207 / 224
第26章 決戦
第207話 ケリーの家族捜索
しおりを挟む
僕が有志の募集に応募した事をジェシーに伝えるため彼女の部屋を目指していた頃、ジェシーは自身の部屋で以前に世界樹からもらった世界樹の葉を手にして考え事をしていた。
そのため、トンッ、トンッ! 「······」誰かがドアを叩き、何かを言ったが何も反応しなかった。暫くして「······シー。······ジェシー。ジェシーってば!」「ハッ! あっ、レックス! いつ来たの!?」
「今さっきだよ。いつものようにドアを叩いたのに返事がなかったけど、ベアーズがドアを叩き返してくれたから中に入って、ボンヤリしている君を見掛けて声を掛けたんだ」「そうだったの。ごめんなさい」
「ううん。それって、あの時もらった世界樹の葉かい?」「うん、そうよ。実は、最近になってこれの使い道を考え出しちゃって」「考え出したって、何かあったの?」「······うん」
歯切れの悪い返事をした後、ある方向を見たかと思ったら顔を近くに寄せるように手招きをしてきた。そして顔を近付けたら「(最近、ケリーが夜中にうなされる事が頻繁に起こってるの)」「(ケリーが。いつ頃からなの?)」「(先日、孤児院の誕生日パーティーに参加した翌日の夜からなの)」「(あの頃から?)」「(うん)」
孤児院では毎月一度、その期間に誕生日 (分からない子は孤児院に来た日)が訪れる子供達を一斉に祝うパーティーが開かれており、前回その日に偶々ジェシーが公務で孤児院を訪れようとした際、ベアーズがなぜかケリーも連れて行くようにしつこくジェシーに迫ったので連れて行った。
そして神父様がもしやと思ってケリーに誕生日を聞いたら3日後だという事が分かり、急きょケリーもパーティーに参加したのだった(その3日後の本当の誕生日には僕らでお祝いをした)。
「(あの誕生日パーティーの翌日の夜に突然ケリーが寝言で『パパ。ママ』って言い出したの)」「ッ!!」
「(もしかしたら、パーティーの時家族の話題も出たから、その時お父さんやお母さんの事を思い出しちゃったのかもしれないと思ったの。それから暫くはうなされる事も無かったんだけど、また数日前からうなされ出して)」「(そうだったんだ)」
「(それで、レックスからあの時もらった世界樹の葉をドワーフ族の王国への移動の羽に変える必要が出たって聞いて、もしかしたら私の世界樹の葉も移動の羽に変える必要が出てきたんじゃないかと思って)」「(移動の羽に変えるって、どこへの?)」「(ケリーの故郷へのよ)」「あぁ!」
流石にその言葉を聞いて大きな声を上げてしまった。しかしケリーらは全然気付いていなかった。
「(それでさっきから世界樹の葉を手にして考え事をしてたのかぁ)」「(うん。そうなの)」そういう事だったのね。
「(なら、行ってみようよ)」「(行くって、ケリーの故郷に?)」「(うん。ジェシーがそう思ったのならきっとそのために世界樹が葉を与えてくれたんだと思うし、もしまた本当に必要となったら貰いに行けば良いだろうから)」「(······そうね。うん、行きましょ!)」
という事で僕達はベアーズにケリーのお守りを頼んでウッディに乗ってケリーの故郷に向かった。
その道中で僕はジェシーに訪れた目的である有志の募集に応募した事を伝えた。それを聞いて流石に最初は暗い雰囲気となったが、「けど、レックスの未来のためには必要な事なんでしょ?」と受け入れてくれたのだった。
それから暫くしてケリーの故郷に着いた。ウッディから降りて入口だったと思われる辺りに立ったところで、ジェシーは目の前の悲惨な光景を見て思わず口許に手を当てて言葉が出ない状態となった。
暫くして「ここが······ケリーの故郷、だったところなの?」「······うん」と答えてまた暫く黙ってしまった。
ようやく村の中へ歩きだしたが、その最中も「酷い」などと呟いていた。僕もあの時は兄ちゃんとの事で気持ちが自暴自棄になっていたのでよく見てはいなかったが、確かに改めて見てみると酷い有り様だと思った。
少しして「ここでケリーを見つけたんだ」あの時ベアーズを追ってケリーを見つけた場所をジェシーに伝えた。
「ここに、ケリーが1人で?」「うん」と答え、それから僕は周りを見渡した後、「ジェシー。あの樹なんか良いと思うよ」と村の近くに生えてる中で一番大きな樹を指した。
