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平穏な毎日
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新居は賃貸のマンションを借り、お互い仕事の通勤に便利なところを選び、もう少し落ち着いたら、マンションでも購入しようと話してた。
仕事もやめないでいいと言ってくれたので、ありがたかった。
会社では旧姓のままで続けてるし、オープンに結婚しましたとも言ってないので、ごく一部の人しかしらないけど、そのうち広がるだろうな。
「透子、やっと二人で暮らせるね」
今までドタバタしてたので、やっと落ち着くことが出来た気がした。
「春樹さん、これからよろしくお願いします」
といったら
「こちらこそ!幸せになろうね」
「うん」
平日はお互い仕事をしてるので、家事は分担してるけど、帰りは私のほうが早いことも多いので、食事、洗濯などはして、朝のゴミ出しとかは春樹さんがしてくれてる。
休みの日は、まったりと寝てお昼前にご飯を食べて、時間かけて掃除して、その後二人でソファでくつろいで、映画みたりして楽しくしてる。
買い物したいときも、二人で手を繋いで行ったりで新婚モード全開!
本当に申し分ない旦那さんで、私には勿体ないなと思った。
「課長って、結婚してたんですか?」
部内で1人大声で言う子がいて
「ええ?」
と、周りがビックリしていた。
意外に早くバレたな…
「まぁ、結婚してもしなくっても変わらないんで」
「いつしたんですか?」
と、皆が興味津々で色々聞きたがる
「そんなことより、月末近いから手を動かして!じゃないと残業になるよ!」
と言うと、諦めて席に戻り皆仕事再開した。
皆がんばってくれて、定時少し過ぎて今日の作業は終り、夕飯は何にしようかなーとスーパーに寄る
少し前なら、こんな生活なんか考えられなかった。
毎日が平穏で、幸せで、充実してる。
春樹さんと一緒になってよかったなーと、改めて思った。
「なんとか休みまとまってとれそうなんだ。合わせられるかな?」
新婚旅行に行きたかったんだけど、春樹さんがまとまって休みがとれなかったので、少しずらしていこうっと話してた。
「うん。調整してみる」
私が以前からイギリスに行ってみたいと言ってたことがあって、春樹さんはイギリスって考えててくれてたんだけど、一週間は最低でも休まないといけなかったから、ずっと調整してくれてた。
翌々月、一週間のスケジュールでイギリスに行くことになって、いい年してはしゃいでしまった。
「時差もあるから、しっかり寝たほうがいいよ」
と、言われるもやっぱり嬉しくって…なかなか寝付けなかった。
イギリスに着いてからは、私の行きたいところばかりで、
「なんか、私の満足旅行みたい」
と言うと
「透子が喜んでけれれば俺も嬉しいし、こうやって二人で行けるのが何よりも楽しいから」
完璧に春樹さんに甘やかされてるなっと思ったとき
「あれ?」
春樹さんは、少し先を見て気になったことがあったみたいで、私もそっちをみた。
「あの人、確か…」
「あっ」
真矢智子だ!
「そういえば、数年前に熱愛報道だかなんかあって、その相手がファンで負傷したとかってのあったね。それから全く出なくなったな。」
真矢智子は、男性と腕を組んで嬉しそうに歩いてた。
それをみて、鳥肌がたって、怒りなんだか、悔しさなんだかがこみ上げてきて
「透子?」
なんで私がこうなったか、真矢智子のせいで…
ぐっと、手を握りしめた。
「透子?」
「あっ、えっ!?」
「どうしたの?真矢智子のファン?」
「あっ、そうじゃないけど」
「何かあった?」
「え?」
「涙出てるけど?」
あっ、ほんとだ
「あ、うん。春樹さんが優しいからつい感動しちゃって」
「え!でも泣くことないでしょ?」
「ははは。それもそうだね」
私は笑って春樹さんをみたけど、様子のおかしい私にしばらくは何があったの?と聞いていた。
ホテルに着いたころには、二人共あちこち歩いたので疲れてすぐベットに入って眠りについた。
翌日も、真矢智子のことはチラついたが折角の新婚旅行なんで忘れるように心がけてたけど、やっぱり…
「やっぱりなんかあった?」
「えっ?」
「昨日から様子おかしい」
「あっ、うん。えーと、なんか私ばかり好きなところ行けて、春樹さんは全然行きたいところもなにも言わないから私のワガママ旅行だなって」
それも本当に気になってたので、言ってみた
「前にも言ったでしょ?透子が楽しければ俺もたのしんだよ」
そう笑顔で言ってくれる春樹さんに、もう真矢智子のことはきっぱり忘れるようと切り替えるようにした。
その後は、楽しく観光して買い物も沢山して、お土産も買った。
あっと言う間に新婚旅行は終わってしまった。
帰ってからは旅行ボケが抜けず少し仕事でミスしたりしたが、皆に幸せボケだと言われて茶化されてしまった。
そして、結婚して10ヶ月目。この結婚生活が終わる出来事がおきる。
仕事もやめないでいいと言ってくれたので、ありがたかった。
会社では旧姓のままで続けてるし、オープンに結婚しましたとも言ってないので、ごく一部の人しかしらないけど、そのうち広がるだろうな。
「透子、やっと二人で暮らせるね」
今までドタバタしてたので、やっと落ち着くことが出来た気がした。
「春樹さん、これからよろしくお願いします」
といったら
「こちらこそ!幸せになろうね」
「うん」
平日はお互い仕事をしてるので、家事は分担してるけど、帰りは私のほうが早いことも多いので、食事、洗濯などはして、朝のゴミ出しとかは春樹さんがしてくれてる。
休みの日は、まったりと寝てお昼前にご飯を食べて、時間かけて掃除して、その後二人でソファでくつろいで、映画みたりして楽しくしてる。
買い物したいときも、二人で手を繋いで行ったりで新婚モード全開!
