原付き刑事

あらら

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覚醒剤

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友達君が、女子大生をナンパして聞き込みをしているらしい。

「今日は、パチンコ行かないの?」

ユーちゃんに玄関でマー君は聞かれた。

「今日は‥寿司屋に行く。友達君と。」

「行ってらしゃい!」

マー君は、スマホを出して友達君に電話した。

【もしもし、友達君、ワカメ屋にいるの?】

【そうだよ。ちょぱやで来てね。】

近所のワカメ屋は、一応、寿司屋。

ワカメ屋の扉を開けると

女の子達の黄色い声が聞こえてきた。

「おう、マー君こっち!」

女子5人におじさん2人は厳しいな。

「友達君さぁ、カクとヤクの話し聞き出せた?」

座敷に座ると女の子達が一斉に静かになった。

マー君は、鋭い瞳をしていた。

「簡潔に聞きます。大学で麻薬か覚醒剤流行ってないですか?」

女の子達は、こそこそし始めた。

友達君が、空気を変えるためか、寿司屋なのにカレーライスを注文した。

マー君は、ため息をついてワカメ屋を出た。

スマホに電話が入った。

【マー坊。久しぶり。俺だ。】

【魂さん、お久しぶりです。】

【友達君に、覚醒剤を調べさせてる。】

【知ってます。】

【マー坊、冷静にな。】

【分かってます。】

スマホを切るとワカメ屋から女の子が1人出てきた。

「高梨空です。わたし覚醒剤の売人してる人を知ってます。」

「金は、弾むよ。」

「いえ、わたしとセックスして下さい。」

「何歳?」

「20歳です。」

2人は駅前のラブホに入った。
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