生きた

しにたくない

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夏の巻

夏の巻2

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中1の後半から中2の中盤あたりまでここがもっとも安定していて楽しかったと思う。

俺は将棋をやめて水泳にはいった。とはいっても将棋部でもほとんど将棋はやらずに宿題をしてたのだが。
水泳部の先輩が同じ通学バスの中だったから仲良くやれた。水泳は小さい頃かやってたから自信があったけど、なかなかしんどくてはじめてやったときは腹減りすぎて大盛りカツカレーを食ったのが思い出になった。結局、数ヶ月でサボり出してまた仲のいい奴らと部活をサボって遊び出すことになる。サボった時は先輩に追いかけられて廊下や将棋部の教室に入って逃げ回ったこともあって愉快だった。

勉強のほうは相変わらず厳しかったが、なんとか頑張って80位くらいになれた。でも数学は常に最下位だった。

夕暮れ時、通学バスで特に仲の良かった友人たちとのバスに乗りながらバカな話をしているところや他の友達とバスを待ってる時間、バスに他のクラスメイトがきて話してたりしたのを思い出す。

バスの中では遊びを考えたりして遊んでた。途中から仮面ライダーが流行って、おれがクラスメイトとかを仮面ライダーにした話をつくったり、先輩に変なあだ名をつけて設定をつくりまくって話をつくって爆笑したりしていた。

あとはアニメとかもはまった。中1くらいからすごくアニメをみた。同じバスのAがアニメ好きぽくて今まで深夜アニメやライトノベルについては少ししか知らなかったのに、何故か見栄を張ってオタクぶって?なんか大人がみるアニメって感じでかっこいいとおもったから、ゲーム機をつかってネットでアニメをみまくったな。

みんなでモンハンとかもしたっけよ。深夜に親に隠れてモンハンは最高だった。あとはニコニコ動画をゲーム機でねるまでみたりして、次の日寝起き地獄だったが良い思い出になった。

よく仲のいいバスの仲間とは休日あつまってあそんだ。ときどき他のクラスメイトを呼ぶこともあった。だいたいその時は映画とかをみにいくのだが、そのあとはどこにもよらず、バカ話をしながらひたすら歩きまくる。大体空が暗くなるまで歩いてここはどこだってなって、冒険みたいな感じでワクワクしたり、歩きすぎて足が自動でうごくようになったり、とにかくそれほどに話がつづいた。なんの話していたのかは覚えてない。でもひたすら楽しかったしワクワクしていた。
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