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第1章 旅立ちまで
2 神に導かれ
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ふわりふわりからだが浮いた感じがする
暖かくて柔らかいなにかに包まれて…
今までに感じたことの無い安心感と幸福感がじわじわと身体に染みてくる。
このままでずっいたいなぁ…
『好きなだけいればよい』
いてもいいの?
『何れはあちらヘ行ってもらわねばならんが今は好きなだけいてよい』
そっか…………?だれ?
『やっと気がついたか?我はヴェルト』
目を開けて見ればそこはなにもない真っ白な世界
見渡してみてもなにもない
私は…たしか死んだはず?
『そうだ、その魂を我がこの空間に呼び寄せた』
優しくて暖かい男性の声が聞こえる、聞こえると言うよりも直接頭に響いてくる、不思議に思っていると何もない真っ白な場所の一部が強く光り次第に形どっていった。
目の前に現れたのは表現できない程の美形の男性
銀の髪に黄金の瞳
そこにいるだけで私達人間とは違う何かを感じる。
だけどその何かがなぜか懐かしく思えた。
『そなたにはデスティニへ転生してもらう為、輪廻の輪にはのせず此処に来て貰ったのだ』
「転生…?」
『そうだ』
「その世界はどんな世界ですか?」
『魔法、精霊、冒険者など有るところだ、そなたの世界でよくあるRPGと同じ様な世界だ』
「……………。」
『安心するがいい、デスティニではそなたが地球の様に辛い思いをすることはない』
「そっ…か」
『好きに自由に生きるといい』
「ありがとう」
俯いていた顔を上げいつからか無表情になっていたはずの顔を少しだけほんの少しだけ微笑む事ができた気がした、すると頬に冷たいけど暖かい何かが触れた。
目の前にヴェルト神様がいて私のほほを優しく撫でていた。
なぜか嫌ではなく嬉しく感じているのに不思議に感じながらもヴェルト神様から目を離さず見つめてしまった。
『そなたは……いや、そなたが幸せに生きていけるよう能力を授けよう』
「能力?」
『ああ、能力として…創造魔法、創造武剣術、魔力湧き…を授けよう』
「その…意味を教えてください?」
『そのままの意味だがな。創造魔法は(想像した魔法を使える)、創造武剣術(想像したように身体を動かすことができる)魔力湧きは(己の魔力が無限に湧き出てくる)ものだ、これがあれば魔力枯渇等になることもない。』
「そんな、凄いものを沢山いいんですか?」
『構わぬさ、そなたは力に溺れることはないからな』
「………分からないです。だけど、そうならないように気を付けます」
『幸せに生きろ』
「ありがとう、ヴェル」
自然と名前が愛称が口からこぼれた。
神様を呼び捨てなんてほんとはいけないはずなのに、愛称何て呼んでいいはず無いのに、だけどヴェルト神様はどこまでも優しく微笑み暖かい瞳で私を見つめてきていた。
私は柔らかい光りに包まれ意識を失っていった。
暖かくて柔らかいなにかに包まれて…
今までに感じたことの無い安心感と幸福感がじわじわと身体に染みてくる。
このままでずっいたいなぁ…
『好きなだけいればよい』
いてもいいの?
『何れはあちらヘ行ってもらわねばならんが今は好きなだけいてよい』
そっか…………?だれ?
『やっと気がついたか?我はヴェルト』
目を開けて見ればそこはなにもない真っ白な世界
見渡してみてもなにもない
私は…たしか死んだはず?
『そうだ、その魂を我がこの空間に呼び寄せた』
優しくて暖かい男性の声が聞こえる、聞こえると言うよりも直接頭に響いてくる、不思議に思っていると何もない真っ白な場所の一部が強く光り次第に形どっていった。
目の前に現れたのは表現できない程の美形の男性
銀の髪に黄金の瞳
そこにいるだけで私達人間とは違う何かを感じる。
だけどその何かがなぜか懐かしく思えた。
『そなたにはデスティニへ転生してもらう為、輪廻の輪にはのせず此処に来て貰ったのだ』
「転生…?」
『そうだ』
「その世界はどんな世界ですか?」
『魔法、精霊、冒険者など有るところだ、そなたの世界でよくあるRPGと同じ様な世界だ』
「……………。」
『安心するがいい、デスティニではそなたが地球の様に辛い思いをすることはない』
「そっ…か」
『好きに自由に生きるといい』
「ありがとう」
俯いていた顔を上げいつからか無表情になっていたはずの顔を少しだけほんの少しだけ微笑む事ができた気がした、すると頬に冷たいけど暖かい何かが触れた。
目の前にヴェルト神様がいて私のほほを優しく撫でていた。
なぜか嫌ではなく嬉しく感じているのに不思議に感じながらもヴェルト神様から目を離さず見つめてしまった。
『そなたは……いや、そなたが幸せに生きていけるよう能力を授けよう』
「能力?」
『ああ、能力として…創造魔法、創造武剣術、魔力湧き…を授けよう』
「その…意味を教えてください?」
『そのままの意味だがな。創造魔法は(想像した魔法を使える)、創造武剣術(想像したように身体を動かすことができる)魔力湧きは(己の魔力が無限に湧き出てくる)ものだ、これがあれば魔力枯渇等になることもない。』
「そんな、凄いものを沢山いいんですか?」
『構わぬさ、そなたは力に溺れることはないからな』
「………分からないです。だけど、そうならないように気を付けます」
『幸せに生きろ』
「ありがとう、ヴェル」
自然と名前が愛称が口からこぼれた。
神様を呼び捨てなんてほんとはいけないはずなのに、愛称何て呼んでいいはず無いのに、だけどヴェルト神様はどこまでも優しく微笑み暖かい瞳で私を見つめてきていた。
私は柔らかい光りに包まれ意識を失っていった。
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