58 / 197
興奮
しおりを挟む「っ神崎、お願い...今日はやめよ...ね?」
「んー...?でもほら...先生のここは入れて欲しそうだよ...」
先端が少しめり込むと、息を止めてしまう。
少しだけ入れようと腰を押し付けては、抜き、浅い部分をゆっくりと、そして何度も擦る。
「ん、はぁ...っ、あっ...ひ、ぐぅ...」
声が出ないように唇を噛むが、少しでも油断すると喉を突き破って出てしまいそうだ。
このまま奥まで擦られたら...、きっと声なんて我慢できない。
「かんざ、き...だめ、だめ...っ、生も、や...ぁ」
「ゴム、つけて欲しい...?」
コクコクと何度も頷くと、彼は口端を釣り上げ不敵に笑う。
「あ゛っ、やっ...だめぇええっ...!」
狭いアナルにズブズブと挿入されていく自身を、目を見開きながら見ることになった。
ずっぷりと挿入されたアナルは大きく口を開け、彼が動くのを今か今かと待ちわびている。
「しー...また壁ドンされるよ...」
掌で私の口を抑えた彼は、「わかった?」と猫なで声で囁く。
苦しい。熱い。
気持ちいい。
「はぁ、それにしても先生のおま〇こ...ねっとり絡み付いてきて、もう俺のち〇ぽの形になってる...」
「ふー、ぅう...は、は...っ」
口から彼の手が離れ、今度は腰をがっしりと掴まれた。
何だか嫌な予感がする。
「あっ!!」
その嫌な予感はどうやら的中したようだった。
彼は腰を動かしていき、徐々にスピードを上げていく。
「ん゛んんっ!ふ、ぐぅう...ッは、ひっ、ぃん...!」
容赦ない腰使い、張り出たカリの部分が奥の奥を突き上げれば、堪らず涙が溢れた。
唇や、自分の手の甲を噛んで声が出るのを堪える。
気持ちいい、気持ちいい...!
「あ゛、んッひぐ、ぅ...ふぅ、ふぁっあ゛」
若王子にバックでガンガンハメられたのも気持ちよかった。
足腰が立たなくなるくらいガクガクして、体勢が崩れても尚、彼は獣のように腰を打ち付けてきたのだ。
拒絶することも出来ない体勢で、無理矢理犯されることに酷く興奮した。
しかし、正常位だとバックとは違い視覚的な興奮がある。
特にこの顔...快楽で歪む神崎の表情にはドキドキした。
抜き差しされる彼の男根は大きく、太い血管が浮き出ていて、見るからに凶暴であることがわかる。
あんな太い物から出る精液は、きっと量が多くて、中で出されたら...
想像しては身震いした。
「何考えてんの...っ?ん、...っ若王子のことなら怒るよ...」
パンパンパンパン!と怒りに任せて激しく腰を打ちつけられると、懸命に抑えていた声がついには口から溢れ出てしまう。
「あひぃい゛んっ!激し、はげしぃ、のぉ...だめ、ぇっ!くぅ、うんッあ、っひんん!」
20
あなたにおすすめの小説
見ぃつけた。
茉莉花 香乃
BL
小学生の時、意地悪されて転校した。高校一年生の途中までは穏やかな生活だったのに、全寮制の学校に転入しなければならなくなった。そこで、出会ったのは…
他サイトにも公開しています
ふたなり治験棟
ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。
男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる