貴方を愛することできますか?

詩織

文字の大きさ
13 / 22

薬?

しおりを挟む
香苗ちゃんと約束の当日、態々私の会社の駅まで来てくれるというので、駅前に待ち合わせをした。

駅に向かって歩くと

「お疲れ様です」

声をかけられたのは、高野君のだった。

「お疲れ様。」

「水沢さん、そろそろ折れてださいよー」

最近ちょっとシツコイなーとおもってた。

しばらくは何もなかったんだけど、最近またガンガン来るようになった。

「ほんと、ごめん。その気ないし、これから友達と飲みなの。」

と言ったら

「じゃー、いいのありますよ」

と、言って出したのは

「これ、二日酔いないですよ!オススメです。俺も飲もうとしてたので一本あげますよ」

「ええ?いいよ!」

「そんなこと、いわないで」

と言って渡される。

栄養ドリンクくらいのサイズで、確かどっかの薬局屋でみたなーくらいだった。

「じゃ、あとで飲むよ」

「今飲んでください」

「え?なんで?まだ先だし」

「これ、長く効くんですよ!それに飲んだら今日は退散しますよ!」

「え?どういうこと?」

「んー、あー俺の渡したの飲んでくれたので満足して?」

「あ、あのねー」

「じゃないと、着いて行きますよ!」

面倒くさいなー

飲んで着いてこなくなるならと、半分くらい飲んだ。

「じゃ、これでいい?また会社で」

と、行こうとすると

「な、なに?」

身体が熱い。

「水沢さんがいけないんですよ」

「え?」

「何度もアプローチしたのに」

危険を察知して、



圭哉君!!



だ、だめ!

電話してすぐ来れる距離でない!

スマホをだして、

「香苗ちゃん、助けて!」

「!!!」

「結乃ちゃん?どこ?」

「駅近く、東口真っ直ぐコンビニ近く脇道」

スマホを取り上げられた。

「か、返して」

腕を触られただけで

「ひゃ!!」

反応する

「いいねー」

と、ニヤッと笑う。

「な、なに入れたの?」

「媚薬ってやつです。飲んだことないんですか?」

「そ、そんなのあるわけないでしょ!!」

「へぇー、じゃきっと快楽に溺れると思いますよ!それが切れるまでお手伝いします」

「離して!」

少し歩けば大通りなのに、誰も気づかない。

いやだ!怖い!!

引っ張って、駅から離れる

「すくそこにラブホあるんで、とりあえずそこまで行きましょう」

「ふざけないでよ!!」

身体が熱く苦しい。

こんなヤツとなんか…

「抱き上げた方が早いか」

と言って、私をお姫様抱っこした

身体ががあちこち痺れて

「いやーー!!触らないで!」

おかしくなりそう

どんどんと、進みホテルが見えてきたとき

ドン!!!

高野君の後ろから鈍い音がした

「う~~~」

と、もがいてるとき、私は離れられて

「結乃ちゃんー!!」

「香苗ちゃん」

香苗ちゃんが来てくれた。

私はもう一人で立ち上がることすらできず、香苗ちゃんに触られるだけでも

「ひゃ!!」

と、悲鳴をあげた

ビックリしてる香苗ちゃん

「び、媚薬飲まされたの」

「はぁ!??」

ビキッとなる香苗ちゃん

スマホに電話して

「もしもし、結乃ちゃんがピンチなの!急いできて!S駅から真っすぐのコンビニ脇道歩いて!早く!!」

そう言って、どこかに電話して切った。

「な、なんだ?女かよ!」

高野君が香苗ちゃんをみて、呆気にとられた。

「女が偉そうにくるんじゃねぇーよ!痛い目みたいの?」

「さぁ、それはどうかしら?」

高野君は、香苗ちゃんにビンタしようとして手をあげようとしたら、その手を後ろに回されて

「いっ!!」

そして、脚を掛けて倒す。

その上に馬乗りになり

「女だと思って、舐めるんじゃないわよ!!」

か、香苗ちゃん…

その時

「何?香苗よんだ?」

2人の美人な女性がきて

「こいつ、私の大事な友達に変な薬飲ませて、ラブホ連れて行こうとかしてるの」

「へぇー、そうなんだ」

「お兄さん、そんな悪いことしてるの?駄目じゃない」

と、ちょっと、手ポキポキって音してません?この美人お二人?

3人の女性が高野君をお相手に…というか、もう既に…

「ちょっと、香苗!こんなんじゃ道場の練習のがまだましよ!練習にも何もならないじゃない!」

「弱すぎる」

3人にもう羽交い締めなり、色々されてもう…

「すまなかった。もうしねーよ」

と、叫んでる高野君

「結乃ちゃん、こいつどうする?」

「か、会社の後輩なの。週明けにでも会社に報告する」

「だってさ!」

と、羽交い締めしてるときに

「おい!香苗!!結乃がどうしたって…」

圭哉君が息を切らしてきたが、一人の男が3人の美人に馬乗りやら羽交い締めされて

それを見て呆気にとられてる

「兄貴!この男が、結乃ちゃんに媚薬飲ましたんだと!」

「はぁ!!?」

「この男に恨みもあるだろうけど、結乃ちゃんがもう限界だから、結乃ちゃん連れてって」

ビックリして私をみる

私は震えて、身体が熱くってどうしよもなくって

「こっちのことは、私達にまかせて!結乃ちゃん、今度だね、飲みに行くの。とりあえず兄貴に助けてもらいな」

助けてもらいなの意味は…、流石にわかる。

でも、私には圭哉君しかいなくって

「お、おい!」

圭哉君も困ってる

「兄貴!こんな男に結乃ちゃんされていいの?」

「…」

「立てるか?」

「ひゃ!!」

あの出来事から圭哉君とは触ったこともなかった。

「ご、ごめん、身体が」

「解ってる。少し触るよ、我慢して」

圭哉君に支えられて大通りに出て、タクシーを拾った。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

いい加減こっち見ろよ!〜見た目だけだとフラれ続ける私は、どうやら幼馴染の執着愛に気づいていなかったようです。〜

こころ ゆい
恋愛
保育士の八重と外科医の一生は、小学生の頃からの幼馴染。 傍から見れば、儚く清楚に見えるらしい八重は、実は外見にそぐわぬ性格をしていた。 そのせいで、見た目につられて告白してくる男性たちは、ことごとく彼女の中身を知って離れていく。 フラれる度に、やけ食いややけ酒に付き合ってもらっている一生は優しいが、懲りずに同じような恋愛を繰り返す八重に呆れている....と思っていたら? 「....八重の可愛さは、そんなもんじゃないんです。....誰も気付かなくていい。俺だけが知ってればいい」 ーーどうやら、かなり愛されていたようです? ※じれじれ・執着・溺愛 ラブストーリー。🌱 ※この物語は、全て作者の想像で描かれたフィクションです。実際の場所・建物・人物とは関係ありません。🌱

【短編】ちゃんと好きになる前に、終わっただけ

月下花音
恋愛
曖昧な関係を続けていたユウトとの恋は、彼のインスタ投稿によって一方的に終わりを告げた。 泣くのも違う。怒るのも違う。 ただ静かに消えよう。 そう決意してトーク履歴を消そうとした瞬間、指が滑った。 画面に表示されたのは、間の抜けたクマのスタンプ。 相手に気付かれた? 見られた? 「未練ある」って思われる!? 恐怖でブロックボタンを連打した夜。 カモメのフンより、失恋より、最後の誤爆が一番のトラウマになった女子大生の叫び。

氷の宰相補佐と押しつけられた厄災の花嫁

瑞原唯子
恋愛
王命により、アイザックはまだ十歳の少女を妻として娶ることになった。 彼女は生後まもなく始末されたはずの『厄災の姫』である。最近になって生存が判明したが、いまさら王家に迎え入れることも始末することもできない——悩んだ末、国王は序列一位のシェフィールド公爵家に押しつけたのだ。

悪党の食卓。 --王妃の実家は、たぶん黒幕説。--

マイネ
恋愛
王国には、2人の王子がいた。2人の王子は異母兄弟。未来の王は、未だ確定していない。 王位争い真っ只中で、第二王子が男爵令嬢にベタ惚れしていた。 第二王子を王にしたい王妃は、そんな状況を全く許容出来なかった。 だから王妃は、自由に動けない自らに変わって、手足となって暗躍する、王妃の実家に指令を出した。 指令を受けた、王妃の実家が主役の物語。 *注意* ・主人公達は恋愛致しません。 (主人公達以外は、恋愛しています。) ・視点変更が多く読み辛いかもしれません。  (家族全員が主人公です) ・長編です。心が折れなければ、随時アップしてきます。お付き合い頂ければ幸いです。 以上、ご了承頂ける方、よろしくお願い致します。

離した手の温もり

橘 凛子
恋愛
3年前、未来を誓った君を置いて、私は夢を追いかけた。キャリアを優先した私に、君と会う資格なんてないのかもしれない。それでも、あの日の選択をずっと後悔している。そして今、私はあの場所へ帰ってきた。もう一度、君に会いたい。ただ、ごめんなさいと伝えたい。それだけでいい。それ以上の願いは、もう抱けないから。

お前が欲しくて堪らない〜年下御曹司との政略結婚

ラヴ KAZU
恋愛
忌まわしい過去から抜けられず、恋愛に臆病になっているアラフォー葉村美鈴。 五歳の時の初恋相手との結婚を願っている若き御曹司戸倉慶。 ある日美鈴の父親の会社の借金を支払う代わりに美鈴との政略結婚を申し出た慶。 年下御曹司との政略結婚に幸せを感じることが出来ず、諦めていたが、信じられない慶の愛情に困惑する美鈴。 慶に惹かれる気持ちと過去のトラウマから男性を拒否してしまう身体。 二人の恋の行方は……

仕事で疲れて会えないと、恋人に距離を置かれましたが、彼の上司に溺愛されているので幸せです!

ぽんちゃん
恋愛
 ――仕事で疲れて会えない。  十年付き合ってきた恋人を支えてきたけど、いつも後回しにされる日々。  記念日すら仕事を優先する彼に、十分だけでいいから会いたいとお願いすると、『距離を置こう』と言われてしまう。  そして、思い出の高級レストランで、予約した席に座る恋人が、他の女性と食事をしているところを目撃してしまい――!?

夜の帝王の一途な愛

ラヴ KAZU
恋愛
彼氏ナシ・子供ナシ・仕事ナシ……、ないない尽くしで人生に焦りを感じているアラフォー女性の前に、ある日突然、白馬の王子様が現れた! ピュアな主人公が待ちに待った〝白馬の王子様"の正体は、若くしてホストクラブを経営するカリスマNO.1ホスト。「俺と一緒に暮らさないか」突然のプロポーズと思いきや、契約結婚の申し出だった。 ところが、イケメンホスト麻生凌はたっぷりの愛情を濯ぐ。 翻弄される結城あゆみ。 そんな凌には誰にも言えない秘密があった。 あゆみの運命は……

処理中です...