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二人で散歩……母と修羅場⑥
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おじじと次兄の詳しい電話の内容は、こうだった。
ボーナスが出たから父親のとこと
母と私にも手紙付きでお金を送った。
金額は、ほぼ同じ。
私宛てに送ったのも、
多すぎるとかの考えがまったく無く、
大した理由は、ない。
私と母の手紙を分けたのもたまたま。
母親の性格は、重々把握してるので
私宛ての手紙と三万円を送ったことは、
なかったことにして置くとのことだった。
(良い兄だったことに今更に気付く)
その後、母が帰って来たので手紙を渡した。
でもそこでちらっと開けた途端、
すぐ閉じて、部屋に持って行った。
中身のことは、何も言わずに。
おじじは、その行動にも呆れていた。
そして、夕御飯食べた後だ。
母がどこかに出かける前に、おじじが呼び出して、
何か、仕送りしようと言うと、
気持ち悪いぐらいノリノリで、
でも゛お金は、半分出す”とケチった。
(そもそも、おじじは手紙さえも貰ってないのに)
明らかに、お金が入っていたことの行動だ。
この人タダでは、絶対しないのだ。
それに、嘘でもいいから自分が全部負担すると言って欲しかった。
だからこれが、自分の母親だということが、
とても落ち込んでしまう。
私は、母が部屋から出たタイミングで
隠していた封筒から、一万出して
兄の仕送り分これで出してと言い、おじじに渡した。
驚いた顔していたが、
でも、嬉しそうな顔で笑った。
ありがとう、と言って。
その後、お金を隠す場所をいろいろ変えた。
自分の部屋に置くのは、危険なので止める。
それは、おじじが前に車椅子で散歩に出るとき、
台所に行ったら、私の部屋から母が出て来たのを目撃しているからだ。
それを見られて慌てて出てきたらしいが。
部屋が汚いから、片付けたとかなんとか誤魔化して。
腹立たしいけれど、部屋に鍵はない。
なぜ部屋に入るのか。
答えは一つに決まっている。
取られてたまるか。
……が、気の緩みで油断したおバカな中学生。
お金を持っていることがバレてしまったのである。
ボーナスが出たから父親のとこと
母と私にも手紙付きでお金を送った。
金額は、ほぼ同じ。
私宛てに送ったのも、
多すぎるとかの考えがまったく無く、
大した理由は、ない。
私と母の手紙を分けたのもたまたま。
母親の性格は、重々把握してるので
私宛ての手紙と三万円を送ったことは、
なかったことにして置くとのことだった。
(良い兄だったことに今更に気付く)
その後、母が帰って来たので手紙を渡した。
でもそこでちらっと開けた途端、
すぐ閉じて、部屋に持って行った。
中身のことは、何も言わずに。
おじじは、その行動にも呆れていた。
そして、夕御飯食べた後だ。
母がどこかに出かける前に、おじじが呼び出して、
何か、仕送りしようと言うと、
気持ち悪いぐらいノリノリで、
でも゛お金は、半分出す”とケチった。
(そもそも、おじじは手紙さえも貰ってないのに)
明らかに、お金が入っていたことの行動だ。
この人タダでは、絶対しないのだ。
それに、嘘でもいいから自分が全部負担すると言って欲しかった。
だからこれが、自分の母親だということが、
とても落ち込んでしまう。
私は、母が部屋から出たタイミングで
隠していた封筒から、一万出して
兄の仕送り分これで出してと言い、おじじに渡した。
驚いた顔していたが、
でも、嬉しそうな顔で笑った。
ありがとう、と言って。
その後、お金を隠す場所をいろいろ変えた。
自分の部屋に置くのは、危険なので止める。
それは、おじじが前に車椅子で散歩に出るとき、
台所に行ったら、私の部屋から母が出て来たのを目撃しているからだ。
それを見られて慌てて出てきたらしいが。
部屋が汚いから、片付けたとかなんとか誤魔化して。
腹立たしいけれど、部屋に鍵はない。
なぜ部屋に入るのか。
答えは一つに決まっている。
取られてたまるか。
……が、気の緩みで油断したおバカな中学生。
お金を持っていることがバレてしまったのである。
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