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Vegetablesー2ー
happy Xmas! 4
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「律――」
俺は身体をねじって律にキスをした。深く、深く―――。
その言葉は、自然に出た。
「俺、律に会えてよかった」
「千章、おまえな……そんなこと言ってると二度と離してもらえねぇぞ」
「離す気かよ」
「ないな……覚悟しろよ?」
律が笑って軽く口づける。
「覚悟? そんなもんとっくにしてる……んっ……」
キスはだんだん深く激しくなって俺の中身を飲み込んでいく。呼吸すらどっちのなのかわからない。
唇を重ねながら、律が助手席のシートを倒した。俺は押し倒されたような状態になる。
キスはずっと続いている――脳ミソ溶けそ。
やがて律の手がシャツの中にはいってきた。冷たい感触に身体がはねる。
「っちょ……待・・まさか、ここで……っ」
「煽ったのはそっちだろ?」
煽ってない! ――そうするうちにも律の手がジーンズに伸びてくる。慌てて押さえるけどいとも簡単に脱がされてしまう。
「……っ律!!」
「覚悟、したんだろ?」
「そういう意味の覚悟じゃな……っふぁっ……ん」
いきなり俺自身を律に含まれて、慌てて口を押さえる。そうしないとおかしな声が出てしまうんだ。
「ん……ふっ……」
これ以上はダメだ。そう思った瞬間、律が離れた。そのまま俺の脚を持ち上げて、後方へと舌を進める――。
「……っ!! 律……やめ……って」
身体はシートに押し付けられて逃げ場がない。羞恥で頭が変になりそうだ。
「律っ……俺、おまえ・のも……」
伸ばした手を捕まえられる。律が俺を覗き込んだ。
「今、おまえにされたら、速攻イッちまいそうだ」
そういってゆっくりと身体を重ねてきた。耳元で囁く。
「おまえの中でイカせろ」
全身がカッと熱くなる。身体全部が心臓になったみたいだ。律がゆっくりと侵入してきた。
「……っあぅ……ふぅっあ……」
早急すぎて全く解れていない身体が、徐々に押し広げられていく感覚に眩暈がする。
律と繋がっていく――。
「千章、目ぇ開けろ」
耳元で聞こえる優しい声。俺はゆっくりと息を吐き出しながら律を見た。律の手が、額にくっついた俺の髪を除ける。
「千章、すげぇエロい顔してる」
「っうるさい――あぁっっ!」
「……一緒にイケよ?」
律が俺のなかをかき混ぜる。俺は置いていかれないように必死で律の首に腕をまわした。
何も考えられない――考えない。
律と一緒にいくと決めたんだ―――。
「―――あぁあ……っ!」
俺の中で律がはじけた――。
俺は身体をねじって律にキスをした。深く、深く―――。
その言葉は、自然に出た。
「俺、律に会えてよかった」
「千章、おまえな……そんなこと言ってると二度と離してもらえねぇぞ」
「離す気かよ」
「ないな……覚悟しろよ?」
律が笑って軽く口づける。
「覚悟? そんなもんとっくにしてる……んっ……」
キスはだんだん深く激しくなって俺の中身を飲み込んでいく。呼吸すらどっちのなのかわからない。
唇を重ねながら、律が助手席のシートを倒した。俺は押し倒されたような状態になる。
キスはずっと続いている――脳ミソ溶けそ。
やがて律の手がシャツの中にはいってきた。冷たい感触に身体がはねる。
「っちょ……待・・まさか、ここで……っ」
「煽ったのはそっちだろ?」
煽ってない! ――そうするうちにも律の手がジーンズに伸びてくる。慌てて押さえるけどいとも簡単に脱がされてしまう。
「……っ律!!」
「覚悟、したんだろ?」
「そういう意味の覚悟じゃな……っふぁっ……ん」
いきなり俺自身を律に含まれて、慌てて口を押さえる。そうしないとおかしな声が出てしまうんだ。
「ん……ふっ……」
これ以上はダメだ。そう思った瞬間、律が離れた。そのまま俺の脚を持ち上げて、後方へと舌を進める――。
「……っ!! 律……やめ……って」
身体はシートに押し付けられて逃げ場がない。羞恥で頭が変になりそうだ。
「律っ……俺、おまえ・のも……」
伸ばした手を捕まえられる。律が俺を覗き込んだ。
「今、おまえにされたら、速攻イッちまいそうだ」
そういってゆっくりと身体を重ねてきた。耳元で囁く。
「おまえの中でイカせろ」
全身がカッと熱くなる。身体全部が心臓になったみたいだ。律がゆっくりと侵入してきた。
「……っあぅ……ふぅっあ……」
早急すぎて全く解れていない身体が、徐々に押し広げられていく感覚に眩暈がする。
律と繋がっていく――。
「千章、目ぇ開けろ」
耳元で聞こえる優しい声。俺はゆっくりと息を吐き出しながら律を見た。律の手が、額にくっついた俺の髪を除ける。
「千章、すげぇエロい顔してる」
「っうるさい――あぁっっ!」
「……一緒にイケよ?」
律が俺のなかをかき混ぜる。俺は置いていかれないように必死で律の首に腕をまわした。
何も考えられない――考えない。
律と一緒にいくと決めたんだ―――。
「―――あぁあ……っ!」
俺の中で律がはじけた――。
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