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errare humanum est
unus
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月曜日、数学の授業で斎は初めて天弥が学校へ来ていない事を知った。隣の席も同じく空席で、サイラスも来ていない事を知る。
朝、いつものように教科室で待っていたのだが天弥が来る事は無く、寝坊でもしたのだと思い仕方なく職員室へと向かった。
天弥が戻った火曜日から、サイラスも同じく学校へ来るようになっていたため、揃って登校していない事に不安が煽られていく。次々と広がっていく不安や考えの中、出欠の確認を取り授業を始めた。
授業の間、何度も天弥は風邪で欠席なのだと自分に言い聞かせていた。だがすぐに、それならメールが来るはずだと自分の考えを否定してしまう。その後、メールも出来ないほどの病状なのだと、すぐにまた否定をする。何度もパターンが変わりながらも、同じような事を繰り返し続けた。
授業の終わりを告げる報せを心待ちにするが、一向に訪れる気配が無い。何度も時間を確認するのだが、時計の針の進みは妙に遅く苛立たせるだけであった。今すぐにでも天弥と連絡を取り、自分の不安が無用のものだったと確認をしたいのだ。
長かった授業がようやく終わりを告げると、終了の挨拶もそこそこに、教壇の上の教科書や資料を急いで手にし、飛び出すように教室を後にした。
廊下へ出るとすぐに携帯を取り出し、天弥の携帯へとかけた。少しの間を置いて、感情の無いアナウンスが耳に響く。携帯を握り締めた手が、重力に逆らう事なく力なく落ちた。それでもすぐに、電源が入っていないだけかもしれないと思いなおし、斎再び携帯を見ると、以前かかってきたサイラスの番号を表示させた。
軽く深呼吸をし、通話ボタンを押す。サイラスなら、天弥の状況を知っているはずだと考え、連絡を取ろうとした。今の不安しかない状態に、耐えられなかったのだ。とにかく、天弥は大丈夫なのだという確証が欲しかった。
何度か呼び出し音がなった後、繋がったと思ったらアナウンスが電話に出られない事を告げた。メッセージを残すことを促され、連絡が欲しいと残し通話を終えた。
教科室へ戻るとソファーに腰掛け、煙草を取り出した。この不安に駆られた状態で残りの授業を出来るはずもなく、どうするかと考える。だが早退したからといって、天弥の家に行ける訳も無く、悩む。
考えがまとまらないうちに予鈴が鳴り響き、機械的に立ち上がった。
放課後、斎は急いで学校を後にし、天弥の家へと向かった。部屋が見える位置に車を停め、どうするかを考える。家に訪ねていったとしても、母親に追い返されるだろうし、そもそも会いに行く理由が見つからない。天弥の担任から確認を取ったところ、風邪で欠席という連絡が来ていると告げられた。風邪で一日休んだというだけで、教師が尋ねてくるというのもおかしな話である。
休み時間の度に天弥の携帯へかけてみたが、やはり繋がる事はなく、サイラスの携帯も同じように電話に出られない事が告げられ続けた。
手にした携帯へと視線を落とし、天弥から届いた昨夜のメールを表示させた。それはいつもと変わらない就寝を知らせるものであり、特にいつもと変わった所は見受けられなかった。すでに、何度も確認をした文章であるが、つい何かあるのではと見てしまう。昨夜、すぐにメールの着信に気が付き、折り返し何らかの行動を起こしていれば事態は違ったのかもしれないと、後悔をする。
朝、いつものように教科室で待っていたのだが天弥が来る事は無く、寝坊でもしたのだと思い仕方なく職員室へと向かった。
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何度か呼び出し音がなった後、繋がったと思ったらアナウンスが電話に出られない事を告げた。メッセージを残すことを促され、連絡が欲しいと残し通話を終えた。
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