160 / 180
きぐるみ幼女編
32話 妄想は、ネガティブに!
しおりを挟む桜と児玉が、相対そうとしているとき
ここに鈴達4人以外にも、もう一人悩む人物がいた
柱の陰で優美達を見つめ
鈴を襲撃するべく待ち構えていた舞姫と呼ばれる少女
いや、すでにその柱を追い越し
柱の方向を振り向いている鈴達の視界には
柱の角に両手の指を引っ掛け
無理な角度で首だけを此方に向け、柱にへばりついている
制服の上から赤いストール羽織り幾つもの貴金属を身につけた
オリエンタル系の雰囲気を可持ち出す
舞姫の後ろ姿がはっきりと見て取れていたが
今、彼女は自信の姿を気にしている状況ではなかった
彼女は三千風鈴の襲撃を、朱莉親衛隊に、先を越されたのだ
そして、繰り広げられる脳内イメージ・・・・
「朱莉様、我等朱莉様親衛隊ガ、ニックキ三千風鈴ヲ、ボコボコニシ
朱莉様ニ対シ、土下座ヲサセ、謝ル姿ヲ、ココニ録画シ
持ッテマイリマシタ」
「オオ、流石ハ、私ノ愛スベキ親衛隊
良クヤッテクレマシタ
児玉及ビ、親衛隊ノ皆様ニハ
何カゴ褒美ヲアゲナケレバナリマセンネ」
「我等親衛隊ハ、朱莉様ノオ側ニ居ラレル事ガ幸セデアリ、誇リデゴザイマス
ソシテ、コノ映像ハ、朱莉様ノオ許シ有レバ
校内ネットデ今スグ流ス準備ガ出来テオリマス」
「ソウデスカ、スグニデモ校内ネットデ流ス事ヲ許シマショウ
ソレニ引キ換エ、舞ハ何ヲ、シテイタンデショウ」
「ソノ事デスガ、我等親衛隊ガ、現場ニ到着シタ時ニハ
スデニ【月陰舞 (つきかげまい)】ノ姿ハアリマシタガ
終始陰ニ隠レ、出テクル事ハゴザイマセンデシタ」
「イッタイ舞ハ、何ヲ考エテイルノデショウカ
モウ友人トシテノ縁ヲ、切ッテシマイマショウ
アンナ友人イリマセン
私ニハ、親衛隊ノ 皆様ガ居レバ、他ハ何モイリマセン」
「ソウデス、我等親衛隊ガ居レバ、アンナ女イリマセン」
「ソウ舞ナンテ、イリマセンワ、フフフフフフッフフフ・・・・・・」
「ソウデストモ、アンナ女イリマセンヨ ワッハッハッハッハッハ・・・・・・」
「フフフフフフ」
「ハッハッハッハッハ」
親友の朱莉から見捨てられる事を、脳内でイメージし
柱に張り付いたまま、その瞳に涙を貯める舞
そう、このまま、手柄を児玉に取られると、自分が捨てられると
ならば、児玉君の邪魔をしてやる
私と朱莉ちゃんの仲を裂く悪者を!
あいつを!
児玉君を!
私が倒してやる!
思考が混乱する舞は、まったく違う方向に
その次なる決意を固めるのだった
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。
遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。
彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。
……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。
でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!?
もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー!
ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。)
略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
俺は陰キャだったはずなのに……なぜか学園内でモテ期が到来した件
こうたろ
青春
友人も恋人も居ないボッチ学生だった山田拓海が何故かモテだしてしまう。
・学園一の美人で、男女問わず憧れの的。
・陸上部のエースで、明るく活発なスポーツ女子。
・物静かで儚げな美術部員。
・アメリカから来た金髪碧眼でハイテンションな留学生。
・幼稚園から中学まで毎朝一緒に登校していた幼馴染。
拓海の生活はどうなるのか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる