妊娠条令

シリシヤ島

「シリシヤ島に核を落とす。」

手の甲を擦りながら中井大輔は部下達に言った。

部下達に動揺が走った。

Neo妊娠条令軍は根絶やしにしたつもりだったが甘かった。

核で全世界に驚きと恐怖を植え付けるにはもってこいだ。

その頃、歩の叔父が現れた。

「はぁ、ヤバいな完全に野生化してる。」

「ばか野郎が、俺様は正気だ。」

四つん這いになりなが、近づいて来た。

「叔父さん、力を貸して欲しい。」

四つん這いから二足歩行になった。

「お前の頼み聞き入れた。もう少しでこのシリシヤ島には核を落とされる。」

「お得意の盗聴？」

「いや、Neo妊娠条令軍のスパイから連絡が来た。」

「そいつは最高の花火だな。」

歩は、震えていた。

近くの無人島に逃げる事が決まった。

飛行機に乗りシリシヤ島を離れた。

離陸してからすぐに核は、シリシヤ島に落とされて爆風で飛行機は操縦不能になりはるか先まで飛ばされた。