6 / 15
第4話:朝の悶絶トイレ事情
しおりを挟む
『G-パレス』の朝は、一日のうちで最も「雄」のエネルギーが充満する時間帯だ。
午前7時。管理人のリュウがキッチンで朝食の準備を始めている頃、二階の廊下ではある「緊急事態」が発生していた。
「……ッ、漏れちゃうッス!」
最初に共有トイレの前に現れたのは、大学生の来栖豹牙だった。 寝起きの彼は、お気に入りの黒いパーカーを羽織っているものの、下半身はボクサーパンツ一枚。そしてそのフロント部分は、二十歳という若さゆえの凄まじい血流によって、テントを張るどころか、はち切れんばかりに反り返っていた。
「あ、豹牙くんも……」
続いて部屋から出てきたのは、双子の片割れ来栖狼牙だ。 彼のカラーブリーフからは、これまた若さ全開の猛々しいモノを突き出している。二人は同時にトイレのドアノブに手をかけた。
「狼牙くん、俺が先ッス! 漏れる、マジで漏れるッス!」
「俺っちだって限界なんス! 朝からギンギンで、角度的に全然下に向いてくんないんだもん!」
二人がドアの前で押し問答をしていると、背後から重厚な気配が迫った。
「……騒がしいぞ。貴殿ら、朝から何を醜態を晒している。」
現れたのはSPの鷺ノ宮恵太だ。 彼は寮内では甚平を愛用しているが下はトランクス一枚だ。そして、その股間部分は布地を鋭く押し上げ隠しようのない質量を主張していた。
「恵太さん! でも、マジでヤバいんスよ! 勃起してておしっこが出ないし、でも尿意はマックスだし……!」
「そうか。……実は、僕も……いや、いいから早くそこをどけ!!」
恵太は苦渋の表情を浮かべた。普段は堅物で冷静な彼だが、生理現象には抗えない。
よく見るといつもより内股になっている。
G-パレスのトイレは広めに作られているとはいえ、個室は二つ。
しかし一つは現在故障しており明日までは使えない。
そして、これ以上は限界だと感じた三人は同時にトイレの中へなだれ込んだ。
それから三人は一つの便器を囲むようにして立った。
「よし、とりあえず三人で一斉におしっこするッス! 漏らすよりは全然マシッス!」
「わ、わかった! いくよ!」
豹牙がボクサーパンツをずらし、狼牙がブリーフを下ろす。最後に恵太がトランクスの隙間から、SPの職務を忘れさせるほどの猛々しい一物を取り出した。
「くっ……角度が……合わん……ッ!」
そう、「朝勃ち」は硬すぎるのだ。 無理に下へ向けようとすれば激痛が走り、かといってそのまま放てば、便器を飛び越えて大惨事を起こしてしまう。
「狼牙くん、もっとこっち寄るッス! 的が外れる!」
「豹牙くんこそ、その角度じゃ跳ね返っちゃうような……ああ、もう……出そう……!」
「うるさいぞお前ら!!集中できないではないか!!!」
三人は互いの逞しい太腿を密着させながら互いの「モノ」が触れ合うのも構わずに身を寄せ合った。 豹牙の不器用な手つきに狼牙の焦り、そして恵太の必死に理性を保とうとする震え。
「「「あっっ……出るッ……!」」」
とうとう我慢の限界が来て三本の熱い放尿が始まった。
「「「……ふぅぅぅぅ……っ!!」」」
三人の声が綺麗に重なり、狭いトイレ内に安堵の溜息が充満する。 三つの太い奔流が一つの便器へと吸い込まれていく光景は、まさに圧巻。 互いの「雄」としての象徴が至近距離で並び、飛沫が互いの肌に飛ぶのも気にならないほどの解放感が、彼らを包み込んだ。
「……はぁ、助かったッス。マジで死ぬかと思った……」
豹牙がモノをブラつかせたまま、壁に頭を預ける。
「俺っちも……。でも、こうして並ぶと……恵太さんの、マジでデカいっすね……」
狼牙が感心したように、隣に並ぶ恵太の重厚な「モノ」を見つめた。
