27 / 27
番外編
団長と副団長の質疑応答
しおりを挟む
「シヴァ、会議だ」
「へぇへぇ」
ライアテヌス帝国北方騎士団ラースの団長であるレドルドと、副団長である俺ことシーヴァは実は幼なじみだったりする。
騎士団に入る、と言い出したレドルドを無理やり追う形で俺も騎士団に入団したのはもう15年も前の事だ。
残念ながら二人とも魔法適正がなかった為相方として戦う事は叶わなかったものの、だからこそ同じ立場で物が見れるというのも悪くはない⋯というのは他ならぬレドの言葉なのだが。
「⋯キャロンがエイベルの相方を辞めたいらしい」
「ごぼっ!」
「という訳で暫くお前に相方になって貰いたい」
「待て待て、そもそもなんでキャロンが?あいつエイベルの相方に無理やり立候補してなったのに?」
想定外のレドの言葉に唖然とする。
エイベルが何かしらの身の危険を感じて相方解消を言ってくる可能性があるとは思っていたが⋯
“まさかキャロンから言い出すなんて”
「という訳で質疑応答の時間だ。質問を受け付ける」
「了解した。団長、ズバリもう呑んでるな?」
「これが!呑まずに!いられるかッッ!!!」
ダァン!と机を叩いたレドが半泣きになって指差した先には団長室の扉とその下にあった絨毯がなんだか美味しそうな香りを醸し出しつつベッタベタになっていて。
“察し!”
「あれはお前が団長昇進祝いに買った絨毯か。質問だ、何故エイベルに夕飯を持ってこさせた?」
「勝手に持ってきたんだ!!!」
「不可抗力か、ならば仕方ないな」
「本当は団長として俺がエイベルと組むのが筋なんだがな、すまん⋯俺は、俺はまず俺の絨毯を救わなきゃならないんだ⋯!」
「有給くらい好きに使え。その為に俺がいるんだろ」
「シヴァの無駄遣いすぎる!!」
「ぶはっ」
将来有望として入団してきた彼らは、どう考えても二人とも問題児だったはずだが⋯
正反対に見えた二人の相性は思ったより良く、至るところで問題を巻き起こしていた2人は相変わらず絶妙なトラブルを起こしながらも上手くやっていた。
“それなのに今さら解消⋯?”
エイベルの栄転が決まりこのラースにいるのも残り僅かな時間だからこそ、キャロンは絶対一秒も無駄にしない重い奴だと思ってたんだがなぁ。
「で?副団長としてではなく親友のシーヴァとして答えろ。お前としては今回のキャロン、どういうことだと思う?」
「シンプルに喧嘩⋯かなぁ?」
「⋯本気で?」
「⋯ないな」
「だよな」
“あいつらが喧嘩するのはあり得ない。キャロンが躾てるように見えてどちらかと言えばエイベルの方が主人だからな”
――ならば。
「キャロンも功績をあげー⋯」
「⋯俺は、プロポーズだと思うんだ」
「ぷ⋯、ぷろ⋯っ!?ぶぶっ、ぷろ、プロポーズ⋯!?」
込み上げる笑いをなんとか半分以下に抑えた俺は、『キャロンも功績をあげて栄転狙ってるんじゃないか』という言葉を呑み込んで、震える腹筋をこっそりつねりながらレドの次の言葉を待った。
「あぁ。魔獣を倒したらたまに晶核を落とすだろ?」
「おぅ」
「それでエイベルに指輪でも作るんじゃなかろうか」
「なるほど」
「だからこそ、プレゼントを見られる訳にはいかないと解消したんじゃないか」
「あぁー⋯」
“絶っ対ない!!”
全力で頬の筋肉を稼働させ吹き出すのをなんと堪えた俺は、今度は両膝に手を置き指先が白くなるほど強く爪を立てた。
「エイベルは魔法師だ。晶核で作った指輪なんてロマンしかないだろう」
「ロマンしかないのか」
“ロマン!!!”
