恋の神様

あらら

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方程式

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「え?今、何て言ったの?」

「だから、友達のままでいない?ってメールするんじゃ!」

檸檬は、動揺した。

いくら恋の神様の言うことでもそれは無理だよ。

「わしの、言うことが聞けんのか?」

「断って恋人になれるの?」

「断りじゃなくて相手の気持ちを確かめるための言葉じゃあ!一回断られたからって諦める男はそこまでの男だったって事じゃあ!」

「だって瀬戸君だよ?モテモテだよ!わたしみたいに…。」

「とりあえずメールするんじゃ。」

檸檬は、泣きながら将太にメールした。

【そっか、分かったよ。】

と返信が来た。

終わった…。

「檸檬、良く頑張った。」

檸檬は、泣くばかりで何も聞こえない。

神様が、ごちゃごちゃ言ってるが檸檬には聞こえない。

「泣き虫娘…。」

檸檬は、泣きながら朝まで眠ってしまった。

朝になって檸檬は気だるい体を動かして冷蔵庫の前に立った。

今日は、土曜日だし、お酒飲んでも大丈夫だよね。

「バカもん!」

神様が、檸檬に言った。

檸檬は、無視した。

ワインを手にして神様を蹴り飛ばそうとした。

「スマホを見るんじゃ!」

スマホ?

あーやだな、誰からもメールがないスマホ見るの。

「自暴自棄になるんじゃない!」

神様は、檸檬の前に立って必死に説得した。

「あぁ、仕方ないな、分かった。」

ワインをしまって部屋に戻った。

スマホを見ると将太からメールがきていた。

【俺、渡辺さんの事、諦められません。好きです。】

檸檬は、信じられない気持ちで涙を流した。

「恋の方程式じゃ!早く返信せんか!」

神様は、やれやれとばかりにテレビの画面に戻った。

檸檬は、将太の家まで走った。

これからどんな未来が待ってても諦めらめない。

檸檬は、神様にありがとうと心の中で言って走った。
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