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4.『転んだ少女を助けました』
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私ももう七歳。もうすぐ受験ですよ。まあ、勉強やってるし大丈夫ですが。それにしても、やっぱり前世の教育の方が進んでるんだなぁと実感した。
ただ、こちらには魔法という前世にはなかったものがあるからそれを中心に学習。魔法適正はまだ分からないから使えないのだけど。というか、平民にはまずないらしい。お母さんも持ってなかったし。
お父さん?いや、お父さんを一度も見かけたことがないんだよねー、どこにいるんだろう?
あぁ、そうそう、魔法適正は八歳になっら教会で見てもらうらしく、その結果が学園にいくだけだった。だから、あってもなくても勉強できれば受かるという感じなのかな??
それと、姉が学園に去年入学した。なんで入学できたって?
ヒロイン補正というもののおかげかなぁと思ってる。
魔法適正が光だったそうですよ。
光はもはやお伽噺のものだと思われてるみたいで、それはそれは話題になりました。
不思議なことが一つ。学力テストがびっくり、マイナス一点だったそうで、何をやったかというと、足し算は愚か名前まで間違えたらしい。どうやったらそうなるの?ツッコミどころ満載とかの騒ぎじゃないじゃん。
名前「ヒロイン」
と書いたみたい。
因みに我が姉の名は、ナツキ・サリアナ。
おそらくナツキは前世の名ではないかなと思う。乙女ゲーだからね、自分で名前決められるんだよ。一応名前は決まってたはずだけど思い出せない...。
私は...前世の妹の名でやってました。
ほら、第三者目線なのが楽しかったからさ。
とりあえず、あそこは全寮制だけど、姉は、問題をおこしてないよね?怖い事に、ある一定のラインがあって、そのラインを越えると家へ強制そうかん。貴族の場合は権力と金で消せるとか消せないとか。だから、姉が問題おこしてもこちらには何も伝わらない。でも、ゲーム内では公爵の実の娘だったし、なんとでもなるよねー。多分。
とか考えながら歩いていたら。
「きゃっ。」
ずささぁ。
少女が目の前で転んだ。とりあえず手を出すか。
「大丈夫??痛いとこある??」
精神年齢に引っ張られてたけど、私も少女だ。あー、でも、可愛い。なんて可愛いの。前世の妹を思い出すよー。
「ごめんなさい。ありがとう。」
そう言うと、ニコッと笑った。
きゃー!!私の中でペンライトを振ってるわ!!はぁ、癒し。姉があんなんだから、家事の手伝いとか全部私だし。いや、いや、前世なんて、自分で身の回りのことしてたし、それに比べれば全然楽なんだけども。
そして、私には見えたよ!膝から血が出てる。
「痛そう...治ればいいな」
って、ボソッと呟いたら、傷が治ったのだ。目ん玉落とすかと思うくらいに私の目は開いた。
「!??」
もしかして、この少女、光適正の子??
光は主に治癒能力。でも、そんな話題は町におりてきてないんだよね...不思議。
「.....よろしければ、今度、助けていただいたお礼をしたいのですけれど...。」
「えっ?私何もしてないよ?」
というか、話し方上品だな。いいところのお嬢さん??
「では、また今度...明後日とか会ってくださる?」
「うん!それは全然嬉しい!また、ここに来ればいい??」
「えぇ、では、正午頃にここにしましょう。あ、ランチ持ってくるので、一緒に食べません?」
「えぇ、いいの??じゃあ、楽しみにしてるねー!」
あれよあれよとあっという間に次に会う約束がされた。
ただ、こちらには魔法という前世にはなかったものがあるからそれを中心に学習。魔法適正はまだ分からないから使えないのだけど。というか、平民にはまずないらしい。お母さんも持ってなかったし。
お父さん?いや、お父さんを一度も見かけたことがないんだよねー、どこにいるんだろう?
あぁ、そうそう、魔法適正は八歳になっら教会で見てもらうらしく、その結果が学園にいくだけだった。だから、あってもなくても勉強できれば受かるという感じなのかな??
それと、姉が学園に去年入学した。なんで入学できたって?
ヒロイン補正というもののおかげかなぁと思ってる。
魔法適正が光だったそうですよ。
光はもはやお伽噺のものだと思われてるみたいで、それはそれは話題になりました。
不思議なことが一つ。学力テストがびっくり、マイナス一点だったそうで、何をやったかというと、足し算は愚か名前まで間違えたらしい。どうやったらそうなるの?ツッコミどころ満載とかの騒ぎじゃないじゃん。
名前「ヒロイン」
と書いたみたい。
因みに我が姉の名は、ナツキ・サリアナ。
おそらくナツキは前世の名ではないかなと思う。乙女ゲーだからね、自分で名前決められるんだよ。一応名前は決まってたはずだけど思い出せない...。
私は...前世の妹の名でやってました。
ほら、第三者目線なのが楽しかったからさ。
とりあえず、あそこは全寮制だけど、姉は、問題をおこしてないよね?怖い事に、ある一定のラインがあって、そのラインを越えると家へ強制そうかん。貴族の場合は権力と金で消せるとか消せないとか。だから、姉が問題おこしてもこちらには何も伝わらない。でも、ゲーム内では公爵の実の娘だったし、なんとでもなるよねー。多分。
とか考えながら歩いていたら。
「きゃっ。」
ずささぁ。
少女が目の前で転んだ。とりあえず手を出すか。
「大丈夫??痛いとこある??」
精神年齢に引っ張られてたけど、私も少女だ。あー、でも、可愛い。なんて可愛いの。前世の妹を思い出すよー。
「ごめんなさい。ありがとう。」
そう言うと、ニコッと笑った。
きゃー!!私の中でペンライトを振ってるわ!!はぁ、癒し。姉があんなんだから、家事の手伝いとか全部私だし。いや、いや、前世なんて、自分で身の回りのことしてたし、それに比べれば全然楽なんだけども。
そして、私には見えたよ!膝から血が出てる。
「痛そう...治ればいいな」
って、ボソッと呟いたら、傷が治ったのだ。目ん玉落とすかと思うくらいに私の目は開いた。
「!??」
もしかして、この少女、光適正の子??
光は主に治癒能力。でも、そんな話題は町におりてきてないんだよね...不思議。
「.....よろしければ、今度、助けていただいたお礼をしたいのですけれど...。」
「えっ?私何もしてないよ?」
というか、話し方上品だな。いいところのお嬢さん??
「では、また今度...明後日とか会ってくださる?」
「うん!それは全然嬉しい!また、ここに来ればいい??」
「えぇ、では、正午頃にここにしましょう。あ、ランチ持ってくるので、一緒に食べません?」
「えぇ、いいの??じゃあ、楽しみにしてるねー!」
あれよあれよとあっという間に次に会う約束がされた。
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