6 / 11
第6話 ダンジョン探索再び
しおりを挟む
今回は光源と武器になりそうな物を持ってきた。リサイクルショップに丁度良くライト付きのヘルメットやナタが売ってたから爺さんにお願いして購入したんだ。
店員価格ということで割引してもらったので、お得に買えたのは嬉しかったな。
このダンジョンもこの間入ったダンジョンよりも暗いから丁度よかった。
さて先に進むと蝙蝠の魔物が群れて現れた。以前探索した際に出たスライムよりは好戦的で手強いタイプだ。
こっちの世界にも蝙蝠はいるが、ダンジョンに出る蝙蝠はやはりこちらで見る蝙蝠よりは手強い。
単体相手ならそうでもないんだが群れでこたれると経験がないと厄介な相手でもある。
これだけの数だと地球の一般人であれば群がる蝙蝠の爪や牙で一瞬にしてズタズタに切り裂かれ血を吸われることになるだろう。
しかも一斉に超音波も発してきていた。魔力のこもった超音波だ。俺はこの程度なら耐えられるが、そうでなければ激しい頭痛に見舞われ目眩を起こし平衡感覚も狂い歩くのもままならなくなるだろう。
そうやって動きを止めた後に仕留めに掛かるのがこの魔物の手。それは俺のいた世界でもこっちでも変わらないようだ。
「土魔法・ストーンボルト」
俺が唱えたのは小さな石礫を発生させる初級土魔法だ。以前のダンジョン攻略を喰って覚えた魔法だな。
「ウィンドカッター!」
更に風魔法も使い分け蝙蝠を一掃した。最初のダンジョンよりは出てくる魔物は強いか。だけど対処できるレベルだな。
二層まで特に苦戦もなかった。そしてここにまた宝箱だ。今回は特に罠はなかった。開けてみると古びた本があった。
確認してわかったがこれは魔法書だな。こっちの言語では書かれていない。むしろ俺が元いた世界で馴染み深い文字だ。
俺は魔法書を魔法の袋に突っ込んだ。役に立ちそうに思えるが実は俺には意味がない。
それにしてもこの地球に生まれてるダンジョンはやはり俺のいた国と関係しているのか? 出てくる魔物もそっち側だし魔法書の文字にしてもそうだ。
考えてみても答えは出ないか。どちらにしてもこの平和な世界には不要な代物だ。
俺はこの平和な世界が好きなんだ。だからこんなものはとっとと潰すに限る。
地下三層にきて双頭の蜥蜴も出てくるようになった。このダンジョンが俺のいた世界と同様ならこいつはツインヘッドリザードだ。
蜥蜴系は毒の息を吐き出すのが特徴だったな。それを受けても厄介だから――
「風魔法・ワールウィンド――」
魔法で小さな旋風が発生した。ツインヘッドリザードが口を開けて息を毒の息を吐き出していたが風で霧散した上、旋風で切り刻まれた。
これは中級風魔法だ。小さな旋風とはいえ敵を巻き込めるからある程度纏めてダメージを与えられるのが嬉しい魔法でもある。
ま、この程度の魔物ならそこまで怖くはないな。俺は引き続き探索を続けた。ライト付きのヘルメットは下層に行けば行くほど有り難みが強くなる。
下の階層の方がより暗いからだ。そして地下四層につき暫く進むと天井の高い広めの空間。
天井部に巨大な蝙蝠がぶら下がっていて足を踏み入れると同時に襲いかかってきた。
雰囲気的に中ボスといった感じだ。超音波も岩を砕く程度の威力だし飛膜を激しくばたつかせ突風を起こしたりもする。
ここで俺は折角だから更に覚えた土魔法を行使することにした。
「土魔法・ロックサークル!」
浮遊した岩が数個俺を中心に周りだした。初級土魔法だが中々使えそうに思える。
これを利用し動き回る大型の蝙蝠に当てていく。
そして怯んだ隙に接近しナタを振るい蝙蝠を叩き落とした。よし粒子になって消えた。上手く倒せたようだな。後には宝箱が残されていて開くとまた魔法書だった。それも二冊だ。
といってもここで手に入る魔法書はな。実は俺のスキルに風魔法と土魔法といったものは魔法書がなくてもレベルアップで勝手に魔法を覚えるタイプのスキルだ。
だから魔法書を読んでもあまり意味がない。一応持っては行くけど。
「ここは魔法書が多いな」
思わず声が漏れる。前回のダンジョンでは金や宝飾系が多かったな。
