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異世界転生!
しおりを挟む今日も一日頑張った。早く家に帰ってガチャを引こう。あと少し、もう少しの辛抱だ。
ふと、視線をあげると目の前に自転車が来ていた。……やばい! と思った時には時既に遅し。
その瞬間に体に激痛が走り、目の前が暗くなっていく。手足の感覚が失われていき、体が冷えていくのを感じる。
もう死ぬのか……、呆気ない死に方だなぁ。こんなはやく死んでごめん……、父さん、母さん…………。
最後に願いが叶うならガチャが引きてぇよ――
目が覚めた。何だ夢かよ、と思い辺りを見る。見えるのは生い茂った森のみだ。何処だよと思いつつ、体を起こし状況を確認するため周囲の探索を始める。
探索をしていると驚くべきものを発見した。
そう!それは……青くてプルプルとした愛らしいボディの奴だ。しっかりと生命体らしい動きをしている。
マジかよ!? スライムじゃねぇか! 幾度となく見てきた。あるときはRPGゲームで、あるときは異世界系の漫画で……。
ここで1つの結論に至る。母さん……俺は今、異世界に居ます。そっちでは死んだことになっているかもだけど、しっかり生きてるからね…………。
っと、スライムは最弱と言えどモンスターだが、あんまりなめてると痛い目を見るはずだ。作品によっては強キャラとしてもかかれるからね。
足下にある石を持つ。ストックとしてポッケにも石をつめる。気付かれないように距離をとり投石準備完了! 発射!
投げた石はスライムにクリーンヒット。しかしながらちゃんと生きてました。ダメージは入ったように見えるが死にきらなかったようだ。
こちらに気付き、向かってくる。ポッケから石を取り出し投げまくる。5発目くらいでスライムは動かなくなった。
あっという間だったな。しかし今余韻に浸る余裕はない。スライムが1発目だったから良かったが、他にもモンスターがいる可能性は大いにある。
それに対しこちらは丸腰。しかもサバイバル状態、どうにかして生き残らないとな。こっちはこういうときのためにディ○○バリーチャンネルもしっかり視聴済みなんだよ。
それはさておき、ここは異世界なんだ。異世界に来たならやるべきこと、というか唱えるべきものがあるだろう…………
「ステータスオープン!! 」
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