「……よせ。……朝の生理現象だ。別に深い意味はない」
恵太はきちんとモノを振ってから仕舞い、耳まで赤くしてそっぽを向いた。 しかし、その声はどこか満足げでもあった。
三人はスッキリとした顔でトイレを出た。 廊下では、ちょうど朝食を運び終えた管理人のリュウが、不思議そうな顔をして立っていた。
「おはよう、三人とも。……なんで仲良くトイレから出てきたの…?」
「「「……なんでもないっす(です)!!」」」
三人の声が見事に揃い、朝のG-パレスに響き渡った。
午前7時。管理人のリュウがキッチンで朝食の準備を始めている頃、二階の廊下ではある「緊急事態」が発生していた。
「……ッ、漏れちゃうッス!」
最初に共有トイレの前に現れたのは、大学生の来栖豹牙だった。 寝起きの彼は、お気に入りの黒いパーカーを羽織っているものの、下半身はボクサーパンツ一枚。そしてそのフロント部分は、二十歳という若さゆえの凄まじい血流によって、テントを張るどころか、はち切れんばかりに反り返っていた。
「あ、豹牙くんも……」
続いて部屋から出てきたのは、双子の片割れ来栖狼牙だ。 彼のカラーブリーフからは、これまた若さ全開の猛々しいモノを突き出している。二人は同時にトイレのドアノブに手をかけた。
「狼牙くん、俺が先ッス! 漏れる、マジで漏れるッス!」
「俺っちだって限界なんス! 朝からギンギンで、角度的に全然下に向いてくんないんだもん!」
二人がドアの前で押し問答をしていると、背後から重厚な気配が迫った。
「……騒がしいぞ。貴殿ら、朝から何を醜態を晒している。」
現れたのはSPの鷺ノ宮恵太だ。 彼は寮内では甚平を愛用しているが下はトランクス一枚だ。そして、その股間部分は布地を鋭く押し上げ隠しようのない質量を主張していた。
「恵太さん! でも、マジでヤバいんスよ! 勃起してておしっこが出ないし、でも尿意はマックスだし……!」
「そうか。……実は、僕も……いや、いいから早くそこをどけ!!」
恵太は苦渋の表情を浮かべた。普段は堅物で冷静な彼だが、生理現象には抗えない。
よく見るといつもより内股になっている。
G-パレスのトイレは広めに作られているとはいえ、個室は二つ。
しかし一つは現在故障しており明日までは使えない。
そして、これ以上は限界だと感じた三人は同時にトイレの中へなだれ込んだ。
それから三人は一つの便器を囲むようにして立った。
「よし、とりあえず三人で一斉におしっこするッス! 漏らすよりは全然マシッス!」
「わ、わかった! いくよ!」
豹牙がボクサーパンツをずらし、狼牙がブリーフを下ろす。最後に恵太がトランクスの隙間から、SPの職務を忘れさせるほどの猛々しい一物を取り出した。
「くっ……角度が……合わん……ッ!」
そう、「朝勃ち」は硬すぎるのだ。 無理に下へ向けようとすれば激痛が走り、かといってそのまま放てば、便器を飛び越えて大惨事を起こしてしまう。
「狼牙くん、もっとこっち寄るッス! 的が外れる!」
「豹牙くんこそ、その角度じゃ跳ね返っちゃうような……ああ、もう……出そう……!」
「うるさいぞお前ら!!集中できないではないか!!!」
三人は互いの逞しい太腿を密着させながら互いの「モノ」が触れ合うのも構わずに身を寄せ合った。 豹牙の不器用な手つきに狼牙の焦り、そして恵太の必死に理性を保とうとする震え。
「「「あっっ……出るッ……!」」」
とうとう我慢の限界が来て三本の熱い放尿が始まった。
「「「……ふぅぅぅぅ……っ!!」」」
三人の声が綺麗に重なり、狭いトイレ内に安堵の溜息が充満する。 三つの太い奔流が一つの便器へと吸い込まれていく光景は、まさに圧巻。 互いの「雄」としての象徴が至近距離で並び、飛沫が互いの肌に飛ぶのも気にならないほどの解放感が、彼らを包み込んだ。
