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崩壊
しおりを挟む「っ...!」
そのセリフを言ってしまったら、ただの女になったも同然で。
もうどんなに抵抗をしても、どんなに虚勢を張ったとしても、元の男には戻れないだろう。
でももう、そんな心配をする余裕すら持ち合わせていない。
「ほら、言えよ...」
肩を甘噛みし、頬に優しく口付ける。
背徳の香りが鼻腔を擽ると、アナルだけではなく胸もギュッと締め付けられた。
パンパンに腫れ上がった自身の先端から、だらしなくカウパーが垂れベッドを汚す。
目をキツく瞑り、肩で息をした私は震える、今にでも消えしまいそうな小さな声で口にした。
「ふ、ぁ...お、...んぽ...下、さぃ...」
「聞こえない」
「ひぁっ!!」
乳首を唐突に摘まれ身体がビクンと跳ねる。
ダメだ、もう本当におかしくなる。
目の前に餌があるのに、おあずけを食らってる犬の気分だった。
内壁が細かく痙攣して、指や彼自身を欲してる。
言わないとずっと気持ちよくなれないなんて、そんなの絶対に嫌だ。
涙と涎で濡れた顔を見て、若王子はついに堕ちたことを確信した。
「はぁ、は...お願、します...っ若王子くんの、おち〇ぽ...下さっ...いっ、ひッ!」
指とは全然違う質量と熱さ。
狭い穴をこじ開けて入ってくるような感覚に、目を見開き、呼吸を止める。
彼の亀頭が内壁をゆっくりと擦り、開いていた穴にみっちりと埋まれば、彼は背後からギュッと抱きついた。
「っ、いい子...」
酷く優しい声音に涙が溢れ、枕を濡らす。
酸素を求めるようにして懸命に息を吸うと、それすらも気持ちよく感じてしまった。
「あっ、あ゛!待っれ、まだッ...はぁんっ!」
ゆっくりと腰を動かす彼は、後ろで小さな吐息を零す。
それがとてつもなくセクシーに思えて、思わず中を締め付けた。
「くっ...ん」
快楽で綺麗な顔を歪め、若王子の先端は前立腺をしつこく責め始める。
「あッ、あ゛っ、あひぃッん、だめッ...だめ、そ、こぉ...ッひ、くぅんっ!」
「は、...、っナマ気持ちい...?」
生...?
一瞬にしてサーっと血の気が引いた。
「!!や、生っ...やだ、っお゛、生だめぇっ...!抜い、て...っあ、あ゛」
「っ、生好きなんだよね?じゃあいいじゃん」
「違、生やら...ッ、あ、んんッお願いじますッ、抜いてくらさ...ッ」
泣きながら懇願すると、ズル、とギリギリまで引き抜かれ
「あ゛っ、あ...ありが」
ずぷん!
「ひぁあんっ!!」
一気に根元まで押し込まれた。
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