真剣な顔で続けられる会話の全てに爆笑しながらツッコんでやりたいところを必死に抑えた俺は、呼吸をすればもう酸素が吸えないほど笑い転げる自信があったのでレドにバレないようにこっそり息を止めた。
「⋯もしくはだな」
「別パターンもあるのか!⋯ちょっと後学のためにメモしていい?」
「なんの勉強がしたいのかはわからんが質疑応答の場だからな。メモも質問もオール可だ!」
「んぐっ、ひひっ、⋯んんッ、団長、別パターンお願いします」
「いいだろう」
“こいつこれ割りとガチに言ってんだよなぁ”
それが更に面白ポイントになっているんだが、真面目な表情で深く頷いたレドをなんとか白目をむいてやり過ごす。
――今視界に入れると笑いすぎて過呼吸になりそうだからな。
「ー⋯キャロンが、『自分の方がエイベルを好きなのでは』って考えた可能性はどうだろう」
「ぐふっ、ほ、ほぉ⋯?」
「俺達から見たらどっちもどっちだが」
“お前の全て外してるだろう推測こそどっちもどっちだがな”
「エイベルにいいところを見せたくて功績をあげたいんじゃないだろうか」
「確かにそれは⋯まぁあり得なくもない、か?」
“確かに固定メンバーで功績を上げるより、誰と組んでも功績を上げられる⋯というのは評価対象でもあるからな⋯”
そういう意味ではハズレではないのかもしれないがー⋯
「だろ!?きっとすぐキャロンはエイベルに惚れ直したかとかを聞き始めると思うんだよ」
「ふむふむ⋯」
“絶っっっ対ない!!”
あたかも肯定したかのように何度も頷いた俺に、単純なレドはあっさり騙されたのかどこか得意気な顔を向けて。
「あ、そうだ!もしかしたら今お試しお付き合いとかの可能性もあるか!?呪いの責任を取れってエイベルに詰め寄った⋯とか!」
“一番ないのキタ!!”
「そもそも、部屋に行ったのはエイベルだぞ。あれは責任を取らせてっていう攻防があったパターンだと思うが」
「お前猥談好きすぎだな」
「理不尽」
突然の評価に対しシンプルに文句を言いつつ数々の勘違い展開をするレドに、そろそろ答え合わせをするかと考えた俺が小さく挙手した。
「レドルド君、質疑応答の時間だ」
「!」
「貴殿の質問に答えよう」
わざとらしくそう言うと、一段と表情を輝かせたレドが口を開いた。
「食堂メニューを全て固形物にするのはどうだろう!?」
「俺はオニオンスープが好きなので却下です」
「じゃあ副団長殿はどうしたらいいと思いますか!」
「エイベルに皿を持たすからダメなんだ、全てキャロンにあーんして貰うように命令しろ」
「天才か」
「天才なんだ」
相変わらずちらっちらと汚れた絨毯に視線を投げながら、本来の議題である『キャロンの相方解消について』とはまるっと違う質問を投げられた俺はぶっちゃけどの話題もどーでもいいなと適当に肯定しつつ頷いて。
「⋯じゃ、そろそろ眠いから自室に戻るわ。お前は夜通しの掃除頑張れよ」
「付き合ってくんねぇの!?」
「うっは、付き合いませーん」
悲壮な顔をしているレドを残してドアノブに手をかけた俺は、部屋から出る寸前に答えだけ置いておく。
「キャロンは、『誰と組んでも功績をあげられる』事を手っ取り早く見せて俺達の推薦が欲しいんだろ。相方を一時的にチェンジ⋯なんて割りと良くあるのにわざわざ団長であるお前を通したのはアピールだ」
「アピール⋯?」
「俺達の推薦があれば帝都への栄転も近いだろうな。エイベルをどこまでも追うんだろ」
「推薦⋯っ!さすがだなシヴァは!!」
「まぁな」
“⋯なんて格好つけてみたものの”
「なんでわかったんだ!?多分それ当たりだろ!」
パアッと表情を輝かせたレドに思わず苦笑が漏れる。
『お前を追いかけてここまできた俺だから、キャロンの気持ちがわかるってだけだ』