「……はぁ、助かったッス。マジで死ぬかと思った……」
豹牙がモノをブラつかせたまま、壁に頭を預ける。
「俺っちも……。でも、こうして並ぶと……恵太さんの、マジでデカいっすね……」
狼牙が感心したように、隣に並ぶ恵太の重厚な「モノ」を見つめた。
「……よせ。……朝の生理現象だ。別に深い意味はない」
恵太はきちんとモノを振ってから仕舞い、耳まで赤くしてそっぽを向いた。 しかし、その声はどこか満足げでもあった。
三人はスッキリとした顔でトイレを出た。 廊下では、ちょうど朝食を運び終えた管理人のリュウが、不思議そうな顔をして立っていた。
「おはよう、三人とも。……なんで仲良くトイレから出てきたの…?」
「「「……なんでもないっす(です)!!」」」
三人の声が見事に揃い、朝のG-パレスに響き渡った。
2
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
黒獅子の愛でる花
なこ
BL
レノアール伯爵家次男のサフィアは、伯爵家の中でもとりわけ浮いた存在だ。
中性的で神秘的なその美しさには、誰しもが息を呑んだ。
深い碧眼はどこか憂いを帯びており、見る者を惑わすと言う。
サフィアは密かに、幼馴染の侯爵家三男リヒトと将来を誓い合っていた。
しかし、その誓いを信じて疑うこともなかったサフィアとは裏腹に、リヒトは公爵家へ婿入りしてしまう。
毎日のように愛を囁き続けてきたリヒトの裏切り行為に、サフィアは困惑する。
そんなある日、複雑な想いを抱えて過ごすサフィアの元に、幼い王太子の世話係を打診する知らせが届く。
王太子は、黒獅子と呼ばれ、前国王を王座から引きずり降ろした現王と、その幼馴染である王妃との一人息子だ。
王妃は現在、病で療養中だという。
幼い王太子と、黒獅子の王、王妃の住まう王城で、サフィアはこれまで知ることのなかった様々な感情と直面する。
サフィアと黒獅子の王ライは、二人を取り巻く愛憎の渦に巻き込まれながらも、密かにゆっくりと心を通わせていくが…
姫を拐ったはずが勇者を拐ってしまった魔王
ミクリ21
BL
姫が拐われた!
……と思って慌てた皆は、姫が無事なのをみて安心する。
しかし、魔王は確かに誰かを拐っていった。
誰が拐われたのかを調べる皆。
一方魔王は?
「姫じゃなくて勇者なんだが」
「え?」
姫を拐ったはずが、勇者を拐ったのだった!?
今日もBL営業カフェで働いています!?
卵丸
BL
ブラック企業の会社に嫌気がさして、退職した沢良宜 篤は給料が高い、男だけのカフェに面接を受けるが「腐男子ですか?」と聞かれて「腐男子ではない」と答えてしまい。改めて、説明文の「BLカフェ」と見てなかったので不採用と思っていたが次の日に採用通知が届き疑心暗鬼で初日バイトに向かうと、店長とBL営業をして腐女子のお客様を喜ばせて!?ノンケBL初心者のバイトと同性愛者の店長のノンケから始まるBLコメディ
※ 不定期更新です。
シスルの花束を
碧月 晶
BL
年下俺様モデル×年上訳あり青年
~人物紹介~
○氷室 三門(ひむろ みかど)
・攻め(主人公)
・23歳、身長178cm
・モデル
・俺様な性格、短気
・訳あって、雨月の所に転がり込んだ
○寒河江 雨月(さがえ うげつ)
・受け
・26歳、身長170cm
・常に無表情で、人形のように顔が整っている
・童顔
※作中に英会話が出てきますが、翻訳アプリで訳したため正しいとは限りません。
※濡れ場があるシーンはタイトルに*マークが付きます。
※基本、三門視点で進みます。
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる