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日常と感情と愛情と相性
付箋【律】
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今日。
ものすごくえっちがしたい。
金曜日。
もうすぐ終業時間だ。
彰さんはいつも通り、私が帰ったあと2、3時間程残業して帰ってくる。
帰りに夕飯の買い物して帰ろう。
なんだかそわそわしてしまう。
煮物を煮込んでいる間にシャワーを浴びる。
ある程度が出来上がったのは7時前。
会社を出る頃に一度は連絡してくれる彰さんからは現時点で音沙汰無し。
ふだん、待つのは苦じゃないが、なんせ今日は無性にえっちがしたい。
ひとりでシテみてもイイがどうかわからない。
疲れてる彰さんにしてほしいと強請るのもなんな嫌。
さて、どうしよう?
①今日は諦める
②おかえりなさいアナタ。ご飯、お風呂、ワタシ、どれにする?
③諦めて一人でする。
ちっちゃな付箋紙に、書き込んでローテーブルへ貼り付ける。
他には案が出ないかな?
うーむ。
…………
「り…………律、律?」
ふぇ?
「なんで……彰さんがいるの?」
ゆすられ起きると、彰さんがつかれた顔を緩めて笑う。
「ヒドイな。会いたいからだよ」
あまーい!
やばい。
ダダ甘っすよ!
顔が熱くなるのがわかる。
うつむく私に、彰さんが頭をなでながら喉でくつくつ笑う。
「それにしてもこの付箋紙に、どういう意味?」
ぎゃー!
出しっぱなし!
手を伸ばして握りつぶそうとしたら、意図がバレて素早く取り上げられる。
ジタバタと、ソファのうえでもがく私に気持ち体重をかけて押さえ込んできた。
「や……その………」
「②はわかる。昭和なアレだろ?
①と③はなんなの?
何を諦めて一人でするの?」
いや、突っ込まれたいですが、突っ込んで聞いてほしくないアレの件ですよ。
聞かないでー!
「特に③の意味、知りたいな」
知らなくていい事なんで聞かないでください。
ええ。
しゃべりません。
企んだ顔してもダメですよーだ!
ものすごくえっちがしたい。
金曜日。
もうすぐ終業時間だ。
彰さんはいつも通り、私が帰ったあと2、3時間程残業して帰ってくる。
帰りに夕飯の買い物して帰ろう。
なんだかそわそわしてしまう。
煮物を煮込んでいる間にシャワーを浴びる。
ある程度が出来上がったのは7時前。
会社を出る頃に一度は連絡してくれる彰さんからは現時点で音沙汰無し。
ふだん、待つのは苦じゃないが、なんせ今日は無性にえっちがしたい。
ひとりでシテみてもイイがどうかわからない。
疲れてる彰さんにしてほしいと強請るのもなんな嫌。
さて、どうしよう?
①今日は諦める
②おかえりなさいアナタ。ご飯、お風呂、ワタシ、どれにする?
③諦めて一人でする。
ちっちゃな付箋紙に、書き込んでローテーブルへ貼り付ける。
他には案が出ないかな?
うーむ。
…………
「り…………律、律?」
ふぇ?
「なんで……彰さんがいるの?」
ゆすられ起きると、彰さんがつかれた顔を緩めて笑う。
「ヒドイな。会いたいからだよ」
あまーい!
やばい。
ダダ甘っすよ!
顔が熱くなるのがわかる。
うつむく私に、彰さんが頭をなでながら喉でくつくつ笑う。
「それにしてもこの付箋紙に、どういう意味?」
ぎゃー!
出しっぱなし!
手を伸ばして握りつぶそうとしたら、意図がバレて素早く取り上げられる。
ジタバタと、ソファのうえでもがく私に気持ち体重をかけて押さえ込んできた。
「や……その………」
「②はわかる。昭和なアレだろ?
①と③はなんなの?
何を諦めて一人でするの?」
いや、突っ込まれたいですが、突っ込んで聞いてほしくないアレの件ですよ。
聞かないでー!
「特に③の意味、知りたいな」
知らなくていい事なんで聞かないでください。
ええ。
しゃべりません。
企んだ顔してもダメですよーだ!
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