貴方を愛することできますか?

詩織

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震える体を抑え、ついた先は圭哉君のマンションで、勿論行ったこともない。

まさかこんな形で始めて来ることになるとは…

なるべく触れないで、家に入れてもらい

入ったと同時に、立ってられず、ズルズルと座ってしまった。

「おい!」

触ろうとするも躊躇してる

「水いるか?」

「か、身体がもう」

「お、俺…」

「私、こんな形でこんな風になりたくなかった」

涙が止まらない。

「圭哉君とゆっくり進みたかった」

「…うん」

「圭哉君を触ることも出来なくって、怖くって」

「うん」

「で、でも、こんなんなって、助けてもらえるの圭哉君だけなの」

「!?」

「あのことがあって、素直に言えなかった。私…圭哉君が好き。だから圭哉君で楽に…」

「触っていい?」

「うん」

震える手で私を触る

「あっ」

それだけで声が出てしまう。

ゆっくりと、私を抱きしめる

「圭哉君、好き」

「俺も、好きだ」

そして、離れて

「怖かったら言って」

圭哉君の身体も凄い震えて、2人で震えながらはじめてのキスをした。

触れるだけのキスはすぐ終わって

「いい?」

と、圭哉君が言って

「あのことは忘れて!私も忘れる。だから今のことだけ考えて」

「わかった」

「結乃」

圭哉君が私の名前を呼んで、そしてまたキスが始まり、今度は触れるだけのキスでなく、熱い情熱的なキスをした。

それだけで声が出てしまって、身体が限界になる。

どんどんと深くなって、座ってることすらも出来なくなってきた。

身体に力が抜けて、それがわかったようで、支えてくれて

「あっー!」

支えてくれただけでも声が…

私を抱き上げて、部屋の奥に移動して、ベッドの上に

その間ももう声が出て苦しかった。

圭哉君の顔をみると、不安と色っぽいのと、情熱的なのと、色んな気持ちが混じってる顔で、今まで見たことなかった。

「ゆ、結乃…」

震える手で頬を触り

「俺を選んでくれてありがとう」

私の目をじっと見つめて

「絶対にこの先後悔させない!だから、俺と居てくれ」

「う、うん」

キスがまた始まり、服が脱がされていく、それすらも声が出てしまいそう。

「圭哉君、私もう…」

「…解ってる。今楽にするから」

上の下着を脱がされて、直接胸を触られただけで

「あーー!!」

と、声を上げ身体が麻痺をする。

それをみた圭哉君が

「お、おい」

こ、これなに?

私は今まで1度も達したことがなかったので、この時はこれがなんなのか解らなかった。

「そ、そんな顔するな!制御できないだろ!」

「し、しないで。そのままでいいから」

「…ずっと、お前が欲しかったんだ。そんなこと言われたら、がっつきまくる!」

「そ、そ、それでもいい。で、でも…お願いがあるの。愛してほしい」

「そんなの、当たり前だろ!!」

下の衣服も脱がされて、下着からさわろうとしたら

「おい!凄いことになってるぞ」

見てわかるくらいのことになっていて

「け、圭哉君…」

死ぬほど恥ずかしい…

そこを下着の上なら触っただけで

「きゃーー!!」

もう、おかしくなりそう

下着を脱がされて、触っただけでまたさっきの麻痺が…

「あー!あーー!!」

一気に脱力するもまた身体が熱くなる。

「もう、だめ、意識が…、理性が…」

朦朧としはじめて

「…行くよ」

そう言うと

「あーー!!」

圭哉君のが中に感じただけでまたあのさっきの麻痺が…

「も、もう…」

涙が止まらなくなって、圭哉君が

「一緒だから、俺に掴まれ」

と、言って私の手を首に回すように託して、圭哉君が動き出した。

こんなの、今までない!

媚薬のせいだから?それとも圭哉君だから?

意識が薄れる中で、愛しい人が私の顔を見て色っぽくて、そして大事そうにみてくれて、それがまた感じてしまって

またキスをしてお互い顔をみる。

圭哉君は笑顔で

「結乃」

それだけで、また身体が熱くなって…

動きが早くなって、また麻痺をして、圭哉君が少し声をだして、動かなくなった。

「…う、うそ!」

まだ、身体が熱い!

うそでしょ!?

「あっ、あっ」

身体が反応する

「大丈夫、俺まだ結乃が欲しいから」

そう言って、その後日付が変わるまで私達は愛し合った。

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