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第二章 サムジャともふもふ編
第95話 ダミールとハデルの目論見
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ダミールはイライラした様子でミレイユの部屋を出た。そのまま自分の部屋に戻り机の引き出しを開ける。
「くそ、これに頼ることになるとは――」
そして一本のワンドを手に彼は部屋を出て、至急だと言って使用人を全員エントランスに集めた。
「良く集まった。実はこの領地を揺るがす一大事が起きたのだ。お前たちも知っての通り昨晩からメイドのメイシルの姿がない。何故かわかるか?」
使用人たちがざわめき出す。するとダミールはワンドを手に更に続けた。ワンドからは淡い光が漏れ続けている。
「それは私の兄、カイエルに毒を盛り暗殺しようとしていたことが発覚したからだ! 実は以前から全く兄の意識が戻らないことをハデル大神官も危惧していた。同時にこれは何者かが兄が目を覚まさないよう毒を仕込んでいる可能性があると。そして私は遂にその証拠を見つけた。この瓶を見よ! これに毒が入っていた。そしてこれにはメイシルの指紋がベッタリと残っている!」
「え? 嘘メイシル様が?」
「そんなバカな……」
「冗談だろう?」
使用人たちの喧騒が増す。ダミールはしてやったりという顔を見せている。だが、勿論持っている瓶は毒が入っていた瓶などではないただの空き瓶だ。もともと調味料が入っていた瓶だけにメイシルの指紋は当然残っている。
だが、これが本物かどうかなどどうでも良かった。
「でも、ダミール様がこう申されているのだしな」
「そうよ! 旦那様を殺害しようとしたのはメイシルなんだわ!」
「とんでもない女ね!」
喧騒から徐々に怒りの声が漏れ始めていた。ダミールが邪悪な笑みを見せる。するとツカツカと近づいてくる一人の女性。ミレイユであった。
「これは一体何の騒ぎですか!」
「おやおや、お嬢様。ご機嫌麗しゅう」
「ダミール……一体何をしているのですか。説明しなさい」
ミレイユは眉を怒らせてダミールを問い詰めた。
「ふん。随分と偉そうだな。まぃいい。だったら聞かせてやろう。お前がかわいがっていたメイドのメイシルこそが私の兄を毒殺しようとした犯人だと使用人たちに教えていたところだ」
「な、何ですって! 貴方、何を馬鹿なことを!」
「何が馬鹿なことなものか。見よ! この空き瓶には毒が入っていた。メイシルの指紋だってある。それこそが何よりの証拠だ!」
「それは、我が家で調味料を入れていた空き瓶ではありませんか。そんなもの何の証拠にもなりませんよ」
「ならなおさらだ。調味料に毒を仕込むことで上手くごまかせると思ったのだろう。だが私の目は欺けなかった!」
ワンドを大仰に振り回し、周りにアピールするように語る。当然だがミレイユからしてみたらとんでもない話だ。そもそもミレイユは目の前にいるダミールこそが犯人だと睨んでいるし、間もなくその証拠だって届くはずだ。
「メイシルはとんでもない女だ!」
「メイドの風上にもおけないわ!」
「え? ちょ、皆どうしたの! こんなの嘘よデタラメよ! 信じちゃ駄目!」
「無駄ですよ。ここにいる連中は私の言うことを疑わない」
「何ですって?」
その時、ミレイユの視線がダミールが握っているワンドに向けられた。
「貴方、そんなもの最近まで……まさか!」
「さて、ここで皆さんに哀しいお知らせだ。実は兄であるカイエルの暗殺を目論見メイシルに実行させたのは姪であるミレイユだったのだ! 私は哀しいし信じられないという気持ちでいっぱいだ。だが、領主代理として見すごすわけにはいかないのだ!」
「そんな、貴方自分で何を言っているかわかっているの! こんな真似してもすぐに真実は明るみになる! そうなった時、そんな物で洗脳したと知れたら罪はますます重くなるわよ!」
「さて? 何の話かな。私はあくまで真実を明るみにしただけだ。さぁ、今すぐこの女を捕らえ地下牢に閉じ込めておけ!」
「「「「「ハッ!」」」」」
兵たちがやってきてミレイユを拘束した。
「こんな真似しても無駄よ! もうすぐ証拠が届く! そうなれば貴方がやったことが全て白日のもとに明るみになるんだから!」
「黙れ! とっとと来い!」
そしてダミールの目の前でミレイユが兵に連れていかれた。それを認めほくそ笑む。
もっともミレイユの言っていることは間違いではない。もし彼女の言うように筆跡鑑定の終わった手紙が戻って来たりしたらダミールはもう言い訳が効かない。
その上こんなものまで使用したとあっては死刑も免れないだろう。
「私はもう後戻り出来ないのだ……お前たち! メイシルは証拠を消すために冒険者を雇って屋敷に乗り込んでくる可能性がある! 歯向かうようなら殺しても構わん! 正当防衛だ! 絶対に中に入れるなよ!」
「「「「「「「「「「ハイッ!」」」」」」」」」」
一方でハデルもまた焦っていた。
「折角、眷属を降臨させる像まで造ったというのに、まさかセイラが消えていなくなるとは!」
理由はわかっていた。あの犬がいたということは、サムジャ持ちのあいつが生きていたということであり、教会に潜入し連れ去ったのだろう。
「まさかダクネイルが仕留め損なうとは……しかも召喚した魔物の反応も消えた……くそが!」
ハデルは教会を出て自ら乗り込もうかとも思ったが、下手に動いて怪しまれても厄介だ。聖女まで消えたとなると大騒ぎになる。とりあえず部屋には誰も近づくなと伝えてあるが、このままではジリ貧なのはわかりきっていた。
「どうやらいざというときのための準備は進めておいたほうが良さそうだな……」
そしてハデルもまた動き出す――
「くそ、これに頼ることになるとは――」
そして一本のワンドを手に彼は部屋を出て、至急だと言って使用人を全員エントランスに集めた。
「良く集まった。実はこの領地を揺るがす一大事が起きたのだ。お前たちも知っての通り昨晩からメイドのメイシルの姿がない。何故かわかるか?」
使用人たちがざわめき出す。するとダミールはワンドを手に更に続けた。ワンドからは淡い光が漏れ続けている。
「それは私の兄、カイエルに毒を盛り暗殺しようとしていたことが発覚したからだ! 実は以前から全く兄の意識が戻らないことをハデル大神官も危惧していた。同時にこれは何者かが兄が目を覚まさないよう毒を仕込んでいる可能性があると。そして私は遂にその証拠を見つけた。この瓶を見よ! これに毒が入っていた。そしてこれにはメイシルの指紋がベッタリと残っている!」
「え? 嘘メイシル様が?」
「そんなバカな……」
「冗談だろう?」
使用人たちの喧騒が増す。ダミールはしてやったりという顔を見せている。だが、勿論持っている瓶は毒が入っていた瓶などではないただの空き瓶だ。もともと調味料が入っていた瓶だけにメイシルの指紋は当然残っている。
だが、これが本物かどうかなどどうでも良かった。
「でも、ダミール様がこう申されているのだしな」
「そうよ! 旦那様を殺害しようとしたのはメイシルなんだわ!」
「とんでもない女ね!」
喧騒から徐々に怒りの声が漏れ始めていた。ダミールが邪悪な笑みを見せる。するとツカツカと近づいてくる一人の女性。ミレイユであった。
「これは一体何の騒ぎですか!」
「おやおや、お嬢様。ご機嫌麗しゅう」
「ダミール……一体何をしているのですか。説明しなさい」
ミレイユは眉を怒らせてダミールを問い詰めた。
「ふん。随分と偉そうだな。まぃいい。だったら聞かせてやろう。お前がかわいがっていたメイドのメイシルこそが私の兄を毒殺しようとした犯人だと使用人たちに教えていたところだ」
「な、何ですって! 貴方、何を馬鹿なことを!」
「何が馬鹿なことなものか。見よ! この空き瓶には毒が入っていた。メイシルの指紋だってある。それこそが何よりの証拠だ!」
「それは、我が家で調味料を入れていた空き瓶ではありませんか。そんなもの何の証拠にもなりませんよ」
「ならなおさらだ。調味料に毒を仕込むことで上手くごまかせると思ったのだろう。だが私の目は欺けなかった!」
ワンドを大仰に振り回し、周りにアピールするように語る。当然だがミレイユからしてみたらとんでもない話だ。そもそもミレイユは目の前にいるダミールこそが犯人だと睨んでいるし、間もなくその証拠だって届くはずだ。
「メイシルはとんでもない女だ!」
「メイドの風上にもおけないわ!」
「え? ちょ、皆どうしたの! こんなの嘘よデタラメよ! 信じちゃ駄目!」
「無駄ですよ。ここにいる連中は私の言うことを疑わない」
「何ですって?」
その時、ミレイユの視線がダミールが握っているワンドに向けられた。
「貴方、そんなもの最近まで……まさか!」
「さて、ここで皆さんに哀しいお知らせだ。実は兄であるカイエルの暗殺を目論見メイシルに実行させたのは姪であるミレイユだったのだ! 私は哀しいし信じられないという気持ちでいっぱいだ。だが、領主代理として見すごすわけにはいかないのだ!」
「そんな、貴方自分で何を言っているかわかっているの! こんな真似してもすぐに真実は明るみになる! そうなった時、そんな物で洗脳したと知れたら罪はますます重くなるわよ!」
「さて? 何の話かな。私はあくまで真実を明るみにしただけだ。さぁ、今すぐこの女を捕らえ地下牢に閉じ込めておけ!」
「「「「「ハッ!」」」」」
兵たちがやってきてミレイユを拘束した。
「こんな真似しても無駄よ! もうすぐ証拠が届く! そうなれば貴方がやったことが全て白日のもとに明るみになるんだから!」
「黙れ! とっとと来い!」
そしてダミールの目の前でミレイユが兵に連れていかれた。それを認めほくそ笑む。
もっともミレイユの言っていることは間違いではない。もし彼女の言うように筆跡鑑定の終わった手紙が戻って来たりしたらダミールはもう言い訳が効かない。
その上こんなものまで使用したとあっては死刑も免れないだろう。
「私はもう後戻り出来ないのだ……お前たち! メイシルは証拠を消すために冒険者を雇って屋敷に乗り込んでくる可能性がある! 歯向かうようなら殺しても構わん! 正当防衛だ! 絶対に中に入れるなよ!」
「「「「「「「「「「ハイッ!」」」」」」」」」」
一方でハデルもまた焦っていた。
「折角、眷属を降臨させる像まで造ったというのに、まさかセイラが消えていなくなるとは!」
理由はわかっていた。あの犬がいたということは、サムジャ持ちのあいつが生きていたということであり、教会に潜入し連れ去ったのだろう。
「まさかダクネイルが仕留め損なうとは……しかも召喚した魔物の反応も消えた……くそが!」
ハデルは教会を出て自ら乗り込もうかとも思ったが、下手に動いて怪しまれても厄介だ。聖女まで消えたとなると大騒ぎになる。とりあえず部屋には誰も近づくなと伝えてあるが、このままではジリ貧なのはわかりきっていた。
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そしてハデルもまた動き出す――
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