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第一章・恋愛レベル、いち
11.責任を取るべきはどちらなのか
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「なに言って……」
「苦しいんでしょ?だからその、触っていい」
「だ、だがその、リッカだって経験はないって」
「言ったけど、いつかはその、経験するもんだし……っていうかその!私一応婚約者だし!?」
『婚約者』という部分を強調するように言うと、こくりとフランの喉が上下する。
そんな小さなことがなんだか嬉しくて……
「いいん、だな?」
「それ、何回も聞かれたやつだから」
何度も念押すように繰り返されるその言葉。
それはきっと、許可を求めているのではなくて――
「いいよ。だから、触って」
“私の逃げ道を、作ってくれてるんだよね”
そしてそんな堅物頑固なフランが何故か今は少し可愛く見えた私は、胸にあてがったフランの手の上からそっと自身の胸を揉む。
自分で自分の胸を揉んでも何も感じないが、フランの手に揉ませてるのだと思ったら何故か不思議な感覚が芽生えて。
「ん……」
小さく声を漏らすと、無理やり揉ませていたフランの手のひらが一瞬ギシッと固まり、そして。
「……くそっ」
「あ、ひゃんっ」
胸全体を軽く握るように手を動かしたフランが、その親指で胸の頂きがある辺りを擦り上げた。
むにむにと私の胸の感触を確かめるように何度も揉むフランだが、それでもすぐにイきそうな雰囲気はなくて。
“視覚情報って大事、よね?”
決して自分の体に自身がある訳ではないが、剣道を続けてきたお陰で引き締まってはいるはず。
そんな事を考えながら、カチャリと防具を外した。
動きやすさや軽さを重視し作られた革製の防具と、そしてそれを固定していた鉄製のパーツをカチカチと外し終えた私を見たフランは、もう『いいのか』とは聞かなくて。
「ぁ……っ、ふぁ!」
薄いシャツと召喚された時に身につけていたブラ。
防御力の限りなく薄いそれらの上から再び触れられると、さっきよりもフランに揉まれる感覚がダイレクトに伝わり思わず甲高い声が溢れる。
その声に刺激されたのか、するりとフランの手がシャツの裾から入り込み。
「………………なんだ、この服は」
「あー、こっちの下着ってこれじゃないんだっけね……」
異世界的保健体育を習得したフランだとしても、この世界に無いものは学びようがない訳で。
「これは後ろにホックがあってね」
「ホック?」
「そ、こんな風に引っかけてあるのを外せば……その、脱げる、から」
「そうか」
腕を後ろに回しプチ、と自分でホックを外すと自慰していたはずのフランはその左手を止め、両手でシャツごと私を脱がした。
“異性に見られるの、はじめてかも”
女友達と温泉、とは違う外で自ら脱ぎ触れさせる行為はなんだか少し悪いことをしているように感じ、それでいて痛いほど胸が跳ねる。
“フランが、見てる……”
自ら脱いだくせにその事実が堪らなく恥ずかしく感じた私が思わず目を逸らすと、私の両胸を持ち上げるように両手で包んだフランの顔が近付く気配がして。
「ひゃ、ぁあっ!?」
指とは違う、熱く湿った何かが私の乳首に触れて思わず声を上げた。
「ぁ、待……っ!フラ……んんっ」
慌てて視線をフランに向けると、やわやわと手で揉みながらフランの舌が何度も私の乳首を舐めていて。
「……俺は何度も確認したろ」
「あっ、んぁ……っ、した、したけどぉ……!」
「嫌ならリッカが突飛ばして止めてくれ」
“そんなこと言われても……っ”
眉間に皺を寄せたフランにそんなことを言われると、まるで私のために必死で手加減していると言われたように感じ胸が高鳴る。
元は私を庇って魔物からの攻撃を受けたフランは、それでも私が嫌がることをしないように堪えながら進めてくれていて……
「ん、ふら、フラン……っ」
そんなフランを包むように、両腕を彼の頭を抱えるように回すと腕の中でビクリとフランの体が跳ねて。
「あ、あぁんっ、そんな、強く吸っちゃ……!」
押し付けた胸を強く吸われ、彼の口内で乳首をくりくりと転がされた。
吸い、舐め、転がされる。
その合間にカリッと甘噛みの刺激まで混ぜられた私は、思考が痺れて堪らない。
“や、私、外でえっちなことされてる……”
暑い季節ではないのにじわりと汗ばむ肌。
ぢゅ、と吸われる乳首と、指先で弾かれる反対側の乳首。
そのそれぞれ違った刺激を同時に与えられた私は、そのはじめての快感に思考だけでなく腰まで痺れそうになっていて――……
「リッカの腰、揺れてる」
「なっ!」
ぽつりと溢すように指摘された私の体が小さく跳ねた。
羞恥から反射的に否定しようと口を開くが、胸を揉んでいたフランの左手がそのままスルリとお腹を撫でて。
「――っ、ひゃ……!」
ベルトを緩めたボトムスの前からフランの手が入れられる。
まだ胸しか触られていないのに、快感を拾ってしまったらしい私の下腹部はすでにとろりと蜜を滴らせていた。
“や、フランにバレちゃう……!”
