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9.『学園へ入学』

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今日は入学式。前世ではもう社会人だったから、また入学式なんてものにあえたことが感動。

え?学力テスト??あまりに簡単だった。主に主に算数と歴史という組み合わせできもーち国語がいたくらい。
魔法を使う世界だからから理科が無かった。化学発展させたら矛盾だらけでおかしなことになるもんねー。

だって、いくらなんでも、何も無い所から火が出るとかおかしいじゃん。水ならまだ、空気中の水分が...とかで分からないこともないけど...。

「あー、あー、テステステーストー。はい。大丈夫そうですね。それではこれから入学式を始めます。」

この学園、親は参加できないそうなのだ。昔は参加できていたそうなのだが、貴族同士の自慢話がギスギスの原因になるとかで無くなったらしい。

「皆さん、入学おめでとうございます。この学園では.....」

今お話をしている人は学園長。なんと学園長は女性で平民。わお。
やっぱり、貴族いるのだし、こう、勝手なイメージだが、貴族のおじいちゃんで白い髭をふさーっと生やしている感じがする。
だが、実際は四十程の綺麗に歳をとってますねといった感じの女性。

「それでは、次に新入生代表。フォティア・ナハバ・マリナントさん。どうぞお願いします。」

今呼ばれたフォティア様。第三王子で第二王女と双子です。
教師と生徒という関係のせいか、さん付けなんだー。なんだか不思議。

?....第三王子がいるのなら、第二王女もいるよね?ルリとどれだけ似てるのか今度見てみよーっと。失礼にならない程度に遠目からそーっとなら大丈夫だよねー。

「本日は....」

そのあとうとうととしていたらいつの間にか新入生代表の挨拶が終わっていた。

体育館(?)らしき場所から出ると一人一人自分のクラスが示された紙を渡された。


ふむふむ....特別クラス....まあ、算数だったし、歴史は覚えるだけだったし、何故か光適性持っていて、氷適正もある複数適正持ちだったし、こう、なる、のか、な??

うん、なんとなく予想してたよ。でも、貴族様と一緒だなんて荷が重いなー。
はぁ。





そうして、エナはとぼとぼクラスへ向かっていったのだった。



*今日から土曜日までバタバタしそうなので、更新止まるかと思われます。
確実に更新するのは日曜日(2月23日)からです。よろしくお願いします
m(_ _*)m゛
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