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第8話【最終話】 横田さんなんてキライ
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「あくりょう……ですか?」
「うん、怖がるかなぁと思って言ってなかったんだけど、俺、この案件にかかわってから、地縛霊にちょっかいかけられていて、最初はこっち方向に車を出そうとするとエンジントラブルになって、徒歩で近づくと全身金縛りに遭ってたんだ。おかげで鈴鳴寺の訪問初日は遅刻した。まいったよ」
うっすらと蘇る記憶。
そういえば、初めて鈴鳴寺へご一緒したとき、社用車のエンジンがかかっただけで、横田さんは喜んでいた。なるほど、その前までの訪問ではエンジンすらかからなかったんだ。
横田さんったら、悪霊にまで大人気。で、それが私とどういう関係で?
「お気の毒でしたね。じゃあ、今のも地縛霊?」
「たぶんね。でも、もう金縛り解けてる。ありがとう」
しゃがんで私に手を握られたまま、横田さんがふうっと息をついた。
「覚えてる? あの猫の根付け。あれは付喪神だったけど、勝手に俺の鞄に入って、会社までついて来たんだ。真っ暗い穴みたいな場所に浮いているのが、俺の目には見えるんだ。めちゃめちゃ怖いよ。それが、江田島さんが近づいただけで普通の根付けにもどった。江田島さんは、拾い上げて、封印までしてくれて、本当に助かった」
封印って、プチプチに包んで社用封筒に入れただけ……。
ということは、あの日、たまたま私が根付けを拾ったから、だから今、こうしてパートナーになっているの?
さっと手を離した。
私……とんでもない思い違いをしてた!
「すごいよなぁ。どんな悪霊でも跳ね返す力。俺、もうこのプロジェクトの担当をするの、無理じゃないかと落ち込んでいたんだ」
神のお役に立てて良かったです……と、少し前の私なら思っただろう。だけど、今はダメ。私にしては珍しい「怒りと悲しみの感情」に全身が満ち満ちている。
悪霊除けですって? 仕事なんて何もできない私をお守り代わりに連れ歩いていただけ?
腹も立つけどみじめでもある。ちゃんと仕事ができている、横田さんに好かれている、なんて勘違いしていた。
「私、帰ります。早退させてください」
早く、早く横田さんの前から逃げなきゃ、このままだとわんわん泣いてしまう。……それか、お門違いかもしれないけれど、怒って横田さんにひどいことを言ってしまいそう。
「あ、ごめん。やっぱり最初に言っておくべきだった。藁にもすがる気持ちだったんだ。もしかしたら、ポロロンの魂が江田島さんに乗り移ったのかなって思ったりもした」
私は藁ですか? それとも犬ですか?
目の前がぼやけて、今にも涙のダムが決壊してしまいそうだ。
――ポロロンっていいます。
突然の敬語で亡き愛犬の写真を見せてくれたときには、私の中のポロロンちゃんを見ていたんだ。
「帰っていいですか?」
ずずっと鼻をすすりながら、私はうつむいた。
もしかしたら横田さんは私に好意を持っているのかも、なんて思っていた私が浅ましくも図々しく思えて、この世から消えてなくなってしまいたい。
「江田島さん」
必死で呼吸を整えようとしている私の前に、横田さんが真っ直ぐな姿勢で正面から向き合った。
こんな場面でも、横田さんの顔は凛としていて、とても神々しい。
「前に車の中で言ったよね」
まだ横田さんが話を続けようとする。もういいから!
――私、帰りますったら、部屋に戻ってベッドで泣きたい。
「江田島さんは、営業に向いてるって。本当にそうだった。鈴鳴寺の和尚さんは、江田島さんみたいに清らかな子が担当なら、話を進めるって言ってくれてさ。俺も鼻が高かった。和尚、お目が高い。そうでしょう、江田島さんって綺麗でしょうって」
――清らかな……子? 私が、綺麗?