――なんて言葉は呑み込んで。
「天才だからな」
「そうか、お前昔からそうだったもんな!」
にひっと笑うレドに、早く染み抜きしねぇと取れないぞ、と教えて部屋を出た。
「さぁて、俺はどうすっかねぇ」
誰にも届かず口の中で消えた俺のその質問に、いつか答えが返ってくる事を祈って。
一先ずは明日、レドよりとんでもなくマイナスな結論を叩き出すであろうエイベルのフォローからだと考えながら、俺は通い慣れた自室へ向かう廊下を進むのだった。
「へぇへぇ」
ライアテヌス帝国北方騎士団ラースの団長であるレドルドと、副団長である俺ことシーヴァは実は幼なじみだったりする。
騎士団に入る、と言い出したレドルドを無理やり追う形で俺も騎士団に入団したのはもう15年も前の事だ。
残念ながら二人とも魔法適正がなかった為相方として戦う事は叶わなかったものの、だからこそ同じ立場で物が見れるというのも悪くはない⋯というのは他ならぬレドの言葉なのだが。
「⋯キャロンがエイベルの相方を辞めたいらしい」
「ごぼっ!」
「という訳で暫くお前に相方になって貰いたい」
「待て待て、そもそもなんでキャロンが?あいつエイベルの相方に無理やり立候補してなったのに?」
想定外のレドの言葉に唖然とする。
エイベルが何かしらの身の危険を感じて相方解消を言ってくる可能性があるとは思っていたが⋯
“まさかキャロンから言い出すなんて”
「という訳で質疑応答の時間だ。質問を受け付ける」
「了解した。団長、ズバリもう呑んでるな?」
「これが!呑まずに!いられるかッッ!!!」
ダァン!と机を叩いたレドが半泣きになって指差した先には団長室の扉とその下にあった絨毯がなんだか美味しそうな香りを醸し出しつつベッタベタになっていて。
“察し!”
「あれはお前が団長昇進祝いに買った絨毯か。質問だ、何故エイベルに夕飯を持ってこさせた?」
「勝手に持ってきたんだ!!!」
「不可抗力か、ならば仕方ないな」
「本当は団長として俺がエイベルと組むのが筋なんだがな、すまん⋯俺は、俺はまず俺の絨毯を救わなきゃならないんだ⋯!」
「有給くらい好きに使え。その為に俺がいるんだろ」
「シヴァの無駄遣いすぎる!!」
「ぶはっ」
将来有望として入団してきた彼らは、どう考えても二人とも問題児だったはずだが⋯
正反対に見えた二人の相性は思ったより良く、至るところで問題を巻き起こしていた2人は相変わらず絶妙なトラブルを起こしながらも上手くやっていた。
“それなのに今さら解消⋯?”
エイベルの栄転が決まりこのラースにいるのも残り僅かな時間だからこそ、キャロンは絶対一秒も無駄にしない重い奴だと思ってたんだがなぁ。
「で?副団長としてではなく親友のシーヴァとして答えろ。お前としては今回のキャロン、どういうことだと思う?」
「シンプルに喧嘩⋯かなぁ?」
「⋯本気で?」
「⋯ないな」
「だよな」
“あいつらが喧嘩するのはあり得ない。キャロンが躾てるように見えてどちらかと言えばエイベルの方が主人だからな”
――ならば。
「キャロンも功績をあげー⋯」
「⋯俺は、プロポーズだと思うんだ」
「ぷ⋯、ぷろ⋯っ!?ぶぶっ、ぷろ、プロポーズ⋯!?」
込み上げる笑いをなんとか半分以下に抑えた俺は、『キャロンも功績をあげて栄転狙ってるんじゃないか』という言葉を呑み込んで、震える腹筋をこっそりつねりながらレドの次の言葉を待った。
「あぁ。魔獣を倒したらたまに晶核を落とすだろ?」
「おぅ」
「それでエイベルに指輪でも作るんじゃなかろうか」
「なるほど」
「だからこそ、プレゼントを見られる訳にはいかないと解消したんじゃないか」
「あぁー⋯」
“絶っ対ない!!”
全力で頬の筋肉を稼働させ吹き出すのをなんと堪えた俺は、今度は両膝に手を置き指先が白くなるほど強く爪を立てた。
「エイベルは魔法師だ。晶核で作った指輪なんてロマンしかないだろう」
「ロマンしかないのか」
“ロマン!!!”
真剣な顔で続けられる会話の全てに爆笑しながらツッコんでやりたいところを必死に抑えた俺は、呼吸をすればもう酸素が吸えないほど笑い転げる自信があったのでレドにバレないようにこっそり息を止めた。
「⋯もしくはだな」
「別パターンもあるのか!⋯ちょっと後学のためにメモしていい?」
「なんの勉強がしたいのかはわからんが質疑応答の場だからな。メモも質問もオール可だ!」
「んぐっ、ひひっ、⋯んんッ、団長、別パターンお願いします」
「いいだろう」
“こいつこれ割りとガチに言ってんだよなぁ”
それが更に面白ポイントになっているんだが、真面目な表情で深く頷いたレドをなんとか白目をむいてやり過ごす。
――今視界に入れると笑いすぎて過呼吸になりそうだからな。
「ー⋯キャロンが、『自分の方がエイベルを好きなのでは』って考えた可能性はどうだろう」
「ぐふっ、ほ、ほぉ⋯?」
「俺達から見たらどっちもどっちだが」
“お前の全て外してるだろう推測こそどっちもどっちだがな”
「エイベルにいいところを見せたくて功績をあげたいんじゃないだろうか」
「確かにそれは⋯まぁあり得なくもない、か?」
“確かに固定メンバーで功績を上げるより、誰と組んでも功績を上げられる⋯というのは評価対象でもあるからな⋯”
そういう意味ではハズレではないのかもしれないがー⋯
「だろ!?きっとすぐキャロンはエイベルに惚れ直したかとかを聞き始めると思うんだよ」
「ふむふむ⋯」
“絶っっっ対ない!!”
あたかも肯定したかのように何度も頷いた俺に、単純なレドはあっさり騙されたのかどこか得意気な顔を向けて。
「あ、そうだ!もしかしたら今お試しお付き合いとかの可能性もあるか!?呪いの責任を取れってエイベルに詰め寄った⋯とか!」
“一番ないのキタ!!”
「そもそも、部屋に行ったのはエイベルだぞ。あれは責任を取らせてっていう攻防があったパターンだと思うが」
「お前猥談好きすぎだな」
「理不尽」
突然の評価に対しシンプルに文句を言いつつ数々の勘違い展開をするレドに、そろそろ答え合わせをするかと考えた俺が小さく挙手した。
「レドルド君、質疑応答の時間だ」
「!」
「貴殿の質問に答えよう」
わざとらしくそう言うと、一段と表情を輝かせたレドが口を開いた。
「食堂メニューを全て固形物にするのはどうだろう!?」
「俺はオニオンスープが好きなので却下です」
「じゃあ副団長殿はどうしたらいいと思いますか!」
「エイベルに皿を持たすからダメなんだ、全てキャロンにあーんして貰うように命令しろ」
「天才か」
「天才なんだ」
相変わらずちらっちらと汚れた絨毯に視線を投げながら、本来の議題である『キャロンの相方解消について』とはまるっと違う質問を投げられた俺はぶっちゃけどの話題もどーでもいいなと適当に肯定しつつ頷いて。
「⋯じゃ、そろそろ眠いから自室に戻るわ。お前は夜通しの掃除頑張れよ」
「付き合ってくんねぇの!?」
「うっは、付き合いませーん」
悲壮な顔をしているレドを残してドアノブに手をかけた俺は、部屋から出る寸前に答えだけ置いておく。
「キャロンは、『誰と組んでも功績をあげられる』事を手っ取り早く見せて俺達の推薦が欲しいんだろ。相方を一時的にチェンジ⋯なんて割りと良くあるのにわざわざ団長であるお前を通したのはアピールだ」
「アピール⋯?」
「俺達の推薦があれば帝都への栄転も近いだろうな。エイベルをどこまでも追うんだろ」
「推薦⋯っ!さすがだなシヴァは!!」
「まぁな」
“⋯なんて格好つけてみたものの”
「なんでわかったんだ!?多分それ当たりだろ!」
パアッと表情を輝かせたレドに思わず苦笑が漏れる。
『お前を追いかけてここまできた俺だから、キャロンの気持ちがわかるってだけだ』
――なんて言葉は呑み込んで。
「天才だからな」
「そうか、お前昔からそうだったもんな!」
にひっと笑うレドに、早く染み抜きしねぇと取れないぞ、と教えて部屋を出た。
「さぁて、俺はどうすっかねぇ」
誰にも届かず口の中で消えた俺のその質問に、いつか答えが返ってくる事を祈って。
一先ずは明日、レドよりとんでもなくマイナスな結論を叩き出すであろうエイベルのフォローからだと考えながら、俺は通い慣れた自室へ向かう廊下を進むのだった。
3
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(2件)
あなたにおすすめの小説
悪役神官の俺が騎士団長に囚われるまで
二三@冷酷公爵発売中
BL
国教会の主教であるイヴォンは、ここが前世のBLゲームの世界だと気づいた。ゲームの内容は、浄化の力を持つ主人公が騎士団と共に国を旅し、魔物討伐をしながら攻略対象者と愛を深めていくというもの。自分は悪役神官であり、主人公が誰とも結ばれないノーマルルートを辿る場合に限り、破滅の道を逃れられる。そのためイヴォンは旅に同行し、主人公の恋路の邪魔を画策をする。以前からイヴォンを嫌っている団長も攻略対象者であり、気が進まないものの団長とも関わっていくうちに…。
魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました
タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。
クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。
死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。
「ここは天国ではなく魔界です」
天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。
「至上様、私に接吻を」
「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」
何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?
俺、転生したら社畜メンタルのまま超絶イケメンになってた件~転生したのに、恋愛難易度はなぜかハードモード
中岡 始
BL
ブラック企業の激務で過労死した40歳の社畜・藤堂悠真。
目を覚ますと、高校2年生の自分に転生していた。
しかも、鏡に映ったのは芸能人レベルの超絶イケメン。
転入初日から女子たちに囲まれ、学園中の話題の的に。
だが、社畜思考が抜けず**「これはマーケティング施策か?」**と疑うばかり。
そして、モテすぎて業務過多状態に陥る。
弁当争奪戦、放課後のデート攻勢…悠真の平穏は完全に崩壊。
そんな中、唯一冷静な男・藤崎颯斗の存在に救われる。
颯斗はやたらと落ち着いていて、悠真をさりげなくフォローする。
「お前といると、楽だ」
次第に悠真の中で、彼の存在が大きくなっていき――。
「お前、俺から逃げるな」
颯斗の言葉に、悠真の心は大きく揺れ動く。
転生×学園ラブコメ×じわじわ迫る恋。
これは、悠真が「本当に選ぶべきもの」を見つける物語。
続編『元社畜の俺、大学生になってまたモテすぎてるけど、今度は恋人がいるので無理です』
かつてブラック企業で心を擦り減らし、過労死した元社畜の男・藤堂悠真は、
転生した高校時代を経て、無事に大学生になった――
恋人である藤崎颯斗と共に。
だが、大学という“自由すぎる”世界は、ふたりの関係を少しずつ揺らがせていく。
「付き合ってるけど、誰にも言っていない」
その選択が、予想以上のすれ違いを生んでいった。
モテ地獄の再来、空気を読み続ける日々、
そして自分で自分を苦しめていた“頑張る癖”。
甘えたくても甘えられない――
そんな悠真の隣で、颯斗はずっと静かに手を差し伸べ続ける。
過去に縛られていた悠真が、未来を見つめ直すまでの
じれ甘・再構築・すれ違いと回復のキャンパス・ラブストーリー。
今度こそ、言葉にする。
「好きだよ」って、ちゃんと。
異世界に転生したら竜騎士たちに愛されました
あいえだ
BL
俺は病気で逝ってから生まれ変わったらしい。ど田舎に生まれ、みんな俺のことを伝説の竜騎士って呼ぶんだけど…なんだそれ?俺は生まれたときから何故か一緒にいるドラゴンと、この大自然でゆるゆる暮らしたいのにみんな王宮に行けって言う…。王宮では竜騎士イケメン二人に愛されて…。
完結済みです。
7回BL大賞エントリーします。
表紙、本文中のイラストは自作。キャライラストなどはTwitterに順次上げてます(@aieda_kei)
騎士様、お菓子でなんとか勘弁してください
東院さち
BL
ラズは城で仕える下級使用人の一人だ。竜を追い払った騎士団がもどってきた祝賀会のために少ない魔力を駆使して仕事をしていた。
突然襲ってきた魔力枯渇による具合の悪いところをその英雄の一人が助けてくれた。魔力を分け与えるためにキスされて、お礼にラズの作ったクッキーを欲しがる変わり者の団長と、やはりお菓子に目のない副団長の二人はラズのお菓子を目的に騎士団に勧誘する。
貴族を嫌うラズだったが、恩人二人にせっせとお菓子を作るはめになった。
お菓子が目的だったと思っていたけれど、それだけではないらしい。
やがて二人はラズにとってかけがえのない人になっていく。のかもしれない。
転移したらなぜかコワモテ騎士団長に俺だけ子供扱いされてる
塩チーズ
BL
平々凡々が似合うちょっと中性的で童顔なだけの成人男性。転移して拾ってもらった家の息子がコワモテ騎士団長だった!
特に何も無く平凡な日常を過ごすが、騎士団長の妙な噂を耳にしてある悩みが出来てしまう。
美少年に転生したらヤンデレ婚約者が出来ました
SEKISUI
BL
ブラック企業に勤めていたOLが寝てそのまま永眠したら美少年に転生していた
見た目は勝ち組
中身は社畜
斜めな思考の持ち主
なのでもう働くのは嫌なので怠惰に生きようと思う
そんな主人公はやばい公爵令息に目を付けられて翻弄される
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!一肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
可愛くて可愛くて、液体との相性が悪いエイベルが大好きです。
説教しつつも、全部受け入れてるキャロンをずっと応援していました。
番外編もありがとうございます!!
松本カナエ様
わぁ!お読みくださりありがとうございます~!!
大好きだなんて、エイベルだけでなくキャロンも感動して泣いちゃいます⋯!
(あと多分なんだかんだで団長も←)
応援してくださっていただなんて嬉しいです~!
キャロンが報われました(((UωU` *)(* ´UωU)))
のんびりペースの番外編ですが、次のキャロン視点の番外編で終わりになります!
少し運が悪いだけだと思っているエイベルと、むしろ運が悪いのは自分かと迷いだしたキャロンをあと少しだけ見守ってやってくださると私が喜びます⋯っ
感想ありがとうございました!!
ナイスコンビな二人のやり取りやすれ違いがたまらなかったです。等身大で自然なままの君が好きって感じがして純愛ですよね。ヤることはヤっているわけですけども…。
アサクラ様
お読みくださりありがとうございます~!
そうなんです、純愛を装って全然ピュアじゃない二人(下半身強化までされちゃいましたし⋯)なのです⋯笑
そもそもキッカケがアレでしたし⋯!
でもそんな二人を楽しんでいただけたみたいでとっても嬉しいです~!
そんな二人も次のお話で番外編も最終回、もう少しだけこんな二人にお付き合いくださると嬉しいです~(*^^*)
感想ありがとうございました!