しかし、ダンジョンで手に入れた物はどうしようかな。そのまま塩漬けも何だし――まぁいずれ考えるとするか。
そんなことを思いつつ更に降りていく。そしていよいよ地下七層にしてボスと戦うこととなった。
「シャァアァアァア!」
ボスは人と蝙蝠を掛け合わせたような相手だった。空を自由に飛び回り伸ばした爪で空から強襲を仕掛けてくるし風魔法も扱う。
「シャァ!」
空中で両手を広げるとボスの周囲に回転する刃が無数に出現した。この世界のイメージで言えば円盤といったところかな。
それが四方八方から迫る。ウィンドソーサーという魔法だ。
「土魔法・ロックサークル!」
再び岩を浮かした。これがいい感じに遮蔽物となり風の円盤から身を守ってくれた。
しかもその一部は的に向けて跳ね返される。腕輪のおかげか。やはり反射の効果があったようだ。見る限り絶対ではないが攻撃の何割かが跳ね返されるようだな。
俺は岩をぶつけ攻撃を幾つか跳ね返し、そうこうしているうちにボスを追い詰め最後にナタを振るってとどめを刺した。
ボスが粒子になって消え去り宝箱が出現。中には魔法書二冊と杖が入っていた。
ここの戦利品は魔法書五冊と杖か。これが前の世界ならそこそこかな。意外と魔法書を喜ぶ魔族は多かったし。
さて今回は奥に大仰な扉があってわかりやすかた。コアのある場所が隠されていない。ただ扉には鍵が掛けられている。
敢えて厳重にすることで入ってはいけない感を出してるといったところか。
「ま、入るけどね」
魔法の鍵はその構造さえ理解出来れば解除可能だ。宝箱の罠を解くのとそう変わらない。勿論宝箱よりは複雑だが、俺なら問題なく解除出来る。
扉を開け中に入ると巨大な蛇が襲いかかってきた。今度はこいつが大ボスか。前回と違いこいつには喋る知能はなさそうだ。
「ワールウィンド――」
デカくてチョロチョロ動き回る相手にはこれが有効だ。旋風で相手にダメージを蓄積させつつ、更にナタで攻撃。
だがナタは鱗に阻まれ効果はうすそうだった。他に何かないかなと考え俺は手に入れたばかりの杖を思い出し使ってみた。
すると杖が輝き出し、蛇に青白い光が覆った。これは相手に何かしらの影響を与える効果があるのかもしれない。
こっち流でいうとデバフだな。動きに変化は見られないが。
「土魔法・ストーンボルト」
石礫を当ててみた。すると巨大な蛇が一瞬怯んだ。俺は距離を詰めナタを振るとさっきよりも鱗が柔らかく感じた。実際ダメージも通っているようだ。
どうやら相手の防御力に影響する効果があったようだな。地味に使えるぞこれは。
ダメージが蓄積され蛇の動きも鈍ってくる。ここがチャンスか。
「風魔法・エアロハンマー!」
俺は前回新たに覚えた中級風魔法も試すことにした。上から押しつぶすように発生した風の衝撃。
この魔法で蛇は悶絶し、そして息絶えた。わりとタフな大ボスだったな。
さて後はコアを破壊してっと――
――コアの破壊により【迷宮喰らい】の効果が発動しました。
――レベル20→レベル23へレベルアップしました。
――新たなスキル【変鱗】を取得しました。
――新たなスキル【気合】を取得しました。
――新たなスキル【強撃】を取得しました。
――初級土魔法【アースシールド】を取得しました。
――中級土魔法【ロックスピア】を取得しました。
――中級風魔法【ウィンドソーサー】そ取得しました。
おっと迷宮喰らい発動で結構なスキルを覚えたな。レベルも上がったし魔法も増えた。さてと、これでこのダンジョンも消滅だな。良かった、またこれで俺の日常は保たてるわけだ――
店員価格ということで割引してもらったので、お得に買えたのは嬉しかったな。
このダンジョンもこの間入ったダンジョンよりも暗いから丁度よかった。
さて先に進むと蝙蝠の魔物が群れて現れた。以前探索した際に出たスライムよりは好戦的で手強いタイプだ。
こっちの世界にも蝙蝠はいるが、ダンジョンに出る蝙蝠はやはりこちらで見る蝙蝠よりは手強い。
単体相手ならそうでもないんだが群れでこたれると経験がないと厄介な相手でもある。
これだけの数だと地球の一般人であれば群がる蝙蝠の爪や牙で一瞬にしてズタズタに切り裂かれ血を吸われることになるだろう。
しかも一斉に超音波も発してきていた。魔力のこもった超音波だ。俺はこの程度なら耐えられるが、そうでなければ激しい頭痛に見舞われ目眩を起こし平衡感覚も狂い歩くのもままならなくなるだろう。
そうやって動きを止めた後に仕留めに掛かるのがこの魔物の手。それは俺のいた世界でもこっちでも変わらないようだ。
「土魔法・ストーンボルト」
俺が唱えたのは小さな石礫を発生させる初級土魔法だ。以前のダンジョン攻略を喰って覚えた魔法だな。
「ウィンドカッター!」
更に風魔法も使い分け蝙蝠を一掃した。最初のダンジョンよりは出てくる魔物は強いか。だけど対処できるレベルだな。
二層まで特に苦戦もなかった。そしてここにまた宝箱だ。今回は特に罠はなかった。開けてみると古びた本があった。
確認してわかったがこれは魔法書だな。こっちの言語では書かれていない。むしろ俺が元いた世界で馴染み深い文字だ。
俺は魔法書を魔法の袋に突っ込んだ。役に立ちそうに思えるが実は俺には意味がない。
それにしてもこの地球に生まれてるダンジョンはやはり俺のいた国と関係しているのか? 出てくる魔物もそっち側だし魔法書の文字にしてもそうだ。
考えてみても答えは出ないか。どちらにしてもこの平和な世界には不要な代物だ。
俺はこの平和な世界が好きなんだ。だからこんなものはとっとと潰すに限る。
地下三層にきて双頭の蜥蜴も出てくるようになった。このダンジョンが俺のいた世界と同様ならこいつはツインヘッドリザードだ。
蜥蜴系は毒の息を吐き出すのが特徴だったな。それを受けても厄介だから――
「風魔法・ワールウィンド――」
魔法で小さな旋風が発生した。ツインヘッドリザードが口を開けて息を毒の息を吐き出していたが風で霧散した上、旋風で切り刻まれた。
これは中級風魔法だ。小さな旋風とはいえ敵を巻き込めるからある程度纏めてダメージを与えられるのが嬉しい魔法でもある。
ま、この程度の魔物ならそこまで怖くはないな。俺は引き続き探索を続けた。ライト付きのヘルメットは下層に行けば行くほど有り難みが強くなる。
下の階層の方がより暗いからだ。そして地下四層につき暫く進むと天井の高い広めの空間。
天井部に巨大な蝙蝠がぶら下がっていて足を踏み入れると同時に襲いかかってきた。
雰囲気的に中ボスといった感じだ。超音波も岩を砕く程度の威力だし飛膜を激しくばたつかせ突風を起こしたりもする。
ここで俺は折角だから更に覚えた土魔法を行使することにした。
「土魔法・ロックサークル!」
浮遊した岩が数個俺を中心に周りだした。初級土魔法だが中々使えそうに思える。
これを利用し動き回る大型の蝙蝠に当てていく。
そして怯んだ隙に接近しナタを振るい蝙蝠を叩き落とした。よし粒子になって消えた。上手く倒せたようだな。後には宝箱が残されていて開くとまた魔法書だった。それも二冊だ。
といってもここで手に入る魔法書はな。実は俺のスキルに風魔法と土魔法といったものは魔法書がなくてもレベルアップで勝手に魔法を覚えるタイプのスキルだ。
だから魔法書を読んでもあまり意味がない。一応持っては行くけど。
「ここは魔法書が多いな」
思わず声が漏れる。前回のダンジョンでは金や宝飾系が多かったな。
しかし、ダンジョンで手に入れた物はどうしようかな。そのまま塩漬けも何だし――まぁいずれ考えるとするか。
そんなことを思いつつ更に降りていく。そしていよいよ地下七層にしてボスと戦うこととなった。
「シャァアァアァア!」
ボスは人と蝙蝠を掛け合わせたような相手だった。空を自由に飛び回り伸ばした爪で空から強襲を仕掛けてくるし風魔法も扱う。
「シャァ!」
空中で両手を広げるとボスの周囲に回転する刃が無数に出現した。この世界のイメージで言えば円盤といったところかな。
それが四方八方から迫る。ウィンドソーサーという魔法だ。
「土魔法・ロックサークル!」
再び岩を浮かした。これがいい感じに遮蔽物となり風の円盤から身を守ってくれた。
しかもその一部は的に向けて跳ね返される。腕輪のおかげか。やはり反射の効果があったようだ。見る限り絶対ではないが攻撃の何割かが跳ね返されるようだな。
俺は岩をぶつけ攻撃を幾つか跳ね返し、そうこうしているうちにボスを追い詰め最後にナタを振るってとどめを刺した。
ボスが粒子になって消え去り宝箱が出現。中には魔法書二冊と杖が入っていた。
ここの戦利品は魔法書五冊と杖か。これが前の世界ならそこそこかな。意外と魔法書を喜ぶ魔族は多かったし。
さて今回は奥に大仰な扉があってわかりやすかた。コアのある場所が隠されていない。ただ扉には鍵が掛けられている。
敢えて厳重にすることで入ってはいけない感を出してるといったところか。
「ま、入るけどね」
魔法の鍵はその構造さえ理解出来れば解除可能だ。宝箱の罠を解くのとそう変わらない。勿論宝箱よりは複雑だが、俺なら問題なく解除出来る。
扉を開け中に入ると巨大な蛇が襲いかかってきた。今度はこいつが大ボスか。前回と違いこいつには喋る知能はなさそうだ。
「ワールウィンド――」
デカくてチョロチョロ動き回る相手にはこれが有効だ。旋風で相手にダメージを蓄積させつつ、更にナタで攻撃。
だがナタは鱗に阻まれ効果はうすそうだった。他に何かないかなと考え俺は手に入れたばかりの杖を思い出し使ってみた。
すると杖が輝き出し、蛇に青白い光が覆った。これは相手に何かしらの影響を与える効果があるのかもしれない。
こっち流でいうとデバフだな。動きに変化は見られないが。
「土魔法・ストーンボルト」
石礫を当ててみた。すると巨大な蛇が一瞬怯んだ。俺は距離を詰めナタを振るとさっきよりも鱗が柔らかく感じた。実際ダメージも通っているようだ。
どうやら相手の防御力に影響する効果があったようだな。地味に使えるぞこれは。
ダメージが蓄積され蛇の動きも鈍ってくる。ここがチャンスか。
「風魔法・エアロハンマー!」
俺は前回新たに覚えた中級風魔法も試すことにした。上から押しつぶすように発生した風の衝撃。
この魔法で蛇は悶絶し、そして息絶えた。わりとタフな大ボスだったな。
さて後はコアを破壊してっと――
――コアの破壊により【迷宮喰らい】の効果が発動しました。
――レベル20→レベル23へレベルアップしました。
――新たなスキル【変鱗】を取得しました。
――新たなスキル【気合】を取得しました。
――新たなスキル【強撃】を取得しました。
――初級土魔法【アースシールド】を取得しました。
――中級土魔法【ロックスピア】を取得しました。
――中級風魔法【ウィンドソーサー】そ取得しました。
おっと迷宮喰らい発動で結構なスキルを覚えたな。レベルも上がったし魔法も増えた。さてと、これでこのダンジョンも消滅だな。良かった、またこれで俺の日常は保たてるわけだ――
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
天城の夢幻ダンジョン攻略と無限の神空間で超絶レベリング ~ガチャスキルに目覚めた俺は無職だけどダンジョンを攻略してトップの探索士を目指す~
仮実谷 望
ファンタジー
無職になってしまった摩廻天重郎はある日ガチャを引くスキルを得る。ガチャで得た鍛錬の神鍵で無限の神空間にたどり着く。そこで色々な異世界の住人との出会いもある。神空間で色んなユニットを配置できるようになり自分自身だけレベリングが可能になりどんどんレベルが上がっていく。可愛いヒロイン多数登場予定です。ガチャから出てくるユニットも可愛くて強いキャラが出てくる中、300年の時を生きる謎の少女が暗躍していた。ダンジョンが一般に知られるようになり動き出す政府の動向を観察しつつ我先へとダンジョンに入りたいと願う一般人たちを跳ね除けて天重郎はトップの探索士を目指して生きていく。次々と美少女の探索士が天重郎のところに集まってくる。天重郎は最強の探索士を目指していく。他の雑草のような奴らを跳ね除けて天重郎は最強への道を歩み続ける。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる