異世界テイスト ~宿屋の跡継ぎに転生した主人公の異世界飯テロチーレム冒険ファンタジー!!~

きーす

文字の大きさ
365 / 447
第6章 冒険 -帝国編-

NTR?

しおりを挟む


 食事の作り置きがある程度仕上がったところで、俺は少し1人で部屋にこもることにした。

 その理由は、テスト品の刀を修復するためだ。

 シータの話によれば、俺の魔力があれば復元可能ってことなので、シータはカノンが使いたそうなこともあって、俺はどうしても出発前にテスト品を直しておきたかったのだ。

 テスト品とはいえ神の声ではあるらしいので、エルピスのところで復元してもよかったんだけど、この前は立て込んでて向こうに呼んでもらえなかったから、今回は何も言わずにこっちでやる事した。

 シータ?


『はーい!! 呼ばれたらほいほい出てきちゃう〇フレみたいな刀ちゃんでーす!!』

 〇フレかー、面白いこと言うなぁ...。
 どっちかというと戦闘だから戦フレ?

『おぉー!! シーマに座布団1枚!!』

 懐かしいなー!!
 前の世界の〇点だ笑
 っいうか、よくそのネタ知ってるな笑笑

 早速なんだけどさ、テスト品の刀を修復するには魔力を流せばいいだけなのかな?

『そうだねー。あたしを修復したみたいにしてくれればいいだけだよー』

 あぁーそんなこともあったな。
 ついこの間のことなのに、もうだいぶ前の出来事のような気がするな...。

 それじゃ、テスト品を出して...って、
 ん?
 シータに比べると若干重いのかな?
 きっと素材の問題なんだろうけど、少し違和感があるなー。欠けた状態でこれだもんな...。それでも使っていればそのうち慣れることを期待するしかない。

 よし! それじゃ早速やってみるぞー!!

『おー!!』

 俺はテスト品を持った手に魔力を集中させて、徐々に徐々にと流していくと、刀の手元から光を帯びて折れた切先へと向かっていく。
 魔力の光が刀全体を包み込んだと思ったら、今度は折れた切先部分がみるみるうちに修正されて元の状態へと戻っていく。
 その様子をただ呆然と眺めていたら、いつの間にか修復が終わり、それと同時に魔力の光は霧散した。

 ...。

 これが本当に元の姿なのか?

 仕上がりを見る限りはちゃんと治っていそうなんだけど、それよりも重大な問題?が発生していた。

 修復前は銀だった刀身が、いやに黒々してしまっている。
 
 魔剣というよりは「妖刀」だ。

 シータ、これが本来の姿なのか?

『うん、そうだよー!! バッチリ修復出来てるね!! この黒々してギンギンに立ちはだかる感じ、たまんないよねー!!』

 黒々…。

『やっぱり切れ長の先っちょがあるとモノが違うなー!! シーマにピッタリだよ!! あーゾクゾクするぅー!!』

 先っちょ…。

『実はさっきさー、シーマが魔力を優しく挿入している時、ちょっと嫉妬しちゃったんだー!!』

 挿入って…。

『寝取られるってこういうことなのかなーって思っちゃったよー!!』

 NTR...苦笑。

 この刀はたぶん俺が使うことになるから、間違いじゃないとは思うんだけど...ね。

『ところで、この黒刀には名前は付けないの?』

 意思がある訳じゃないから必要なくない?

『相変わらず刀心が分かってないなー!! そういう問題じゃないんだよねー!! もっと愛着を持ってくれないとー!!』

 あ、そうなの?
 
 それなら、今度こそ「パズー」だろ!!

『…』

 あれ?
 どうした?

 シータから反応がないぞ...。

 またやっちゃったかな…。




しおりを挟む
感想 35

あなたにおすすめの小説

異世界転生したら内装工だった件 ~壁を立てて国を救う職人無双~

もしもノベリスト
ファンタジー
俺の仕事は、空間を作ること。——たとえそれが、異世界だとしても  都内の内装会社に勤める現場代理人・墨田建吾(37歳)は、ある日、現場で足場から転落し、気がつくと見知らぬ世界にいた。そこは魔法と剣が支配する中世風の異世界。しかし建吾が転生したのは、勇者でも魔法使いでもなく、ただの「内装工」としてだった。  異世界の建築技術は石積みと木造が主流で、LGS(軽量鉄骨)どころか、まともな墨出しすら存在しない。城の壁は分厚いが断熱性は皆無、天井は高いが遮音性ゼロ。建吾は最初こそ途方に暮れるが、やがて気づく——この世界には、俺の技術が必要とされている、と。  偶然助けた辺境伯家の令嬢・リーゼロッテから、崩壊寸前の領地の城砦修繕を依頼された建吾。彼は異世界の素材を分析し、魔法を「電動工具」代わりに使い、独自の「軽量鉄骨工法」を編み出していく。完璧な墨出し、精密な下地組み、パテ処理から仕上げまで——彼の施工管理能力は、やがて「神業」と呼ばれ始める。  しかし、建吾の技術革新は旧来の建築ギルドの利権を脅かし、さらには魔王軍の侵攻計画にも関わる重大な秘密に触れてしまう。魔王城の「構造的弱点」を見抜いた建吾は、人類連合軍の最終決戦において、かつてない役割を担うことになる——それは、魔王城の内装を破壊し、空間そのものを崩壊させるという、前代未聞の作戦だった。  内装工の知識と経験、そして異世界で得た仲間たちとの絆。墨田建吾は、壁を立て、天井を張り、床を敷くことで、文字通り「世界を救う空間」を構築していく。 この物語は小説家になろう、カクヨム、アルファポリスで掲載されています。 小説家になろう:https://ncode.syosetu.com/n9309lp/1/ カクヨム:https://kakuyomu.jp/works/822139842910255740 アルファポリス:https://www.alphapolis.co.jp/novel/852717007/297023486?preview=1