「いつもきちんと仕事をして、美味しそうなお弁当を作って来てさ、俺と一緒に仕事をしてくれないかな? お弁当食べさせてくれないかなって、ずっと思ってた」
褒めてる。
横田さんが私を……ものすごく褒めてる。
――でも。
「……それって、私がいたら悪霊を弾くからってことですよね。お弁当だって、除霊のつもりで食べてたんじゃないですか? 横田さんが、あんまり優しくしてくれるから、私、勘違いしちゃったじゃないですかっ……」
ぐっと喉が詰まると同時に、心のダムが決壊した。もうだめ。
「お仕事はちゃんとやります。風邪ひいたりしないように体調管理だってします。でも、今日は帰らせてくださいっ」
「待って、ごめん。俺……えっと、なんて言ったらいいんだ」
走りだそうとする私の行く手を遮るように、横田さんが両手を広げた。
私は、ひっと大きく一度しゃくりあげた。
「泣かないで、江田島さん!」
大きく広げた両腕が、遠慮がちに私の肩に回される。
――え、なに?
私、横田さんに抱きしめられてる?
「こういうことは、段階を踏むべきだし、俺って意外とロマンチストだから、場所やら設定を整えてから言うつもりだったけど……」
お揃いのマウンテンジャケットの胸元に引き寄せられて、耳をつけた横田さんの鼓動がドキンドキンと大きく聞こえる。
とたんに私の心臓も、派手に高鳴り始めた。
「一緒に行動してて、守られているってずっと感じてた。俺の方がずっと年上だけど、江田島さんがそばにいると安心できる。江田島さんが営業に向いているのは本当だ。おしゃれして外回りをしていると、生き生きして見えた。それが……見るたびに可愛くなって、同僚以上の目で見るようになってた」
「え?」
横田さん? それは……つまり、ええええっ!
「和尚の言うこと、わかるなぁ。清らかだって、思った。魂が輝いて見えて、いっつもキラキラしてるから人間じゃないのかな? 天使かな? なんつって」
突然、横田さんが怒涛の照れを見せた。
神の目に私が天使に見えていると?
「こんな場所で言うのもなんだけど、本当は休みの日に、海にでも行って告白するつもりだったけど……プライベートでも付き合ってくれないかな? えっと、好きです」
なにそれ、なにそれ、私の神様が私のことを好き? 天使のキラキラ? 異次元すぎて失神しちゃいそうなんだけど。ダメ、ダメ、神様とお付き合いなんてできない。
「よ……横田さん。なんて、嫌い」
「お、いつもの塩対応だ。いいよ、いいよ、ボチボチいこう」
蒼白だった顔色はほんのりバラ色になって、横田さんはいつものさわやかスマイルを見せている。
私はいつものように両手を合わせたくなった。なんて広い心。慈愛に満ちた声。
あぁ、心が洗われる。ありがたや、ありがたや。
「パフェ食べて帰ろうか?」
ズボンで手のひらの汗を拭いてから、横田さんがすっと手を出した。
いけない、これじゃまるで恋人同士だ。
死んじゃう、デスノートに名前を書かれても文句は言えない!
――でも……。つなぎたい。横田さんの手!
誘惑に負けた私は、おずおずと手をつなぐ。空いている手で、頬っぺたの涙をぐいっと拭いた。
「パフェが食べたいだけですからね」
「はいはい、二個頼もう。下の方は俺が担当するから」
また涙が出そうで困る。
手をつないで下山しながら、私は周囲を見回した。
横田さんに憑りついた悪霊たちよ!
横田さんは私が守る!
藁でも犬でもいい。
横田さんのそばにいられるのなら。
鈴鳴寺のうっそうとした木が、いっせいにわさわさと揺れる。
横田さんが、私の手をぎゅっと強く握った。
「横田さん」
「うん?」
「守ってあげます。ずっと」
世にも神聖な横田さんの整いきった顔相が、くしゃっと崩れた。
「ありがとう。頼りにしてる」
横田さんなんてキライ。私の気持ちをゆさゆさ揺さぶるから。
だけど、嫌じゃない。
静かにひそかに生きてきた私が、横田さんの光に照らされて、新しいステージをゆく。
――ご主人をよろしくお願いします。
「あれ?」
横田さんの肩に、丸い顔の白い犬がいる。
――ポロロンちゃん?
そうか、やっぱりポロロンちゃんは横田さんを守っていたんだ。いわゆる守護霊?
――了解!
