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tu fui, ego eris
sedecim
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「ほな、真面目に仕事せんとな」
サイラスの手が伸びる。再び、闇に包まれそうに成るが、その前に斎がサイラスの腕を掴む。
「物足りないだろうが、俺が相手をする」
サイラスに挑戦的な視線と言葉を投げかけた後、斎は天弥へ視線を向けた。
「それでいいな?」
確認を取ると、天弥も斎に視線を向けた後に頷いた。
「マジ?」
サイラスが不満そうに斎を見た。
「先生、ちょっとぐらいの怪我やったらすぐに治るし……。かなりの重症でも動けるやろ?」
そう問われても、どこまでの損傷でどうなるのか試したことは無く、返事は出来なかった。
「それに、体力は底なしやろ?」
「そうでも無いらしい」
これは答えることが出来た。昨日、天弥に言われたからだ。だが、はっきりとどこまでなのかは分からない。
「さよか……」
サイラスが肩を竦めて見せた。
「どっちにしても、俺としては単純に戦っとる方がええわ」
サイラスが構える。
「ということで、俺のことは無視してくれへん?」
天弥に向かって希望を伝える。
「僕は構いませんけど?」
天弥は少し離れた所にいる二人に視線を移した。
「あそこの方々がどう思うかは知りませんけど……」
「せやから、本気で来てくれへん?」
挑戦的な笑みを斎に向ける。
「本気で行っても、まず勝つのは難しいと思うが……」
挑戦的な笑みを受け流すように、斎はサイラスを見る。
「昨日ので分かるだろう?」
「そやけど、俺も板挟みでつらいんや……。天弥は友達やし、ハズミは育ての親やし……」
「僕は、貴方の友達ではありませんから、気にしないでください」
容赦の無い否定が告げられた。
「えー俺たち、友達やろ?」
「違いますよ」
「病院で語り合ったやん」
いつものことながら、サイラスは緊張感にかける。斎は今ひとつ本気に慣れないのはこのせいなのかと考えた。
「個人的には、天弥や先生とは争いたくないんやで?」
話を聞く分には、あの二人よりはかなりマシな人間だと思える。とは言え、胡桃沢のことも多少常識はずれなところはあるが、まともな人間だと思っていた。人は、いざというときにならないと本性が分からない。
「ま、とにかく、天弥に手を出させんようにしてや」
斎は少し考え込む。
「もしかして、あの二人が望みを叶えることは反対なのか?」
サイラスが視線を反らした。
「そやけど……俺、ハズミに逆らうことは出来んし……」
育ての親だと言っていた。どのような事情があるのか分からないため、斎にはそれ以上のことは言えず、尋ねることも出来なかった。
「本当のご両親のところへ行けば良いでしょうに……」
さらりと、天弥が重要なことを口にする。
「今更……迷惑かもしれんやろ?」
「ですから、真実を教えて差し上げますよ?」
サイラスの顔に迷いが浮かぶ。
サイラスの手が伸びる。再び、闇に包まれそうに成るが、その前に斎がサイラスの腕を掴む。
「物足りないだろうが、俺が相手をする」
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「それでいいな?」
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「マジ?」
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「さよか……」
サイラスが肩を竦めて見せた。
「どっちにしても、俺としては単純に戦っとる方がええわ」
サイラスが構える。
「ということで、俺のことは無視してくれへん?」
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「僕は構いませんけど?」
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「昨日ので分かるだろう?」
「そやけど、俺も板挟みでつらいんや……。天弥は友達やし、ハズミは育ての親やし……」
「僕は、貴方の友達ではありませんから、気にしないでください」
容赦の無い否定が告げられた。
「えー俺たち、友達やろ?」
「違いますよ」
「病院で語り合ったやん」
いつものことながら、サイラスは緊張感にかける。斎は今ひとつ本気に慣れないのはこのせいなのかと考えた。
「個人的には、天弥や先生とは争いたくないんやで?」
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「ですから、真実を教えて差し上げますよ?」
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