そう焦っている間にフランの指が私の蜜壺の表面をつつ、と撫でて。
「……濡れてる、な」
「い、言うなセクハラ男っ」
「おい、よくわからんが絶対今のは罵倒だろ」
セクハラという単語がないらしいこの異世界。
それなのに第六感を働かせたのかむすっと顔を歪めたフランは、文句を言いつつ私のボトムスをあっさりと脱がせた。
「な、なんでこんなに脱がすのが上手いのよ……!」
「別に普通だと思うが……そうだな、騎士だからな。怪我した仲間を介抱する……みたいなシチュエーションはよくあるからか?」
“そりゃそうか、フラン、経験ないって言ってたもんね”
こんな状況でも質問にはキッチリ答えるフランがあまりにも『らしく』て。
少しだけ肩の力が抜けた私がそっとフランの顔を覗き込む。
そこには眉間に皺を寄せた、けれど嫌悪ではなく違うナニかを滲ませたフランがいて……
“早くフランを楽にしてあげたい”
責任感や義務感、興味本位などではなく――本当に自然に芽生えたその気持ち。
自分にこんな感情があったのかと不思議に思いながら、私はフランの勃ったままのソコに手を伸ばした。
「私も、触るね」
「――――ッ、あぁ」
やめろとか、触るなとか。
そんな拒絶の言葉ではなく肯定の言葉が返ってきたことに少し胸が熱くなる。
“別に喜ぶようなことじゃないのに”
これは治療。
だからフランも仕方なく受け入れてくれただけなのだとわかってはいても、委ねられたということがなんだか凄く嬉しかった。
左腕をフランの肩に回し、少し体重を預けるとフランの右腕が腰に回り私の体を支えてくれる。
相変わらずフランの左手は私の蜜壺を浅く刺激し、ちゅくちゅくと音と感触を楽しむように動かしていて……
そんなフランに負けないよう、私は固く反り返ったフランのソコに右手を伸ばす。
ゆっくりと握り込み、亀頭から滲む我慢汁を絡めるように軽く扱くとピクピクと反応が返ってくる。
まるで互いに自慰を手伝うようなこの行為には、交わりなんかはないはずなのに。
「……ん、ふら、フラン……っ」
一緒にシているという錯覚に襲われ、感じてる顔に釣られるのかじわじわと染まった頬が熱くて熱くて仕方ない。
「ッ、リッカのここは、狭い、な……っ」
浅い部分を往復させていたフランの指が私のナカにつぷりと挿れられると、はじめての異物感が生々しく、ゾクゾクとした感覚が背中を一気に駆け上がった。
「ひ、ゃぁあんっ!」
言葉にならない声が溢れ、フランのを扱きたいのに上手く体のコントロールが効かなくて。
「やぁん、それっ、だめっ、ふら、ふらんを、気持ちよくしたい、のにぃ……っ」
「っ、くそ……!」
何に対してなのかはわからない、まるで独り言のような言葉を漏らしたフランが、私の腰を掴み自身の上に座らせて。
「挿れたりは、しない、から……!」
「ひゃ、んぁあっ!やぁ、フランのが、擦れてる……っ!」
互いの敏感なソコを擦り合わせるように腰を前後に動かされると、ちゅぷちゅぷという音がその場に響く。
指とは違う固いのに少し弾力のあるフランのソコが、私の蜜壺を何度も掠める。
私の愛液なのか、フランの我慢汁なのか……それともそのどちらもなのかはわからないが、響く水音が絡むように耳までもを刺激して――――
「やぁ、挿いっちゃ、挿いっちゃうよぉ……!」
「挿れない、リッカの意思を無視して、そんなこと、しない……が……っ!」
「ひんっ、やぁ、それ気持ちい、気持ちいいとこ当たってぇ……っ」
「このタイミングで、それは、最悪だっ、この煽り聖女……ッ!」
「あ、んんっ」
擦り合わせるその行為、その刺激に夢中になっていると、突然唇が何かで塞がれる。
それがフランの唇だと気付いたその瞬間、下腹部にドピュ、と熱いものが放たれて。
“フランとキス、しちゃった……”
絶対それ以上のことをしたはずなのだが、何故か放心したままぼんやりとそんなことを考えたのだった。
「苦しいんでしょ?だからその、触っていい」
「だ、だがその、リッカだって経験はないって」
「言ったけど、いつかはその、経験するもんだし……っていうかその!私一応婚約者だし!?」
『婚約者』という部分を強調するように言うと、こくりとフランの喉が上下する。
そんな小さなことがなんだか嬉しくて……
「いいん、だな?」
「それ、何回も聞かれたやつだから」
何度も念押すように繰り返されるその言葉。
それはきっと、許可を求めているのではなくて――
「いいよ。だから、触って」
“私の逃げ道を、作ってくれてるんだよね”
そしてそんな堅物頑固なフランが何故か今は少し可愛く見えた私は、胸にあてがったフランの手の上からそっと自身の胸を揉む。
自分で自分の胸を揉んでも何も感じないが、フランの手に揉ませてるのだと思ったら何故か不思議な感覚が芽生えて。
「ん……」
小さく声を漏らすと、無理やり揉ませていたフランの手のひらが一瞬ギシッと固まり、そして。
「……くそっ」
「あ、ひゃんっ」
胸全体を軽く握るように手を動かしたフランが、その親指で胸の頂きがある辺りを擦り上げた。
むにむにと私の胸の感触を確かめるように何度も揉むフランだが、それでもすぐにイきそうな雰囲気はなくて。
“視覚情報って大事、よね?”