私は真っ黒いマルチーズの目と目を合わせてうなずいた。
これからは一緒にこの神を守っていきましょう。
「横田さんなんてキライ」おわり
「うん、怖がるかなぁと思って言ってなかったんだけど、俺、この案件にかかわってから、地縛霊にちょっかいかけられていて、最初はこっち方向に車を出そうとするとエンジントラブルになって、徒歩で近づくと全身金縛りに遭ってたんだ。おかげで鈴鳴寺の訪問初日は遅刻した。まいったよ」
うっすらと蘇る記憶。
そういえば、初めて鈴鳴寺へご一緒したとき、社用車のエンジンがかかっただけで、横田さんは喜んでいた。なるほど、その前までの訪問ではエンジンすらかからなかったんだ。
横田さんったら、悪霊にまで大人気。で、それが私とどういう関係で?
「お気の毒でしたね。じゃあ、今のも地縛霊?」
「たぶんね。でも、もう金縛り解けてる。ありがとう」
しゃがんで私に手を握られたまま、横田さんがふうっと息をついた。
「覚えてる? あの猫の根付け。あれは付喪神だったけど、勝手に俺の鞄に入って、会社までついて来たんだ。真っ暗い穴みたいな場所に浮いているのが、俺の目には見えるんだ。めちゃめちゃ怖いよ。それが、江田島さんが近づいただけで普通の根付けにもどった。江田島さんは、拾い上げて、封印までしてくれて、本当に助かった」
封印って、プチプチに包んで社用封筒に入れただけ……。
ということは、あの日、たまたま私が根付けを拾ったから、だから今、こうしてパートナーになっているの?
さっと手を離した。
私……とんでもない思い違いをしてた!
「すごいよなぁ。どんな悪霊でも跳ね返す力。俺、もうこのプロジェクトの担当をするの、無理じゃないかと落ち込んでいたんだ」
神のお役に立てて良かったです……と、少し前の私なら思っただろう。だけど、今はダメ。私にしては珍しい「怒りと悲しみの感情」に全身が満ち満ちている。
悪霊除けですって? 仕事なんて何もできない私をお守り代わりに連れ歩いていただけ?
腹も立つけどみじめでもある。ちゃんと仕事ができている、横田さんに好かれている、なんて勘違いしていた。
「私、帰ります。早退させてください」
早く、早く横田さんの前から逃げなきゃ、このままだとわんわん泣いてしまう。……それか、お門違いかもしれないけれど、怒って横田さんにひどいことを言ってしまいそう。
「あ、ごめん。やっぱり最初に言っておくべきだった。藁にもすがる気持ちだったんだ。もしかしたら、ポロロンの魂が江田島さんに乗り移ったのかなって思ったりもした」
私は藁ですか? それとも犬ですか?
目の前がぼやけて、今にも涙のダムが決壊してしまいそうだ。
――ポロロンっていいます。
突然の敬語で亡き愛犬の写真を見せてくれたときには、私の中のポロロンちゃんを見ていたんだ。
「帰っていいですか?」
ずずっと鼻をすすりながら、私はうつむいた。
もしかしたら横田さんは私に好意を持っているのかも、なんて思っていた私が浅ましくも図々しく思えて、この世から消えてなくなってしまいたい。
「江田島さん」
必死で呼吸を整えようとしている私の前に、横田さんが真っ直ぐな姿勢で正面から向き合った。
こんな場面でも、横田さんの顔は凛としていて、とても神々しい。
「前に車の中で言ったよね」
まだ横田さんが話を続けようとする。もういいから!
――私、帰りますったら、部屋に戻ってベッドで泣きたい。
「江田島さんは、営業に向いてるって。本当にそうだった。鈴鳴寺の和尚さんは、江田島さんみたいに清らかな子が担当なら、話を進めるって言ってくれてさ。俺も鼻が高かった。和尚、お目が高い。そうでしょう、江田島さんって綺麗でしょうって」
――清らかな……子? 私が、綺麗?
「いつもきちんと仕事をして、美味しそうなお弁当を作って来てさ、俺と一緒に仕事をしてくれないかな? お弁当食べさせてくれないかなって、ずっと思ってた」
褒めてる。
横田さんが私を……ものすごく褒めてる。
――でも。
「……それって、私がいたら悪霊を弾くからってことですよね。お弁当だって、除霊のつもりで食べてたんじゃないですか? 横田さんが、あんまり優しくしてくれるから、私、勘違いしちゃったじゃないですかっ……」
ぐっと喉が詰まると同時に、心のダムが決壊した。もうだめ。
「お仕事はちゃんとやります。風邪ひいたりしないように体調管理だってします。でも、今日は帰らせてくださいっ」
「待って、ごめん。俺……えっと、なんて言ったらいいんだ」
走りだそうとする私の行く手を遮るように、横田さんが両手を広げた。
私は、ひっと大きく一度しゃくりあげた。
「泣かないで、江田島さん!」
大きく広げた両腕が、遠慮がちに私の肩に回される。
――え、なに?
私、横田さんに抱きしめられてる?
「こういうことは、段階を踏むべきだし、俺って意外とロマンチストだから、場所やら設定を整えてから言うつもりだったけど……」
お揃いのマウンテンジャケットの胸元に引き寄せられて、耳をつけた横田さんの鼓動がドキンドキンと大きく聞こえる。
とたんに私の心臓も、派手に高鳴り始めた。
「一緒に行動してて、守られているってずっと感じてた。俺の方がずっと年上だけど、江田島さんがそばにいると安心できる。江田島さんが営業に向いているのは本当だ。おしゃれして外回りをしていると、生き生きして見えた。それが……見るたびに可愛くなって、同僚以上の目で見るようになってた」
「え?」
横田さん? それは……つまり、ええええっ!
「和尚の言うこと、わかるなぁ。清らかだって、思った。魂が輝いて見えて、いっつもキラキラしてるから人間じゃないのかな? 天使かな? なんつって」
突然、横田さんが怒涛の照れを見せた。
神の目に私が天使に見えていると?
「こんな場所で言うのもなんだけど、本当は休みの日に、海にでも行って告白するつもりだったけど……プライベートでも付き合ってくれないかな? えっと、好きです」
なにそれ、なにそれ、私の神様が私のことを好き? 天使のキラキラ? 異次元すぎて失神しちゃいそうなんだけど。ダメ、ダメ、神様とお付き合いなんてできない。
「よ……横田さん。なんて、嫌い」
「お、いつもの塩対応だ。いいよ、いいよ、ボチボチいこう」
蒼白だった顔色はほんのりバラ色になって、横田さんはいつものさわやかスマイルを見せている。
私はいつものように両手を合わせたくなった。なんて広い心。慈愛に満ちた声。
あぁ、心が洗われる。ありがたや、ありがたや。
「パフェ食べて帰ろうか?」
ズボンで手のひらの汗を拭いてから、横田さんがすっと手を出した。
いけない、これじゃまるで恋人同士だ。
死んじゃう、デスノートに名前を書かれても文句は言えない!
――でも……。つなぎたい。横田さんの手!
誘惑に負けた私は、おずおずと手をつなぐ。空いている手で、頬っぺたの涙をぐいっと拭いた。
「パフェが食べたいだけですからね」
「はいはい、二個頼もう。下の方は俺が担当するから」
また涙が出そうで困る。
手をつないで下山しながら、私は周囲を見回した。
横田さんに憑りついた悪霊たちよ!
横田さんは私が守る!
藁でも犬でもいい。
横田さんのそばにいられるのなら。
鈴鳴寺のうっそうとした木が、いっせいにわさわさと揺れる。
横田さんが、私の手をぎゅっと強く握った。
「横田さん」
「うん?」
「守ってあげます。ずっと」
世にも神聖な横田さんの整いきった顔相が、くしゃっと崩れた。
「ありがとう。頼りにしてる」
横田さんなんてキライ。私の気持ちをゆさゆさ揺さぶるから。
だけど、嫌じゃない。
静かにひそかに生きてきた私が、横田さんの光に照らされて、新しいステージをゆく。
――ご主人をよろしくお願いします。
「あれ?」
横田さんの肩に、丸い顔の白い犬がいる。
――ポロロンちゃん?
そうか、やっぱりポロロンちゃんは横田さんを守っていたんだ。いわゆる守護霊?
――了解!
私は真っ黒いマルチーズの目と目を合わせてうなずいた。
これからは一緒にこの神を守っていきましょう。
「横田さんなんてキライ」おわり
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