男が英雄でなければならない世界 〜男女比1:20の世界に来たけど簡単にはちやほやしてくれません〜

タナん
ファンタジー
 オタク気質な15歳の少年、原田湊は突然異世界に足を踏み入れる。  その世界は魔法があり、強大な獣が跋扈する男女比が1:20の男が少ないファンタジー世界。  モテない自分にもハーレムが作れると喜ぶ湊だが、弱肉強食のこの世界において、力で女に勝る男は大事にされる側などではなく、女を守り闘うものであった。  温室育ちの普通の日本人である湊がいきなり戦えるはずもなく、この世界の女に失望される。 それでも戦わなければならない。  それがこの世界における男だからだ。  湊は自らの考えの甘さに何度も傷つきながらも成長していく。  そしていつか湊は責任とは何かを知り、多くの命を背負う事になっていくのだった。 挿絵:夢路ぽに様 https://www.pixiv.net/users/14840570 ※注 「」「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

DIYと異世界建築生活〜ギャル娘たちとパパの腰袋チート

みーくん
ファンタジー
気づいたら異世界に飛ばされていた、おっさん大工。 唯一の武器は、腰につけた工具袋—— …って、これ中身無限!?釘も木材もコンクリも出てくるんだけど!? 戸惑いながらも、拾った(?)ギャル魔法少女や謎の娘たちと家づくりを始めたおっさん。 土木工事からリゾート開発、果てはダンジョン探索まで!? 「異世界に家がないなら、建てればいいじゃない」 今日もおっさんはハンマー片手に、愛とユーモアと魔法で暮らしをDIY! 建築×育児×チート×ギャル “腰袋チート”で異世界を住みよく変える、大人の冒険がここに始まる! 腰活(こしかつっ!)よろしくお願いします

異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める

自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。 その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。 異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。 定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。

男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)

大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。 この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人) そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ! この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。 前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。 顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。 どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね! そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる! 主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。 外はその限りではありません。 カクヨムでも投稿しております。

チート魅了スキルで始まる、美少女たちとの異世界ハーレム生活

仙道
ファンタジー
リメイク先:「視線が合っただけで美少女が俺に溺れる。異世界で最強のハーレムを作って楽に暮らす」  ごく普通の会社員だった佐々木健太は、異世界へ転移してして、あらゆる女性を無条件に魅了するチート能力を手にする。  彼はこの能力で、女騎士セシリア、ギルド受付嬢リリア、幼女ルナ、踊り子エリスといった魅力的な女性たちと出会い、絆を深めていく。

【一時完結】スキル調味料は最強⁉︎ 外れスキルと笑われた少年は、スキル調味料で無双します‼︎

アノマロカリス
ファンタジー
調味料…それは、料理の味付けに使う為のスパイスである。 この世界では、10歳の子供達には神殿に行き…神託の儀を受ける義務がある。 ただし、特別な理由があれば、断る事も出来る。 少年テッドが神託の儀を受けると、神から与えられたスキルは【調味料】だった。 更にどんなに料理の練習をしても上達しないという追加の神託も授かったのだ。 そんな話を聞いた周りの子供達からは大爆笑され…一緒に付き添っていた大人達も一緒に笑っていた。 少年テッドには、両親を亡くしていて妹達の面倒を見なければならない。 どんな仕事に着きたくて、頭を下げて頼んでいるのに「調味料には必要ない!」と言って断られる始末。 少年テッドの最後に取った行動は、冒険者になる事だった。 冒険者になってから、薬草採取の仕事をこなしていってったある時、魔物に襲われて咄嗟に調味料を魔物に放った。 すると、意外な効果があり…その後テッドはスキル調味料の可能性に気付く… 果たして、その可能性とは⁉ HOTランキングは、最高は2位でした。 皆様、ありがとうございます.°(ಗдಗ。)°. でも、欲を言えば、1位になりたかった(⌒-⌒; )

処理中です...