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きぐるみ幼女編
23話 1年前・あ・・・バレた。
しおりを挟む蓮の拳は雷撃を纏っていた
それは、隠れ蓑、その雷撃の下には、覇気を纏う
その拳が、ニニスの貼った結界に触れ
覇気と雷撃を纏う、蓮の拳はその魔力で
ニニスの符を触れた場所から電撃で焼き尽くす
100倍に意思加速した、紫音の目にはその焼き千切れる様が事細かに映し出される
そして、ニニスが作り出した結界を抜けて、蓮の拳が紫音に当たろうかと言う時
1万倍に意思加速を使い
『おぃ、レイ、お前そこまでするか?』
『お?やっぱり、シオンかよ、早く返事しない、お前が悪いんだろ?』
『いやいや、だからって、俺じゃなかったら、これ死んでるぜ?』
『そうか?かなり手加減してるぞ、それで、いつ気づいた?』
『あぁ、お前が、意思加速して、てつの攻撃よけただろ
あれで、確信したわ、それでも、俺に気づくとは思わなんだよ』
『あぁ、感だ、あと宮守がシオンって叫んだろ
それに2年ほど前に、お前、覇気を使って戦った事あっただろ』
『2年前?』
紫音がそんな昔の事を覚えているはずもなく
悩む紫音の頭の中に、リルの念話が流れてくる
『シオン様、たぶんシオン様が覚醒した時の事だと思われます』
『あぁ、そういえば、そんな事もあったな』
『その相手だろう1人に残留してた覇気を感じ取った
あの時は、気のせいだと、思ってたが、やっぱり合ってたんだな』
『それよか、レイこの拳早くどけてくれ電撃で髪の毛が焼ける』
『ん?無理だろうな、結界抜けたとき、その勢いが加速され
結界破壊で起きた力余波で
止まらねんだ、まぁ、シオンなら、対策してんだろ?
それと、俺の今の名前は【蓮・B・ティオーノ】だから、よろしく』
嘘である、相手がシオンだと、分かってから
今の世界でのシオンの実力も図るため
蓮はその拳に力を込めたのだから
そして、それに気づかない紫音でもなかったが
ならばと、雷帝・レイに釘を刺す
『分かった、レンでいいな、後お前の右腕吹っ飛んでも、俺のせいにするなよ』
『覇気を纏った、この拳をか?
そりゃすげぇ、ふっ飛ばせるものなら、ふっとばしてみな』
『フッ・・・』
すでに、リルの報告で
レイの右手には、雷撃で隠し覇気を纏っている事は知っている紫音
それも、リルの太鼓判付きである
リルが言うには、レイは、完璧なるまでに自身の覇気を操っているらしい
誰にも気付かれないレベルまで、漏れ出す力を制御し
覇気を纏った時の見える、オーラを電撃で隠しているらしい
ベタ誉めである
そして最後には、シオン様もあれくらい覇気を制御できれば良いものを
シオン様の覇気は、だだ漏れですから、困ったものです
とか言う始末
いや、あれは、わざとだから、意識して漏らしてるから
返事が無い・・・・・・
信じて無いっぽいが、気にしない
そして、ニニスの結界を突き抜けた、蓮の拳が紫音を襲う
だが、紫音のスキルで作り上げた、常時発動型身体防御魔法がその牙を向くのだ
紫音の身体防御魔法
ある一定以上の衝撃が、皮膚の上に張られているセンサーに当たると
その衝撃に対応する、超振動が発生するというもの
それは、秒速1キロを超える速さの、ライフルの弾丸ですら
対応し粉砕できるものである、その威力にもよるが
紫音自身も多少の衝撃を受ける事もあるが
蓮の拳をセンサーは感知し、超振動で対抗する
それは、蓮の覇気を纏った拳を砕けないまでも
その拳の皮膚を剥ぎその肉を削り跳ね返したのだ
驚く蓮、覇気で纏った拳を跳ね除けダメージを負わす
紫音の防御魔法に驚き、その痛みで顔が歪む
その一方で、蓮の拳は遮られ、紫音に届く事は無かったが
その拳が纏っていた、電撃と覇気による攻撃は、紫音の顔に届いていた
その電撃で紫音の顔表面の3割は焼き爛れ
その覇気での攻撃を殺しきれなかった、紫音は
座っていた椅子ごと、後ろに倒れたのだった
そして、校内に響き渡った衝撃も、その音も光も消え
1-Jクラスに静寂が訪れた
その後景を見た、ほとんどの人間が青ざめる
蓮の電撃を纏った拳で殴られた男が
居るべき場所に居なかったからだ
だが、その静寂も数秒であった
机の影から、黒いボサボサ頭が上がってくる
「っいったーー・・・・びっくりしたーー」
そこには、無傷の紫音が居た
紫音が傷を負ったのは、時間にして0.1程である
傷を負った瞬間にリルによって瞬間回復されていた
ついでに、蓮の拳もすでに完全回復されていた
殴られた男が無事なのを確認した
皆は、大きく息を吐き安堵するのだった
「シオ無事なのなの?」
「あぁ、衝撃で、転けはしたけど、ニニスの防御符のおかげで、かすり傷1つないよ」
立ち上がりながら、ニニスにお礼をいう紫音
「いや、でもなの、ニニスの符は焼き切れたなのね・・・
なんで、無事なのね」
そう、紫音の机の上には、焼き焦げて炭になった符の焼けカスが
大気に煽られ、微かに揺れていた
「わからん、でも、ニニスが守ってくれたんだろ?」
「でもなのなの・・」
ニニス自体、何がおこったか分からず、その声は震えていた
紫音は、そんなニニスのツインテールの頭に右手を沿え
「ニニスありがとう」
そうして、椅子に座ったまま、何かに怯え震える希唯の頭に左手を沿えた
ビクっと震える、希唯
そして、誰にも聞こえない程の小さな声が漏れていた
「い・・・・今・・・顔が・・・・いや・・・でも・・そんな・・・・・」
どれだけ小さい声だろうと、この距離で紫音が聞き逃す訳もなく
(うわ、一瞬だったのに見えてたのか?
それにあの光の中だったのに・・・目が良いな、この娘 (こ))
そして、小さな声を、希唯の耳に飛ばす
「はは、気のせいだ、気にすんな」
そして、希唯は、再び震えるのだったが
(あ・・・・・あくま・・・・)と・・・
この時、希唯の瞳に、紫音がどのように見えていたかは、希唯しかしらない
そして、彼女にとって、人生最大の出来事だったに違いなかった
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