66 / 69
第七章
第85話 伝説級の魔物を蹂躙しよう
しおりを挟む
ブックマーク&ポイントありがとう御座います。
********************************************
「ハッ!!」
僕が剣を一閃すると、眼前に迫っていた邪竜帝アジ・ダハーカの体は真っ二つになる。
持つ剣はレヴィの魂が抜けた抜け殻のようなモノだが、それでもヴァルハラでパワーアップしたレヴィならば、例え魂の抜け殻であっても昔あの迷宮でアジ・ダハーカと戦った時のレヴィよりも強力な剣へと進化している。
当然僕自身も半神人化して、以前とは比べものにならない程力が増している。
その二つの力が合わされば、当時ですら1分も掛からなかった相手だ、瞬殺という結果は当然だったみたいだ。
体を真っ二つされたアジ・ダハーカは、その巨体をまるで大木が倒れるようにゆっくりと傾け大きな音を立て倒れる。その後しばらく痙攣をしていたようだがやがてそれも無くなり、全く動かなくなった。
僕はその様子を視界の隅で確認しながら次の獲物に襲い掛かり仕留めて行く。
魔物の数は多い。アジ・ダハーカクラスの魔物が視界を埋め尽くしている。例えアジ・ダハーカを倒したからと言ってホッとしている時間は無いのだ。
そんな僕に新たに襲い掛かって来たのは、白色の毛並みが美しい巨大な虎だった。普通の虎の3倍はありそうな体躯をした虎がまるで空中を駆けるように僕に迫って来ていた。
そんな白虎の頭を盾で殴りつける。
グシャリと何とも言えない嫌な感触が盾を通して伝わると、白虎の頭は熟れた果実が地面に落ちたように破裂し、そのまま下へ落下していく。
そんな白虎の姿を最後まで見届ける事無く、素早くその場から離れる。すると、今まで僕が居た場所を一筋の閃光が通り過ぎる。
その閃光を辿り、攻撃した者に目を向ける。
そしてそこには巨大な蛇が居た。
一つの体に8つの頭を8つの尾を持った巨大な蛇。いや、アレは蛇では無く蛇龍か。
その大きさ、そして漂わせる存在感、どちらも邪竜帝アジ・ダハーカに勝るとも劣らない強大な龍。始めて戦う相手だが、強敵と言って差し支えない相手かな。ただ、強いと言っても所詮はアジ・ダハーカクラス。正直僕の相手じゃない。
僕は剣に風の神気を纏はせる。魔剣レヴィが緑色のオーラに包まれるのを確認すると、そのまま纏わせた神気を解放するように剣を振り抜く。
剣の一振りにより解放された風の神気は、不可視の刃となって八頭龍に襲い掛かりその長い8つの首をいとも簡単に刎ねていく。
トドメに剣をもう一振りすると、8つの頭部を失いながらも立ち続けていた胴体分の真っ二つに斬り裂いた。
八頭龍を倒した僕は、次の標的に目を向けながらも周りの戦況を確認していく。
最初に目を向けたのはレヴィ。
見る限り予想通りの強さのようだ。
眼前に迫った巨大な蛇の牙を、踊るように躱すと一瞬のうちにぶつ切り状態にしてしまった。相変わらずとんでも無いと強さだと思う。
強さ的には、今の僕なら能力差で絶対勝てると思うけど、実際同じ能力値で勝負したら絶対勝てないと思う。いや、マジで……。
まあ。経験の差があるから当然と言えば当然なんだろうけど。
あっ! 後ろからこっそり近づいていた蜘蛛型の魔物が蹴り一発で爆散してしまった。もう流石蛾としか言いようがないね。
さて、レヴィは特に問題無いとして次はセバスさんの様子を見てみよう。
セバスさんは空中に飛んで、戦場全体を見下ろしながら火炎弾のような魔法をそこら中に撃ちまくっている。
どうやら、炎系の魔法のようだが、威力がハンパない。
今もレヴィに近づこうとしていた巨大な蟻型の魔物に向けて一発撃ち込んでいるが、直撃された蟻はまるで超高熱の溶岩でも浴びせられたように急激に溶解して行っている。
ふつう、あのランクの魔物は、いくら溶岩を掛けられたとしても、そう簡単に溶けに筈なのにあんなに簡単に溶ける事を考えると、あの火炎弾、異常に高温なんだろと思う。
