でしょうけど。」
「後衛だな。」
「決まり!皆!レッツゴー!」
道中で、1面のボスはドラゴンらしいというので、後衛は水系の技を出す事になるっぽい。
「ハピ!爆発頼める?」
「了解。」
ドカーン!
「プニプニ達が可哀想に見えるね。」
「まぁ良いんじゃねえか。」
あれ?そう言えば、バーチャルではプルプルしない。
やっぱり素晴らしい。バーチャルは素晴らしい!恋愛ゲームじゃないから!!!
「スノ?もうすぐボスだよ?MP回復大丈夫?」
「あ、ヒマノ。頼む。」
「はい。回復。」
「ヒマちゃん!私のここも!」
「皆行けるね?1面のボス!ファイトーー。オー!!ねぇ?何で言ってくれないの?」
「よし!行こう。」
ギィィイ。
ダダーッンダダダダ
ボスっぽいBGMが流れる。
少し探索してみるが、入って来た扉は閉じ、開く事はないとばかりの存在感。
その反対側には開かない扉。おおよそ出口だろう。
「何も無いねー。」
「そーだな。この扉も開かないし、ボスドラも出ないし。宝箱も無しか。」
「あっ、ここにドラゴンいましたよ!」
ヒマノが叫んだ。
ヒマノがいる方に向かった。
「……これ?」
「はい。」
目の前にはドラゴンだ。
「ちっさ!」
そう。ドラゴンは1mあるかどうか。本気でちっさい。
「爆発魔法。」
ドカーン!
ドラゴンは!?!
「む、無傷!?」
そう、無傷。HPも全く減ってない。
爆発耐性か?アンデットか?
「ナミ!トワ!殴れ!」
スカッ。殴ったはずが空を切る。
「アンデットか。ヒマノ。除霊魔法。行けるか?」
「はい。除霊魔法ハイド。」
ドラゴンの周りに魔法陣が浮かびあがる。
しかし、何故攻撃してこない?
まさか!
「ヒマノはそのまま除霊!トワは護衛。俺とナミは奥に行く!除霊が終わったら追いついてくれ!」
俺とナミは反対側に走った。
さっきのドラゴンはこの扉の鍵だ!
修道士が陣作ってる時しか開かないか。
良く出来ているな。
「開けるぞ?回復魔法もいくつかある。攻撃は頼んだ。」
「オッケー!」
扉を開けると、5mはあるであろう大きなドラゴンが、大きな眼でこちらを見た。
敵対反応に入ったか。
「ナミ!」
ナミは斬りかかる。今度は当たった。
しかしHPはあまり減らない。
超級でも一撃じゃないか。
打撃体制か。
「ナミ。少しどけ。」
相手が攻撃してこないうちに。
水系神級魔法
スサノオノミコト
『ギャァァア』
ドラゴンが倒れた。
そこへヒマノとトワが着いた。
「すまん。倒した。」
「いいよ!経験値は全員入るし!」
「それじゃあ、1面クリアってことで!お疲れさま!酒屋に戻って解散にするか。」
「そーだな。」
テレポーターで酒屋に戻ってボイチャ切って、ログアウトした。
現実の時間は午後5時45分
15分オーバーだ。
さぁまた引きこもらないようにしないとな。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます
腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。
追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。
追記2:ひとまず完結しました!
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
婚約破棄したら食べられました(物理)
かぜかおる
恋愛
人族のリサは竜種のアレンに出会った時からいい匂いがするから食べたいと言われ続けている。
婚約者もいるから無理と言い続けるも、アレンもしつこく食べたいと言ってくる。
そんな日々が日常と化していたある日
リサは婚約者から婚約破棄を突きつけられる
グロは無し
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる