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Vegetables―スピンオフ―
鬼の霍乱と甘い蜜 3
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「律――っ……やめろって」
ジーンズのファスナーに手をかけた律を慌てて引き剥がそうとして、両手が濡れてることに気づいた。躊躇した隙を見逃さず一気に下着まで下げられてしまう。
そのままフローリングへと押し倒されて――。
「ノドにいいな、コレ」
律の手には取り分けていたはちみつの皿――。まだ少し残っている。
「変なことすんなよ……っ」
嫌な予感に慌てて叫んだ。もちろんそんな意見は聞き入れられるはずもなくて、律の手がゆっくりと皿を傾けていく。
「っぃ―――ア……」
外気に晒され起立した部分にゆっくりと蜜が絡まっていく。緩やかに流れ落ちていく感触に思わず腰が上がった。
皿がテーブルに戻される音――。
「っひゃっ――やめ……っ」
律の熱い舌がはちみつを舐め取っていく。根元から順に流れ落ちる蜜を一通り舐め取り、そのまま残された甘みを求めるように口内に含まれた。
「……甘い――」
「っひぁ……ソコでしゃべんなっ――ん、ふぅ……っ」
キャンディーを舐めるように無心に舌の上で転がされ、その刺激にどんどん上り詰めていってしまう。
律の口内はもちろん、肌に添えられた手もいつになく熱くて、そのことが更におれの情欲を煽っていった。
「や、律……っやばい……から離しっ――って」
足の付け根に感じる痺れが絶頂の予告を知らしめている。耐え切れそうになくて律の頭を必死にどかそうと腕を出した。
そんなおれを笑うかのように、律は止まることなく、むしろ更におれを追い詰めるように煽ってくる。
「っ――ゃ……ッア……ぁアッ――……」
――し、信じられねぇ……。病人のくせに――。
ぐったりと弛緩したおれを律は仕上げとばかりに吸い上げていく。それにすら反応をしてしまう自分が堪らなく恥ずかしい。
「ごちそうさん」
「っざけんな! 変態」
涙目で睨むおれをおかしそうに覗き込んで目を細める律は憎らしいほどしれっとしたものだ。
「今さらだろ?」
ぬけぬけと……。しかもなんか律のも元気になってるし――。
「……ったく、しゃーねぇなぁ……」
やっぱりいつもの律のほうがいいなとか、そんなことをしみじみと思ってしまって……おれはお返しとばかりに律
の傍に屈んで――。
「千章、はちみついらねぇのか?」
「……っば……いらねぇ!!」
ホント、敵わないよな――いろんな意味で――。
ジーンズのファスナーに手をかけた律を慌てて引き剥がそうとして、両手が濡れてることに気づいた。躊躇した隙を見逃さず一気に下着まで下げられてしまう。
そのままフローリングへと押し倒されて――。
「ノドにいいな、コレ」
律の手には取り分けていたはちみつの皿――。まだ少し残っている。
「変なことすんなよ……っ」
嫌な予感に慌てて叫んだ。もちろんそんな意見は聞き入れられるはずもなくて、律の手がゆっくりと皿を傾けていく。
「っぃ―――ア……」
外気に晒され起立した部分にゆっくりと蜜が絡まっていく。緩やかに流れ落ちていく感触に思わず腰が上がった。
皿がテーブルに戻される音――。
「っひゃっ――やめ……っ」
律の熱い舌がはちみつを舐め取っていく。根元から順に流れ落ちる蜜を一通り舐め取り、そのまま残された甘みを求めるように口内に含まれた。
「……甘い――」
「っひぁ……ソコでしゃべんなっ――ん、ふぅ……っ」
キャンディーを舐めるように無心に舌の上で転がされ、その刺激にどんどん上り詰めていってしまう。
律の口内はもちろん、肌に添えられた手もいつになく熱くて、そのことが更におれの情欲を煽っていった。
「や、律……っやばい……から離しっ――って」
足の付け根に感じる痺れが絶頂の予告を知らしめている。耐え切れそうになくて律の頭を必死にどかそうと腕を出した。
そんなおれを笑うかのように、律は止まることなく、むしろ更におれを追い詰めるように煽ってくる。
「っ――ゃ……ッア……ぁアッ――……」
――し、信じられねぇ……。病人のくせに――。
ぐったりと弛緩したおれを律は仕上げとばかりに吸い上げていく。それにすら反応をしてしまう自分が堪らなく恥ずかしい。
「ごちそうさん」
「っざけんな! 変態」
涙目で睨むおれをおかしそうに覗き込んで目を細める律は憎らしいほどしれっとしたものだ。
「今さらだろ?」
ぬけぬけと……。しかもなんか律のも元気になってるし――。
「……ったく、しゃーねぇなぁ……」
やっぱりいつもの律のほうがいいなとか、そんなことをしみじみと思ってしまって……おれはお返しとばかりに律
の傍に屈んで――。
「千章、はちみついらねぇのか?」
「……っば……いらねぇ!!」
ホント、敵わないよな――いろんな意味で――。
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