原付き刑事

あらら

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セックス

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どうしたんですか?」

「いや‥。」

お互いにシャワーを浴びてクーラーが寒いくらいだった。

「すまない。今日は出来ない。」

「どうしてですか?」

マー君は、EDなのだ。

空に過去を打ち明けた。

「わたし、EDについて勉強します。」

「何で?」

「マー君、辛そうだから。」

「ありがとう。」

ベッドに川の字で2人は横になった。

「あのさ、空は優しいね。」

「わたし、あなたを知ってるから。」

ん?

「あなたの拳銃で父親が死んだから。」

高梨純一郎の娘か。

「わたし、あなたに感謝してる。」

「どうして?」

「あいつは、わたしを性的な目で見てたから。いつか、レイプされてたと思う。」

「‥‥。」

高梨純一郎は、主犯だった。

ホテルを、出るとセミが鳴いていた。

空は、覚醒剤を横流し、してる学生の名前を教えてくれた。

空は、強く生きている。
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