ルシファー

tanahiro2010

文字の大きさ
9 / 13
第一章

第九話

しおりを挟む
悲しきかな
 テストに僕は
  出られない
 とても暇だよ
  権能欲しいよ
ルシファー、心の句。

いやさ、こんな川柳がポンポン思い浮かぶくらいにはめっちゃ暇なんだよ。
考えてもみてよ、目の前でみんな権能使って模擬戦したりしてるんだぜ?
ほら、今だってミカエルが

ーー《空間切断》!
ーー《亜空間創造》!
ーー《転移》!

なんかくそ強そうな技めっちゃ使ってる。
本当に切実に僕も権能が欲しい。
どんだけ弱くてもいいからああいう力使ってみたい。
ほんと、なんで僕だけ権能使えないんだろ?泣いていいかな。

「よーし、お前ら、模擬戦終了テスト終了!各自、テスト結果もう出てるから見てから帰れー。今回は2人も熾天使に昇格する奴らが出てたぞー」

そんなこんなで負け惜しみしながらウェイウェイやってると、やっとテストが終わった。大丈夫かな、僕。熾天使なるってミカエルに宣言したのに今日10個あるテストのうち3個しか受けてないんだけど。
50km走と握力測定と物理攻撃力測定の3個。
ちなみに握力測定では一瞬で握りつぶした。
物理攻撃力測定ではパンチングマシーンデコピンで吹き飛ばした。まぁ中指折れたけど。

ほな、僕もテスト結果見て帰りましょ。
いまのうちにミカエルへの言い訳考えとかなきゃ。

「あ、ルシファーや。おまえは学園長室な?ついてこい」

スーッ、ふう。
なんなの?結果見に歩き出した途端に僕にそれいうのなんなの?
てかいきたくないんだけど、僕。
絶対怒られるやん。
握力計とパンチングマシーンぶっ壊したし。
ソニックウェーブで他の生徒吹き飛ばしたし。
逃げちゃダメ?あ、ダメすか。

僕に選択の余地はないようです。こんちくしょう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ルシファー君、君一体なにやらかしてんの?!」
「え、いやなにもやらかしてないですけど」
「そんなわけないよ!だって全天統一教会から君のことに対してメッセージが来てるんだよ?!」
「ふぇ?」

え?全天統一教会??なんのこと???
僕全天統一教会に行ったことはおろか役人さんと出会ったこともないんだよ?
もしかして僕が権能使えないから天界から追放とか?
いやなんですけどそれは。僕はまだまだみれんたらたらだよ。

「で、僕に何のメッセージが来てるんですか??」
「ふぅ、、、驚かないで聞いてね?今からお手紙を読み上げるから」

え、僕に全天統一教会会長から直筆でお手紙来てたの?
何それ怖い。僕マジあの協会とはかかわったことないのになんで???

《拝啓 天使ルシファー様》——



——《あなたを初、使使

「Why ??????????????????????????」
思わずネイティブな英語が出てしまう僕であった

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

これも前回同様墓参り中に書いてます
あれ書き終わってすぐこっち書いてるからね
さて、やっと本編?に入れるけどここで迷ってんだよ
一応結末まで構想はねってんだけどむずいんだ、本編に入れるの
ってことで投稿遅れるかもだけど赦してちょ☆

星、ハート、コメント、作品フォローお願いします!!
それが僕のモチベになります!!
もしかしたら更新速度が上がるかも???

できたらギフトともくれたら嬉しいです(ボソッ
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~

シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。 木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。 しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。 そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。 【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】

チート魔力はお金のために使うもの~守銭奴転移を果たした俺にはチートな仲間が集まるらしい~

桜桃-サクランボ-
ファンタジー
金さえあれば人生はどうにでもなる――そう信じている二十八歳の守銭奴、鏡谷知里。 交通事故で意識が朦朧とする中、目を覚ますと見知らぬ異世界で、目の前には見たことがないドラゴン。 そして、なぜか“チート魔力持ち”になっていた。 その莫大な魔力は、もともと自分が持っていた付与魔力に、封印されていた冒険者の魔力が重なってしまった結果らしい。 だが、それが不幸の始まりだった。 世界を恐怖で支配する集団――「世界を束ねる管理者」。 彼らに目をつけられてしまった知里は、巻き込まれたくないのに狙われる羽目になってしまう。 さらに、人を疑うことを知らない純粋すぎる二人と行動を共にすることになり、望んでもいないのに“冒険者”として動くことになってしまった。 金を稼ごうとすれば邪魔が入り、巻き込まれたくないのに事件に引きずられる。 面倒ごとから逃げたい守銭奴と、世界の頂点に立つ管理者。 本来交わらないはずの二つが、過去の冒険者の残した魔力によってぶつかり合う、異世界ファンタジー。 ※小説家になろう・カクヨムでも更新中 ※表紙:あニキさん ※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ ※月、水、金、更新予定!

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

異世界転生特典『絶対安全領域(マイホーム)』~家の中にいれば神すら無効化、一歩も出ずに世界最強になりました~

夏見ナイ
ファンタジー
ブラック企業で過労死した俺が転生時に願ったのは、たった一つ。「誰にも邪魔されず、絶対に安全な家で引きこもりたい!」 その切実な願いを聞き入れた神は、ユニークスキル『絶対安全領域(マイホーム)』を授けてくれた。この家の中にいれば、神の干渉すら無効化する究極の無敵空間だ! 「これで理想の怠惰な生活が送れる!」と喜んだのも束の間、追われる王女様が俺の庭に逃げ込んできて……? 面倒だが仕方なく、庭いじりのついでに追手を撃退したら、なぜかここが「聖域」だと勘違いされ、獣人の娘やエルフの学者まで押しかけてきた! 俺は家から出ずに快適なスローライフを送りたいだけなのに! 知らぬ間に世界を救う、無自覚最強の引きこもりファンタジー、開幕!

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業

ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。

処理中です...