その樹の近くに行き早速世界樹の葉を移動の羽に変える方法を伝え、ジェシーが世界樹の葉を樹に当て続けたら、徐々に赤い色の移動の羽の形に変わっていった。
完全に移動の羽に変わったところで声をかけ、確認のためにウッディに乗って村から少し離れたところで移動の羽を使ってみたところ······無事ウッディ共々先ほどの樹の近くに飛べたのだった。
「やったぁ!」とジェシーは大喜びしたのだった。こうしてその日は王都に戻る事にし、その道中に今後の事を話し合い、村へは基本僕と一緒に行く事にした。そしてもし僕が任務でいない時は兄ちゃんかジャックに話してどちらかに付いて来てもらう事にし、3人とも来られない場合は村へ行く事は中止する事を約束させ、ジェシーも了承したのだった······。
王都に戻りジェシーを送ってから兄ちゃんとジャックを探し、ケリーの家族捜索の事を伝えたら2人とも了承してくれたのだった。
翌日、早速ジェシーと探しに行く事にしていて、一応念のためケリーに村へ家族の捜索に行くか尋ねたら、「行くー!」と明るく元気に返事を返してきたので大丈夫だろうと判断し、ケリーとベアーズも伴って移動の羽で村へ向かった。
村に着いてからもケリーの様子は特に変化してはいなかったので、取り敢えずケリーが倒れていた家から捜索する事にした。
とはいえ2人だけ(ベアーズやケリーも手伝ってくれてはいるけど、あまり労力にはなっていない)で行っているため、木材や瓦礫の除去なども一苦労であった。そのためこの日はあまり捜索活動は進まなかった。
翌日も特に任務などはなかったため村へ捜索に向かった。しかしやはりその日もほとんど作業は進まないで時間だけが過ぎていってしまった。
流石にこれでは不味いと感じ、その日本部に戻ってから兄ちゃんに相談した。兄ちゃんと話し「なら明日は俺も特に用事とか無いから一緒に行ってやるよ」と言ってくれて「ありがとう!」とお礼を言い、翌日は兄ちゃんとジェシーらを迎えに行き、そのままケリーの村に向かった。
「······こりゃまた、酷い有り様だなぁ」初めて村の光景を見た兄ちゃんはそう感想を述べた。
その後昨日まで探していた家の捜索作業に入った。流石に男二人というだけあって次々と瓦礫などを除去していけたのだった。
暫く除去し続けていたら瓦礫の中にキラリと光る何かを見つけ、気を付けて拾って見てみたら小さなロケットペンダントであった。
そのロケットペンダントを開いてみたら「「こ、これは!?」」ある家族の写真が入っていた。
「ここに描かれている子供って?」「うん。間違いなく、ケリーだよ」「ってことは一緒に写っている2人がケリーの両親か?」「きっとね」
そこまで言って僕達は少し離れたところでジェシーやベアーズと作業をしているケリーを見た。
「しかしこれが落ちてたって事は、やっぱりここがあの子の家なんだろうな」「けど、だったらどうしてご両親の姿が見つからないんだろう?」と疑問に思っていると、「ひょっとして、避難している途中に親とはぐれて、ついつい家に戻って来てしまって気絶したんじゃないか?」と兄ちゃんが自分の考えを話した。
「だとすると、これ以上は僕らだけで探すのは難しいんじゃないかなぁ?」「そうだな。こりゃ団長に相談した方が良さそうだな」「うん。そうだね」と2人で相談し、もう少しだけ捜索して王都へ帰る事にした。
王都に着いてからジェシーにだけはケリーの家族の写真が入ったロケットペンダントを見つけた事を伝えた。それを聞いてジェシーは喜んだが、家族は恐らく別のどこかに避難し、その途中で行方不明となったか亡くなってしまったのだろうと伝えると、やはり落ち込んでしまった。
そして暫く写真の事はケリーには黙っておこうと3人で話し合い、ジェシーらと別れた。
その後本部に戻って団長にケリーの家族捜索の事を相談した。
「そうか。しかし残念だが、そちらに人を遣わせる事は難しいだろう」「やはりそうですか」「ああ。未だに他の種族からも応援要請が多く届いているからね」それじゃあ確かに難しいよなぁ。
「但し、君達とオリバー隊を通常任務から暫く外す事ぐらいは出来るだろうけどね」「「えっ!?」」
「そうすれば、少なくとも君達は捜索に専念出来るだろう?」「「あ、ありがとうございます!」」
