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第十一章
貿易都市へ一時逃亡
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「全員いるな!よし、転移魔法である場所に行く!ワシの近くに集まれぃ!」
アドちんの言葉を聞いて出来るだけ近寄る。
するとアドちんは転移魔法の魔法陣を展開し、俺達は光に包まれる。
◆◇◆貿易都市・中央広場◆◇◆
「・・・ここは?」
「隣国の貿易都市じゃ、この国は宗教とかは無いから安全だと思っての、じゃあワシは行く所があるからしばらくは解散じゃ」
「「「イエーイ!」」」
囚人達がまるで修学旅行で自由時間の小学生みたいにテンションマックスになって走っていった。
周りを見渡すと獣人、エルフ、ドワーフなどの王都では見ないような外国人がいた。
「クロ・・・あれを見ろ・・・」
「ん?あのエルフがどうした?」
「・・・めちゃくちゃ可愛い・・・」
「そうか、ロリコンは豚箱に行け」
ジルが見ていたのは子供のエルフだ。
エルフは長寿と言われているので実年齢は分からないが、見た目でいえばシロと同じくらいの背丈だ。
「うるせぇ!お前だってシロがいるからロリコンみたいなもんじゃねぇか!」
「そんなこと言われてもな・・・ガルド先生、なんとか言ってくださ・・・!」
「どうした?ガルド先生どうかし・・・!」
俺とジルはガルド先生を見て言葉を失った。
何故なら・・・ガルド先生がシロよりも年下でまだ年端もいかない獣人の女の子を肩車しているからだ。
赤い瞳にに赤い髪、そして犬耳。
「ガ、ガルド先生が誘拐を・・・」
「ガルド先生!無駄な抵抗はやめて自首しなさい!」
「お前らな・・・コイツはレッドポメラニアンだぞ?」
「「・・・え?」」
「俺が保護したあの犬だよ、名前を付けてやったらこうなったんだよ、全く・・・」
「ぱぱ、きららのこときらいになっちゃったの?」
「パパがきららの事嫌いになるわけないだろ?大丈夫だよ、いい子いい子~」
「「・・・」」
きららって名前なのか・・・使い魔じゃない魔物に名前を与えるってのは少し危険なんだけどな・・・
魔物に名前を与えるという行為をした事がある奴は過去にいたそうだ。
名前を与える事は魔物を成長させる事でもある。
けれどそのほとんどが凶暴化したその魔物に食われたり、殺されたりだと言われている。
それを知っててやったなら凄いな・・・
でもどうしよう・・・普通に親子やってる・・・
と言うか「いい子いい子~」って(笑)
ん?でも転移する前までは見当たらなかったぞ?
使い魔契約して精神世界に入れたのだろうか・・・
「ガルド先生、その子とは使い魔契約したんですか?」
「いや、して無いが?」
「じゃあ、今までどこにいたんですかその子」
「背負ってた」
なんだろう、ガルド先生の体のデカさを見てると不思議と納得出来る・・・
「ぱぱー、つかいまけいやくってなに?」
「うーん、きららに使い魔契約なんてさせないから大丈夫だ!」
「ガルド先生、その子と契約しないんですか?属性も同じ火ですし、名付けした時にそうなったんなら成長が見込めますけど・・・」
ジルが不思議そうに聞く。
確かにガルド先生は使い魔がいないと言っていた。
詳しくは教えてくれなかったが昔に死んでしまったらしい。
そしてきららは獣人の姿だ。
人間の姿になれるかは分からないが、名付けした時にこの姿になったのならば成長が見込める。
しかも懐いているならばさらに良い。
使い魔契約すると使い魔の強さの分身体強化が常時かかる。
使い魔がいるのといないのでは大違いだ。
「契約しない理由なんて簡単だ。この子を戦いに巻き込みたくないんだよ、俺達はこれからおそらくフェニクス教と戦うことになるだろう、危険な事だって沢山ある。だからきららは誰かの所に預けるつもりだ、元の契約者が今じゃ魔王に乗っ取られちまってるからな」
「ガルド先生・・・その話・・・」
ジルが何か言いたそうな顔でガルド先生を見ている。
「ジル、クロ、いいか?使い魔達を大切にしろよ」
「オチは無いんですか?」
その時、ジルの言葉で場の空気が凍りついた。
「シロ、ジルはガルド先生とオハナシするから俺たちは行こうか」
「あ、はい」
アドちんの言葉を聞いて出来るだけ近寄る。
するとアドちんは転移魔法の魔法陣を展開し、俺達は光に包まれる。
◆◇◆貿易都市・中央広場◆◇◆
「・・・ここは?」
「隣国の貿易都市じゃ、この国は宗教とかは無いから安全だと思っての、じゃあワシは行く所があるからしばらくは解散じゃ」
「「「イエーイ!」」」
囚人達がまるで修学旅行で自由時間の小学生みたいにテンションマックスになって走っていった。
周りを見渡すと獣人、エルフ、ドワーフなどの王都では見ないような外国人がいた。
「クロ・・・あれを見ろ・・・」
「ん?あのエルフがどうした?」
「・・・めちゃくちゃ可愛い・・・」
「そうか、ロリコンは豚箱に行け」
ジルが見ていたのは子供のエルフだ。
エルフは長寿と言われているので実年齢は分からないが、見た目でいえばシロと同じくらいの背丈だ。
「うるせぇ!お前だってシロがいるからロリコンみたいなもんじゃねぇか!」
「そんなこと言われてもな・・・ガルド先生、なんとか言ってくださ・・・!」
「どうした?ガルド先生どうかし・・・!」
俺とジルはガルド先生を見て言葉を失った。
何故なら・・・ガルド先生がシロよりも年下でまだ年端もいかない獣人の女の子を肩車しているからだ。
赤い瞳にに赤い髪、そして犬耳。
「ガ、ガルド先生が誘拐を・・・」
「ガルド先生!無駄な抵抗はやめて自首しなさい!」
「お前らな・・・コイツはレッドポメラニアンだぞ?」
「「・・・え?」」
「俺が保護したあの犬だよ、名前を付けてやったらこうなったんだよ、全く・・・」
「ぱぱ、きららのこときらいになっちゃったの?」
「パパがきららの事嫌いになるわけないだろ?大丈夫だよ、いい子いい子~」
「「・・・」」
きららって名前なのか・・・使い魔じゃない魔物に名前を与えるってのは少し危険なんだけどな・・・
魔物に名前を与えるという行為をした事がある奴は過去にいたそうだ。
名前を与える事は魔物を成長させる事でもある。
けれどそのほとんどが凶暴化したその魔物に食われたり、殺されたりだと言われている。
それを知っててやったなら凄いな・・・
でもどうしよう・・・普通に親子やってる・・・
と言うか「いい子いい子~」って(笑)
ん?でも転移する前までは見当たらなかったぞ?
使い魔契約して精神世界に入れたのだろうか・・・
「ガルド先生、その子とは使い魔契約したんですか?」
「いや、して無いが?」
「じゃあ、今までどこにいたんですかその子」
「背負ってた」
なんだろう、ガルド先生の体のデカさを見てると不思議と納得出来る・・・
「ぱぱー、つかいまけいやくってなに?」
「うーん、きららに使い魔契約なんてさせないから大丈夫だ!」
「ガルド先生、その子と契約しないんですか?属性も同じ火ですし、名付けした時にそうなったんなら成長が見込めますけど・・・」
ジルが不思議そうに聞く。
確かにガルド先生は使い魔がいないと言っていた。
詳しくは教えてくれなかったが昔に死んでしまったらしい。
そしてきららは獣人の姿だ。
人間の姿になれるかは分からないが、名付けした時にこの姿になったのならば成長が見込める。
しかも懐いているならばさらに良い。
使い魔契約すると使い魔の強さの分身体強化が常時かかる。
使い魔がいるのといないのでは大違いだ。
「契約しない理由なんて簡単だ。この子を戦いに巻き込みたくないんだよ、俺達はこれからおそらくフェニクス教と戦うことになるだろう、危険な事だって沢山ある。だからきららは誰かの所に預けるつもりだ、元の契約者が今じゃ魔王に乗っ取られちまってるからな」
「ガルド先生・・・その話・・・」
ジルが何か言いたそうな顔でガルド先生を見ている。
「ジル、クロ、いいか?使い魔達を大切にしろよ」
「オチは無いんですか?」
その時、ジルの言葉で場の空気が凍りついた。
「シロ、ジルはガルド先生とオハナシするから俺たちは行こうか」
「あ、はい」
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