不死鳥契約 ~全能者の英雄伝~

足将軍

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第七章

五月祭一日目①

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あれから二週間・・・
いろいろ分かった事がある。
それはこの五月祭は国全体でやるらしく、色んな国から人がくるらしい。

その中にはテロリスト等が紛れて来るので人手が足りなくなることがあり、冒険者が借り出されるらしい。
ちなみに生徒の俺達は借り出される事は無い。

やる期間は三日なのでクラスの三分の一、つまり十人で出し物を一日交代でやる。

俺は一日目にした、もちろん裏方だ。
女体化なんてやってられっか・・・
ジルとハル君も一日目で、二日目からは自由だ。ジルも裏方だという。

リンとメリィもお祭りという事で自由にさせよう。離れても位置は分かるから大丈夫だろう。
そして今日は五月祭一日目である。

◆◇◆◇◆一のB◆◇◆◇◆

「キャー!この子可愛い~」

お客さんの反応は好評だった。

特にシロへの好評が多かった。
シロはメイド姿な上に十歳ぐらいの見た目なので普通にロリだ。
その上、大人しめの話し方で何と話しかけても小動物のような反応を見せ、女性客からも人気。

「あの子僕の家にこないかなぁ・・・」

小太りの中年男性が呟く、他の人には聞こえなかったらしいがコイツ絶対危ない奴だ・・・

「ウヒヒ、可愛い子ばっかりだぁ」

コイツはシャル・カシエルを見ているのでどうでもいい、どうせなら持って帰ってくんねぇかなぁ・・・

「シロちゃん・・・いつ見ても可愛い・・・」

何かアルベルト王子いる・・・
訓練は五月祭だから休みなのか?
そんな感じで下心の塊がほとんどの客だったのでまともなのは女性客ぐらいだ。

「可愛い~、持ち帰って妹にしたい~」

・・・まとも・・・か?
俺達がしばらく働いていると、サン・カシエルとシード・カシエルが来た。
何しに来たんだコイツら・・・

「お、お帰りなさいませ・・・ご主人様・・・」

シロは相変わらず恥ずかしがりながらおぼんで顔を隠している。
ご主人様と言うのも少し抵抗があるらしい。
その姿も初々しい・・・
これは黒歴史確定ですな(笑)

「・・・」

サン・カシエルはじっとシロを見ている。

「あ、あの・・・席はこちらです・・・」

「・・・いい」

ん?今何て言った?

「君、我がカシエル家に来なさい」

・・・は?

「へ?」

ちょっと待て、今何て言った?
カシエル家に?なんで?

「私は君が気に入った、私専属のメイドにしてやろう、可愛がってやるから安心しろ」

サン・カシエルがシロの腕を掴む。

「すいません、シロがどうかしましたか?」

ジルが近付く、まぁそりゃあ自分の弟の話だもんね。
しかも、俺の話からこいつがクソ野郎なのは知ってるし、可愛がってやるなんて言ってたら止めるよな。

「君には関係無いだろ、私はこの子と話しているんだ」
「あ、あの・・・お断りさせていただきます」

シロもジルの反応からどんな奴か察し、断った。

「ん?何故だい?大丈夫、可愛がってやるといっても昼は忙しくてね、夜だけだとよ・・・ふふふ」

あかん、この人あかん。
キモい。ロリ〇ン。
夜だけとか設定では十歳なんだぞ?
考えろ。
でも、これ以上進むと面倒なので俺もはいる。

「あの~」
「誰だ!うるさいな!」
「他のお客様の迷惑になるのでお引き取りください」

俺はキレそうなのを耐えて、普通に会話してやった。
俺の顔をみると突然顔色を変え始めた。

「お前は・・・!」

サン・カシエルが怒り始める。
その次の瞬間、サン・カシエルが使い魔を呼ぶ。

あーあ、もう我慢出来ねぇわ。
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