「ただし、どうしても赴いてもらいたい任務が舞い込んできたら、そちらを優先してもらうからね」「「はいっ!」」団長の配慮のお陰で、僕達とジャックは捜索に専念出来るようになった。
「あ、あと以前受け付けた有志の件だが······」「「はい」」「参加資格審査の日程が決まって、一週間後に開催される事となったから」「「わ、分かりました」」「そちらもよろしくね」と伝えられて団長室を出た。
そのため、トンッ、トンッ! 「······」誰かがドアを叩き、何かを言ったが何も反応しなかった。暫くして「······シー。······ジェシー。ジェシーってば!」「ハッ! あっ、レックス! いつ来たの!?」
「今さっきだよ。いつものようにドアを叩いたのに返事がなかったけど、ベアーズがドアを叩き返してくれたから中に入って、ボンヤリしている君を見掛けて声を掛けたんだ」「そうだったの。ごめんなさい」
「ううん。それって、あの時もらった世界樹の葉かい?」「うん、そうよ。実は、最近になってこれの使い道を考え出しちゃって」「考え出したって、何かあったの?」「······うん」
歯切れの悪い返事をした後、ある方向を見たかと思ったら顔を近くに寄せるように手招きをしてきた。そして顔を近付けたら「(最近、ケリーが夜中にうなされる事が頻繁に起こってるの)」「(ケリーが。いつ頃からなの?)」「(先日、孤児院の誕生日パーティーに参加した翌日の夜からなの)」「(あの頃から?)」「(うん)」
孤児院では毎月一度、その期間に誕生日 (分からない子は孤児院に来た日)が訪れる子供達を一斉に祝うパーティーが開かれており、前回その日に偶々ジェシーが公務で孤児院を訪れようとした際、ベアーズがなぜかケリーも連れて行くようにしつこくジェシーに迫ったので連れて行った。
そして神父様がもしやと思ってケリーに誕生日を聞いたら3日後だという事が分かり、急きょケリーもパーティーに参加したのだった(その3日後の本当の誕生日には僕らでお祝いをした)。
「(あの誕生日パーティーの翌日の夜に突然ケリーが寝言で『パパ。ママ』って言い出したの)」「ッ!!」
「(もしかしたら、パーティーの時家族の話題も出たから、その時お父さんやお母さんの事を思い出しちゃったのかもしれないと思ったの。それから暫くはうなされる事も無かったんだけど、また数日前からうなされ出して)」「(そうだったんだ)」
「(それで、レックスからあの時もらった世界樹の葉をドワーフ族の王国への移動の羽に変える必要が出たって聞いて、もしかしたら私の世界樹の葉も移動の羽に変える必要が出てきたんじゃないかと思って)」「(移動の羽に変えるって、どこへの?)」「(ケリーの故郷へのよ)」「あぁ!」
流石にその言葉を聞いて大きな声を上げてしまった。しかしケリーらは全然気付いていなかった。
「(それでさっきから世界樹の葉を手にして考え事をしてたのかぁ)」「(うん。そうなの)」そういう事だったのね。
「(なら、行ってみようよ)」「(行くって、ケリーの故郷に?)」「(うん。ジェシーがそう思ったのならきっとそのために世界樹が葉を与えてくれたんだと思うし、もしまた本当に必要となったら貰いに行けば良いだろうから)」「(······そうね。うん、行きましょ!)」
という事で僕達はベアーズにケリーのお守りを頼んでウッディに乗ってケリーの故郷に向かった。
その道中で僕はジェシーに訪れた目的である有志の募集に応募した事を伝えた。それを聞いて流石に最初は暗い雰囲気となったが、「けど、レックスの未来のためには必要な事なんでしょ?」と受け入れてくれたのだった。
それから暫くしてケリーの故郷に着いた。ウッディから降りて入口だったと思われる辺りに立ったところで、ジェシーは目の前の悲惨な光景を見て思わず口許に手を当てて言葉が出ない状態となった。
暫くして「ここが······ケリーの故郷、だったところなの?」「······うん」と答えてまた暫く黙ってしまった。
ようやく村の中へ歩きだしたが、その最中も「酷い」などと呟いていた。僕もあの時は兄ちゃんとの事で気持ちが自暴自棄になっていたのでよく見てはいなかったが、確かに改めて見てみると酷い有り様だと思った。
少しして「ここでケリーを見つけたんだ」あの時ベアーズを追ってケリーを見つけた場所をジェシーに伝えた。
