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第二章<学園に召喚されただと!?>

勇者召喚祭

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うぉぉぉおおおお!!
おっはよー!!
俺だよオレオレ!!
......新しい挨拶って考えるの難しいね......
まぁ......はい、【高城ハルト】です。

とりあえず、あのあとさ授業が無かったからエミリの部屋に帰って寝ました。
エミリも泣き疲れてすぐに眠りましたからね。
あとさ、俺の寝る所なんだけどさ......

............ゆりかご何だよね......
ちょうどスッポリ入ったからいいんだけどさ。
俺、魔物だよ?しかも天災級って言われるほどの......
まぁ、そんなことは置いといて......

【個体・スライム】
【Lv.11】
【経験値ポイント215960】
【スキル】
【剣術Lv.5】【槍術Lv.5】【白魔術Lv.5】【喧嘩術Lv.10】【剣闘士Lv.5】
【聖騎士Lv.6】【剣士Lv.10】【闘士Lv.10】【騎士Lv.10】【聖者Lv.10】
【剛力Lv.7】【バーサク化Lv.4】【威圧Lv.10】 【封印術Lv.3】【催眠術Lv.5】
【神界への切符】【下級神器操作Lv.3】【魔法具マジックアイテム操作Lv.10】
【魔力操作Lv.10】【魔力感知Lv.10】【鑑定】【言語理解】【念話】
【転移魔法Lv.3】【亜空間倉庫】【生活魔法】【会得経験値増加Lv.4】
【個体スキル】
【消化】

ってな感じになりました。
今回は経験値ポイントを90消費して、レベルが五も上がりました~
ほんとに俺の動き凄いよ!!
五十メートル走で四十秒で走れるくらい!!
いや、これ結構凄いよ?
生まれた時なんかナメクジ並に遅かったからね?

それとね!!スキルがあがったよ!!
【槍術】【バーサク化】【封印術】【催眠術】【転移魔法】【会得経験値増加】です!!

それとさ、会得経験値増加なんだけどさ。
これ、スキルにも影響与えるらしいね!!
だから簡単にスキルレベルが上がったのかな......
あれ?でもそれじゃあ、魔力操作とかはなんで四時間ぐらいで十にできたんだろ?
............考えるのめんどくせーし、やーめったと。

そんな事を考えていると、エミリが起きた。
起きあがってすぐにご飯も食べず着替え始めた俺はいっつも食べてから着替えるんだが......まぁ、そんなことはどうでもいい
俺は一応中身が男なので目を逸らす。

◆◇◆◇◆街・広場◆◇◆◇◆

学校が休みらしく、街に出掛けている。
今日は祭りで人が沢山いる。
広場に近付けば近付くほどその多さは増す。

『なぁ、今日って何のお祭りなんだ?エミリ』

「今日はね、勇者召喚祭だよ」

......勇者召喚祭?
勇者を決める祭りか?それとも異世界からの召喚?
でも、勇者ってピンチの時に召喚するようなもんじゃないの?
今の街の様子を見ると、皆祭りを楽しんでてとてもピンチとは思えない......

『平和なのに勇者呼んでどうするんだ?』

「あ、そっか、スライムさん知らないんだね。実は......今、生存競争が起きてるの......魔族の王との......」

魔族の王?ゲームで言う魔王かな?

「ここはまだ安全だけど、少しずつ魔族が押し寄せてきてるんだって、だから王国が召喚儀式を提案したらしいよ」

『その召喚に頼る必要はあるのか?その勇者がスゲー弱かったら召喚する意味ないじゃん』

「異世界から召喚された人たちは何かの強い力を女神様から貰うって話だよ」

なるほど......魔族が押し寄せる前に対策をしようって話か......
しかも召喚される人は超強力な力を授かるのか......

「あ、そろそろ始めるみたい」

周りの人が静まり返り、一斉に広場の中央の台に視線が集まる。
中央の台には巨大な魔法陣が描かれている。
その魔法陣を囲うように九人の白い無地のローブ羽織った人が呪文を唱え始める。

そこに同じく白いローブをきた老人が来て叫び始めた。

「我らの世界はいま!!魔族が押しおせてきております!!女神アルル様!!今こそ希望の光を差し伸べてください!!」

と、言い終えると魔法陣から天を貫くような勢いで光が出る。
その光とみて「おぉ!!」とか周りの人が言ってる。

そして......光が強くなっていき、目を開けられなくなるほどになり、目を閉じる。

光が収まるころには......人が三十人ほど倒れていた。
その倒れている人物は誰だかすぐにわかった......

俺のクラスメイトだ......
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