そんなセバスさんを危険と判断したのか、ワイバーン程もある巨大な鳥がセバスさんの死角から襲い掛かろうと突撃して行く。
だがしかしセバスさんは、そちらに視線を移す事無く、風魔法の刃を鳥の向け撃ち込みそのまま地上の魔物に向けても火炎弾の雨を降らせる。
当然の風の刃を受けた鳥の魔物は、今の一撃で真っ二つになりそのまま落下して行く。一応あれでもレベル500クラスの化物なんだけどね……
地上の火の海と相まってまさに絵に描いたような蹂躙劇ですね。
続いてはイジスさんの様子かな……
って、これは凄いね……
何処から出したのか、いつの間にかイジスさんの右手には、イジスさんの身の丈の3倍はありそうな巨大な剣が握られている。そしてその剣を一振りする度に、魔物の血で創られた水たまりが池のように拡大して行っている。
全身に返り血ちと肉片を浴びて真っ赤に染まるイジスさんの姿は中々にエグイ。少し引くレベルだ。
それに右手に握られた大剣。あんな巨大な剣を右手一本で振りまわすって、違和感がハンパない。まさに武神いった感じだ。まあ、僕も出来るっちゃ出来るけど……
そんな大剣をイジスさん一振りするごとに血飛沫が上がり、魔物達の断末魔の悲鳴が響き渡って聞こえてくる。
その度に足元の広がる血の池は拡大をし続け、大量の魔物死骸がそこら中に転がる。中々に凄まじい光景になっていると思う。
確かイジスさんって、盾だったはずなのに今回の戦闘では一切盾を使って無いようだけど、やっぱり実力差があり過ぎて使う必要無しって感じなんだろうか? 恐らくそうだろうな……
という事でイジスさんも問題無し。
では次を見てみようかな。
************************************************
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ブックマークや評価ポイントを頂けると、とても励みになります。
********************************************
「ハッ!!」
僕が剣を一閃すると、眼前に迫っていた邪竜帝アジ・ダハーカの体は真っ二つになる。
持つ剣はレヴィの魂が抜けた抜け殻のようなモノだが、それでもヴァルハラでパワーアップしたレヴィならば、例え魂の抜け殻であっても昔あの迷宮でアジ・ダハーカと戦った時のレヴィよりも強力な剣へと進化している。
当然僕自身も半神人化して、以前とは比べものにならない程力が増している。
その二つの力が合わされば、当時ですら1分も掛からなかった相手だ、瞬殺という結果は当然だったみたいだ。
体を真っ二つされたアジ・ダハーカは、その巨体をまるで大木が倒れるようにゆっくりと傾け大きな音を立て倒れる。その後しばらく痙攣をしていたようだがやがてそれも無くなり、全く動かなくなった。
僕はその様子を視界の隅で確認しながら次の獲物に襲い掛かり仕留めて行く。
魔物の数は多い。アジ・ダハーカクラスの魔物が視界を埋め尽くしている。例えアジ・ダハーカを倒したからと言ってホッとしている時間は無いのだ。
そんな僕に新たに襲い掛かって来たのは、白色の毛並みが美しい巨大な虎だった。普通の虎の3倍はありそうな体躯をした虎がまるで空中を駆けるように僕に迫って来ていた。
そんな白虎の頭を盾で殴りつける。
グシャリと何とも言えない嫌な感触が盾を通して伝わると、白虎の頭は熟れた果実が地面に落ちたように破裂し、そのまま下へ落下していく。
そんな白虎の姿を最後まで見届ける事無く、素早くその場から離れる。すると、今まで僕が居た場所を一筋の閃光が通り過ぎる。
その閃光を辿り、攻撃した者に目を向ける。
そしてそこには巨大な蛇が居た。
一つの体に8つの頭を8つの尾を持った巨大な蛇。いや、アレは蛇では無く蛇龍か。
その大きさ、そして漂わせる存在感、どちらも邪竜帝アジ・ダハーカに勝るとも劣らない強大な龍。始めて戦う相手だが、強敵と言って差し支えない相手かな。ただ、強いと言っても所詮はアジ・ダハーカクラス。正直僕の相手じゃない。
僕は剣に風の神気を纏はせる。魔剣レヴィが緑色のオーラに包まれるのを確認すると、そのまま纏わせた神気を解放するように剣を振り抜く。
剣の一振りにより解放された風の神気は、不可視の刃となって八頭龍に襲い掛かりその長い8つの首をいとも簡単に刎ねていく。
トドメに剣をもう一振りすると、8つの頭部を失いながらも立ち続けていた胴体分の真っ二つに斬り裂いた。
八頭龍を倒した僕は、次の標的に目を向けながらも周りの戦況を確認していく。
最初に目を向けたのはレヴィ。
見る限り予想通りの強さのようだ。
眼前に迫った巨大な蛇の牙を、踊るように躱すと一瞬のうちにぶつ切り状態にしてしまった。相変わらずとんでも無いと強さだと思う。
強さ的には、今の僕なら能力差で絶対勝てると思うけど、実際同じ能力値で勝負したら絶対勝てないと思う。いや、マジで……。
まあ。経験の差があるから当然と言えば当然なんだろうけど。
あっ! 後ろからこっそり近づいていた蜘蛛型の魔物が蹴り一発で爆散してしまった。もう流石蛾としか言いようがないね。
さて、レヴィは特に問題無いとして次はセバスさんの様子を見てみよう。
セバスさんは空中に飛んで、戦場全体を見下ろしながら火炎弾のような魔法をそこら中に撃ちまくっている。
どうやら、炎系の魔法のようだが、威力がハンパない。
今もレヴィに近づこうとしていた巨大な蟻型の魔物に向けて一発撃ち込んでいるが、直撃された蟻はまるで超高熱の溶岩でも浴びせられたように急激に溶解して行っている。
ふつう、あのランクの魔物は、いくら溶岩を掛けられたとしても、そう簡単に溶けに筈なのにあんなに簡単に溶ける事を考えると、あの火炎弾、異常に高温なんだろと思う。
そんなセバスさんを危険と判断したのか、ワイバーン程もある巨大な鳥がセバスさんの死角から襲い掛かろうと突撃して行く。
だがしかしセバスさんは、そちらに視線を移す事無く、風魔法の刃を鳥の向け撃ち込みそのまま地上の魔物に向けても火炎弾の雨を降らせる。
当然の風の刃を受けた鳥の魔物は、今の一撃で真っ二つになりそのまま落下して行く。一応あれでもレベル500クラスの化物なんだけどね……
地上の火の海と相まってまさに絵に描いたような蹂躙劇ですね。
続いてはイジスさんの様子かな……
って、これは凄いね……
何処から出したのか、いつの間にかイジスさんの右手には、イジスさんの身の丈の3倍はありそうな巨大な剣が握られている。そしてその剣を一振りする度に、魔物の血で創られた水たまりが池のように拡大して行っている。
全身に返り血ちと肉片を浴びて真っ赤に染まるイジスさんの姿は中々にエグイ。少し引くレベルだ。
それに右手に握られた大剣。あんな巨大な剣を右手一本で振りまわすって、違和感がハンパない。まさに武神いった感じだ。まあ、僕も出来るっちゃ出来るけど……
そんな大剣をイジスさん一振りするごとに血飛沫が上がり、魔物達の断末魔の悲鳴が響き渡って聞こえてくる。
その度に足元の広がる血の池は拡大をし続け、大量の魔物死骸がそこら中に転がる。中々に凄まじい光景になっていると思う。
確かイジスさんって、盾だったはずなのに今回の戦闘では一切盾を使って無いようだけど、やっぱり実力差があり過ぎて使う必要無しって感じなんだろうか? 恐らくそうだろうな……
という事でイジスさんも問題無し。
では次を見てみようかな。
************************************************
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ブックマークや評価ポイントを頂けると、とても励みになります。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる