不死鳥契約 ~全能者の英雄伝~

足将軍

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第七章

五月祭準備

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あのあとアルベルト王子がアドルフ王に言い付けたらしい。
これまた自分の都合がいいように・・・
俺達は呼び出され王の元で今までの経緯を話した。
王様も甘やかし過ぎたと反省してこれからは息子を自分の子供としてではなく、一国の王になる男として育てていくのだと言われた。

ちゃっかりハル君のダンボール生活の話をすると、アドルフ王はハル君に剣の稽古を頼んだのだ。
忍耐力を見習わせたいらしい。

「今までサボる事が多かったらしいから、これを機にハルをアルベルトの剣の先生にしよう!」

息子がフルボッコにされてるのは良いのかと聞くと「ワシも王宮を追い出されたら多分同じことしてたし、いんじゃね?」と言われたので、俺達は王宮の滞在理由も無いので学校に帰った。

◆◇◆◇◆学園一のB◆◇◆◇◆

軽く俺達は学園長に挨拶をして教室に入った。

「おう、お前らか話するから席に座れ」
「うぃーっす」

俺達は自分の席に座る。
この場所も久しぶりだな・・・
するとガルド先生が話を始める。

「今回の話はな・・・五月祭についてだ」

五月祭かぁ、そういえばもうその時期だっけ・・・

「今回の出し物の話だが・・・意見を聞きたい・・・」

その声にクラスの生徒が次々と手を挙げる。

「メイド喫茶!」
「お化け屋敷!」
「カシエルさん鑑賞、ハァハァハァハァ」

三人目却下な。

「なぁクロ、どうするよ?」
「そうだな~メイド喫茶の場合、俺が女体化魔法全員にかけるが、お化け屋敷は俺ガチでやるから多分来た人失神する」
「カシエルさん鑑賞は?(爆笑)」

俺はジルを無視する。
何故なら、これに対する意見は「やるぐらいなら男子全員に呪いをかける」なのだから・・・

「じゃあこの中で決めよう!」

候補はこうなった。

・メイド喫茶
・お化け屋敷
・ポティトの楽園
・劇
・合唱
・食べ頃女の子天国

ほほう、候補は五ツか(最後無視)

この中で出来ないのは・・・劇、合唱辺りか。

劇は演技力がなければ・・・なんてことは無く、時間取られそうだから。
合唱は音痴だから無理・・・では無く合わせるのが無理だから。

後は多数決か・・・メイド喫茶はなりませんよーに

◆◇◆◇◆多数決後◆◇◆◇◆

メイド喫茶になった・・・

「先生!男子は裏方ですか!」

一人の生徒が言った。このまま俺も裏方に流れたい。
そこにジルが先生の元に駆け寄って耳打ちをしている。

「えー、男子もやりたければメイドやっていいぞ」

ジルが親指を立ててこちらに向けた。
いや、グッジョブじゃねぇよ!!グッジョブの欠片もねーよ!!
マジでふざけんなよ!?

「先生!女装喫茶ですか?」
「いや、違うクロちょっと来い」

・・・まさか・・・ジルにやつ・・・

俺は出来るだけ時間を稼ぐようにゆっくり歩く、意味は無いけど・・・

「よしクロ、ジルを女体化させろ」

や、やっぱり・・・もう諦めよう・・・

俺はジルに精神干渉魔法で理想の女性を見て、ジルに変化魔法をかけた。

ジルは黒髪ロングに赤い瞳で二十代ほどの女性になった。
これがジルの好みか。
お姉さんタイプが好きなんだな・・・
ジルの場合、女の人の体で何するか分からないから戻そう・・・

「おおおおお!俺にもしてくれ!」
「お、俺も!」

クラスの男子の要望で変えようとしたが全員シャル・カシエルが理想の女性だったので止めた。

「そうだクロ、ハル呼ぶか」
「ん?そうだな」

転移魔法を使う。

「転移」

◆◇◆◇◆王宮・中庭◆◇◆◇◆

カン!カン!カン!

「お、頑張ってるねぇ」

俺の声に稽古をやめる。

「あ、クロさんこんにちは」
「ちょっとハル君、頼みたい事があるんだ。」

アルベルト王子を別室にして話をした。
何を?シロになってメイドやれということだ。

「良いですよ?」
「良いのか!」
「お祭り好きなので!」
「あぁ、なるほど」

別にそう言う趣味は無いらしい・・・
好きな人とかは?と聞いたらいないと言われたので魔法で見たら本当にいなかった・・・
ほんとにこの子男か?

俺はさっそく女体化を登録してる【マジックプリセット】で女体化してもらい、転移した。

◆◇◆◇◆学園一のB◆◇◆◇◆

「ただいま」
「おう!お帰り!その子は?」
「は、はじめまして・・・シロです・・・」

最近分かったのだが、ハル君はシロの姿になると落ち着かなくてこんな風になってしまうらしい・・・
クラスがざわつく。

「クロがあんな可愛い女の子を!?」
「アイツ!ロリ○ンだったのか!!」
「ハァハァハァハァ食べ頃女の子ハァハァ」

三人目早めに殺しとこうかな?
俺の妹という設定を話すとしばらくは時間が掛かったが、何とか落ち着いた。

「じゃあシロちゃん、協力してくれるかな?おじさんはガルドだよろしくな」
「なん・・・だと!?ガルド先生が優しい!?そんな馬鹿な!」

ジルが叫ぶとガルド先生はジルの襟を掴んで何処かへ引きずる。

・・・さて、五月祭は面倒くさそうだ・・・
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