「ここに、ケリーが1人で?」「うん」と答え、それから僕は周りを見渡した後、「ジェシー。あの樹なんか良いと思うよ」と村の近くに生えてる中で一番大きな樹を指した。
その樹の近くに行き早速世界樹の葉を移動の羽に変える方法を伝え、ジェシーが世界樹の葉を樹に当て続けたら、徐々に赤い色の移動の羽の形に変わっていった。
完全に移動の羽に変わったところで声をかけ、確認のためにウッディに乗って村から少し離れたところで移動の羽を使ってみたところ······無事ウッディ共々先ほどの樹の近くに飛べたのだった。
「やったぁ!」とジェシーは大喜びしたのだった。こうしてその日は王都に戻る事にし、その道中に今後の事を話し合い、村へは基本僕と一緒に行く事にした。そしてもし僕が任務でいない時は兄ちゃんかジャックに話してどちらかに付いて来てもらう事にし、3人とも来られない場合は村へ行く事は中止する事を約束させ、ジェシーも了承したのだった······。
王都に戻りジェシーを送ってから兄ちゃんとジャックを探し、ケリーの家族捜索の事を伝えたら2人とも了承してくれたのだった。
翌日、早速ジェシーと探しに行く事にしていて、一応念のためケリーに村へ家族の捜索に行くか尋ねたら、「行くー!」と明るく元気に返事を返してきたので大丈夫だろうと判断し、ケリーとベアーズも伴って移動の羽で村へ向かった。
村に着いてからもケリーの様子は特に変化してはいなかったので、取り敢えずケリーが倒れていた家から捜索する事にした。
とはいえ2人だけ(ベアーズやケリーも手伝ってくれてはいるけど、あまり労力にはなっていない)で行っているため、木材や瓦礫の除去なども一苦労であった。そのためこの日はあまり捜索活動は進まなかった。
翌日も特に任務などはなかったため村へ捜索に向かった。しかしやはりその日もほとんど作業は進まないで時間だけが過ぎていってしまった。
流石にこれでは不味いと感じ、その日本部に戻ってから兄ちゃんに相談した。兄ちゃんと話し「なら明日は俺も特に用事とか無いから一緒に行ってやるよ」と言ってくれて「ありがとう!」とお礼を言い、翌日は兄ちゃんとジェシーらを迎えに行き、そのままケリーの村に向かった。
「······こりゃまた、酷い有り様だなぁ」初めて村の光景を見た兄ちゃんはそう感想を述べた。
その後昨日まで探していた家の捜索作業に入った。流石に男二人というだけあって次々と瓦礫などを除去していけたのだった。
暫く除去し続けていたら瓦礫の中にキラリと光る何かを見つけ、気を付けて拾って見てみたら小さなロケットペンダントであった。
そのロケットペンダントを開いてみたら「「こ、これは!?」」ある家族の写真が入っていた。
「ここに描かれている子供って?」「うん。間違いなく、ケリーだよ」「ってことは一緒に写っている2人がケリーの両親か?」「きっとね」
そこまで言って僕達は少し離れたところでジェシーやベアーズと作業をしているケリーを見た。
「しかしこれが落ちてたって事は、やっぱりここがあの子の家なんだろうな」「けど、だったらどうしてご両親の姿が見つからないんだろう?」と疑問に思っていると、「ひょっとして、避難している途中に親とはぐれて、ついつい家に戻って来てしまって気絶したんじゃないか?」と兄ちゃんが自分の考えを話した。
「だとすると、これ以上は僕らだけで探すのは難しいんじゃないかなぁ?」「そうだな。こりゃ団長に相談した方が良さそうだな」「うん。そうだね」と2人で相談し、もう少しだけ捜索して王都へ帰る事にした。
王都に着いてからジェシーにだけはケリーの家族の写真が入ったロケットペンダントを見つけた事を伝えた。それを聞いてジェシーは喜んだが、家族は恐らく別のどこかに避難し、その途中で行方不明となったか亡くなってしまったのだろうと伝えると、やはり落ち込んでしまった。
そして暫く写真の事はケリーには黙っておこうと3人で話し合い、ジェシーらと別れた。
その後本部に戻って団長にケリーの家族捜索の事を相談した。
「そうか。しかし残念だが、そちらに人を遣わせる事は難しいだろう」「やはりそうですか」「ああ。未だに他の種族からも応援要請が多く届いているからね」それじゃあ確かに難しいよなぁ。
「但し、君達とオリバー隊を通常任務から暫く外す事ぐらいは出来るだろうけどね」「「えっ!?」」
「そうすれば、少なくとも君達は捜索に専念出来るだろう?」「「あ、ありがとうございます!」」
「ただし、どうしても赴いてもらいたい任務が舞い込んできたら、そちらを優先してもらうからね」「「はいっ!」」団長の配慮のお陰で、僕達とジャックは捜索に専念出来るようになった。
「あ、あと以前受け付けた有志の件だが······」「「はい」」「参加資格審査の日程が決まって、一週間後に開催される事となったから」「「わ、分かりました」」「そちらもよろしくね」と伝えられて団長室を出た。
0
あなたにおすすめの小説
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
この度異世界に転生して貴族に生まれ変わりました
okiraku
ファンタジー
地球世界の日本の一般国民の息子に生まれた藤堂晴馬は、生まれつきのエスパーで透視能力者だった。彼は親から独立してアパートを借りて住みながら某有名国立大学にかよっていた。4年生の時、酔っ払いの無免許運転の車にはねられこの世を去り、異世界アールディアのバリアス王国貴族の子として転生した。幸せで平和な人生を今世で歩むかに見えたが、国内は王族派と貴族派、中立派に分かれそれに国王が王位継承者を定めぬまま重い病に倒れ王子たちによる王位継承争いが起こり国内は不安定な状態となった。そのため貴族間で領地争いが起こり転生した晴馬の家もまきこまれ領地を失うこととなるが、もともと転生者である晴馬は逞しく生き家族を支えて生き抜くのであった。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
転生したら、伯爵家の嫡子で勝ち組!だけど脳内に神様ぽいのが囁いて、色々依頼する。これって異世界ブラック企業?それとも社畜?誰か助けて
ゆうた
ファンタジー
森の国編 ヴェルトゥール王国戦記
大学2年生の誠一は、大学生活をまったりと過ごしていた。
それが何の因果か、異世界に突然、転生してしまった。
生まれも育ちも恵まれた環境の伯爵家の嫡男に転生したから、
まったりのんびりライフを楽しもうとしていた。
しかし、なぜか脳に直接、神様ぽいのから、四六時中、依頼がくる。
無視すると、身体中がキリキリと痛むし、うるさいしで、依頼をこなす。
これって異世界ブラック企業?神様の社畜的な感じ?
依頼をこなしてると、いつの間か英雄扱いで、
いろんな所から依頼がひっきりなし舞い込む。
誰かこの悪循環、何とかして!
まったりどころか、ヘロヘロな毎日!誰か助けて
SE転職。~妹よ。兄さん、しばらく、出張先(異世界)から帰れそうにない~
しばたろう
ファンタジー
ブラック企業で倒れたSEが、
目を覚ますと――そこは異世界だった。
賑やかなギルド、個性豊かな仲間たち、
そして「魔法」という名のシステム。
元エンジニアの知識と根性で、男は再び“仕事”を始める。
一方、現実世界では、
兄の意識が戻らぬまま、妹が孤独と絶望の中で抗っていた。
それでも彼女は、心ある人々に支えられながら、
科学と祈りを武器に、兄を救う道を探し続ける。
二つの世界を隔てる“システム”の謎が、やがて兄妹を結びつける。
異世界と現実が交錯するとき、物語は再起動する――。
《「小説家になろう」にも投稿しています》
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
スローライフ 転生したら竜騎士に?
梨香
ファンタジー
『田舎でスローライフをしたい』バカップルの死神に前世の記憶を消去ミスされて赤ちゃんとして転生したユーリは竜を見て異世界だと知る。農家の娘としての生活に不満は無かったが、両親には秘密がありそうだ。魔法が存在する世界だが、普通の農民は狼と話したりしないし、農家の女将さんは植物に働きかけない。ユーリは両親から魔力を受け継いでいた。竜のイリスと絆を結んだユーリは竜騎士を目指す。竜騎士修行や前世の知識を生かして物を売り出したり、忙しいユーリは恋には奥手。スローライフとはかけ離れた人生をおくります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる