毎日!アルスの日常366

星月

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石ころの回・バイト先の待遇(全2話)

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【石ころの回】~アルスの日常~

テルはリーテと2人で町を歩いていた。商店街へと向かう道中、ふと落ちている石ころに目が行った。信号の待ち時間にテルは、その石ころをブーツでコロコロと転がしていた。テル「この石、すごく四角じゃない?」石ころを拾い上げ、隣に立つリーテにそれを見せた。リーテ「ホントだ、立方体みたいだね。」角張った角をつつきながら、比喩をする。信号が青に変わると、リーテは歩き出した。テルは持っていた石ころを草むらに放り投げ、リーテのあとを追った。



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【バイト先の待遇】~Life's~

カヤサはバイトのため、工場へと訪れていた。

内容は簡単に言えば仕分けで、コンベアを流れる不良品を取り除くといったものだ。

流れ作業なので、正直途中から飽きてくる。
しかし、時給が良かったので我慢して行うことにしていた。

条件付きで昼食が賄われ、今日は唐揚げ弁当とお茶が貰える予定だ。
ここの弁当はちゃんとしたものであり、味もなかなかのものだ。

作業の内容は地味だが、時給と待遇を見るとかなり都合が良い。

学校が休みの間は、どうせすることがない。
空いた時間をここで費やした方が、得であることに違いはなかった。
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