本当に申し分ない旦那さんで、私には勿体ないなと思った。
「課長って、結婚してたんですか?」
部内で1人大声で言う子がいて
「ええ?」
と、周りがビックリしていた。
意外に早くバレたな…
「まぁ、結婚してもしなくっても変わらないんで」
「いつしたんですか?」
と、皆が興味津々で色々聞きたがる
「そんなことより、月末近いから手を動かして!じゃないと残業になるよ!」
と言うと、諦めて席に戻り皆仕事再開した。
皆がんばってくれて、定時少し過ぎて今日の作業は終り、夕飯は何にしようかなーとスーパーに寄る
少し前なら、こんな生活なんか考えられなかった。
毎日が平穏で、幸せで、充実してる。
春樹さんと一緒になってよかったなーと、改めて思った。
「なんとか休みまとまってとれそうなんだ。合わせられるかな?」
新婚旅行に行きたかったんだけど、春樹さんがまとまって休みがとれなかったので、少しずらしていこうっと話してた。
「うん。調整してみる」
私が以前からイギリスに行ってみたいと言ってたことがあって、春樹さんはイギリスって考えててくれてたんだけど、一週間は最低でも休まないといけなかったから、ずっと調整してくれてた。
翌々月、一週間のスケジュールでイギリスに行くことになって、いい年してはしゃいでしまった。
「時差もあるから、しっかり寝たほうがいいよ」
と、言われるもやっぱり嬉しくって…なかなか寝付けなかった。
イギリスに着いてからは、私の行きたいところばかりで、
「なんか、私の満足旅行みたい」
と言うと
「透子が喜んでけれれば俺も嬉しいし、こうやって二人で行けるのが何よりも楽しいから」
完璧に春樹さんに甘やかされてるなっと思ったとき
「あれ?」
春樹さんは、少し先を見て気になったことがあったみたいで、私もそっちをみた。
「あの人、確か…」
「あっ」
真矢智子だ!
「そういえば、数年前に熱愛報道だかなんかあって、その相手がファンで負傷したとかってのあったね。それから全く出なくなったな。」
真矢智子は、男性と腕を組んで嬉しそうに歩いてた。
それをみて、鳥肌がたって、怒りなんだか、悔しさなんだかがこみ上げてきて
「透子?」
なんで私がこうなったか、真矢智子のせいで…
ぐっと、手を握りしめた。
「透子?」
「あっ、えっ!?」
「どうしたの?真矢智子のファン?」
「あっ、そうじゃないけど」
「何かあった?」
「え?」
「涙出てるけど?」
あっ、ほんとだ
「あ、うん。春樹さんが優しいからつい感動しちゃって」
「え!でも泣くことないでしょ?」
「ははは。それもそうだね」
私は笑って春樹さんをみたけど、様子のおかしい私にしばらくは何があったの?と聞いていた。
ホテルに着いたころには、二人共あちこち歩いたので疲れてすぐベットに入って眠りについた。
翌日も、真矢智子のことはチラついたが折角の新婚旅行なんで忘れるように心がけてたけど、やっぱり…
「やっぱりなんかあった?」
「えっ?」
「昨日から様子おかしい」
「あっ、うん。えーと、なんか私ばかり好きなところ行けて、春樹さんは全然行きたいところもなにも言わないから私のワガママ旅行だなって」
それも本当に気になってたので、言ってみた
「前にも言ったでしょ?透子が楽しければ俺もたのしんだよ」
そう笑顔で言ってくれる春樹さんに、もう真矢智子のことはきっぱり忘れるようと切り替えるようにした。
その後は、楽しく観光して買い物も沢山して、お土産も買った。
あっと言う間に新婚旅行は終わってしまった。
帰ってからは旅行ボケが抜けず少し仕事でミスしたりしたが、皆に幸せボケだと言われて茶化されてしまった。
そして、結婚して10ヶ月目。この結婚生活が終わる出来事がおきる。
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