決して自分の体に自身がある訳ではないが、剣道を続けてきたお陰で引き締まってはいるはず。
そんな事を考えながら、カチャリと防具を外した。
動きやすさや軽さを重視し作られた革製の防具と、そしてそれを固定していた鉄製のパーツをカチカチと外し終えた私を見たフランは、もう『いいのか』とは聞かなくて。
「ぁ……っ、ふぁ!」
薄いシャツと召喚された時に身につけていたブラ。
防御力の限りなく薄いそれらの上から再び触れられると、さっきよりもフランに揉まれる感覚がダイレクトに伝わり思わず甲高い声が溢れる。
その声に刺激されたのか、するりとフランの手がシャツの裾から入り込み。
「………………なんだ、この服は」
「あー、こっちの下着ってこれじゃないんだっけね……」
異世界的保健体育を習得したフランだとしても、この世界に無いものは学びようがない訳で。
「これは後ろにホックがあってね」
「ホック?」
「そ、こんな風に引っかけてあるのを外せば……その、脱げる、から」
「そうか」
腕を後ろに回しプチ、と自分でホックを外すと自慰していたはずのフランはその左手を止め、両手でシャツごと私を脱がした。
“異性に見られるの、はじめてかも”
女友達と温泉、とは違う外で自ら脱ぎ触れさせる行為はなんだか少し悪いことをしているように感じ、それでいて痛いほど胸が跳ねる。
“フランが、見てる……”
自ら脱いだくせにその事実が堪らなく恥ずかしく感じた私が思わず目を逸らすと、私の両胸を持ち上げるように両手で包んだフランの顔が近付く気配がして。
「ひゃ、ぁあっ!?」
指とは違う、熱く湿った何かが私の乳首に触れて思わず声を上げた。
「ぁ、待……っ!フラ……んんっ」
慌てて視線をフランに向けると、やわやわと手で揉みながらフランの舌が何度も私の乳首を舐めていて。
「……俺は何度も確認したろ」
「あっ、んぁ……っ、した、したけどぉ……!」
「嫌ならリッカが突飛ばして止めてくれ」
“そんなこと言われても……っ”
眉間に皺を寄せたフランにそんなことを言われると、まるで私のために必死で手加減していると言われたように感じ胸が高鳴る。
元は私を庇って魔物からの攻撃を受けたフランは、それでも私が嫌がることをしないように堪えながら進めてくれていて……
「ん、ふら、フラン……っ」
そんなフランを包むように、両腕を彼の頭を抱えるように回すと腕の中でビクリとフランの体が跳ねて。
「あ、あぁんっ、そんな、強く吸っちゃ……!」
押し付けた胸を強く吸われ、彼の口内で乳首をくりくりと転がされた。
吸い、舐め、転がされる。
その合間にカリッと甘噛みの刺激まで混ぜられた私は、思考が痺れて堪らない。
“や、私、外でえっちなことされてる……”
暑い季節ではないのにじわりと汗ばむ肌。
ぢゅ、と吸われる乳首と、指先で弾かれる反対側の乳首。
そのそれぞれ違った刺激を同時に与えられた私は、そのはじめての快感に思考だけでなく腰まで痺れそうになっていて――……
「リッカの腰、揺れてる」
「なっ!」
ぽつりと溢すように指摘された私の体が小さく跳ねた。
羞恥から反射的に否定しようと口を開くが、胸を揉んでいたフランの左手がそのままスルリとお腹を撫でて。
「――っ、ひゃ……!」
ベルトを緩めたボトムスの前からフランの手が入れられる。
まだ胸しか触られていないのに、快感を拾ってしまったらしい私の下腹部はすでにとろりと蜜を滴らせていた。
“や、フランにバレちゃう……!”
そう焦っている間にフランの指が私の蜜壺の表面をつつ、と撫でて。
「……濡れてる、な」
「い、言うなセクハラ男っ」
「おい、よくわからんが絶対今のは罵倒だろ」
セクハラという単語がないらしいこの異世界。
それなのに第六感を働かせたのかむすっと顔を歪めたフランは、文句を言いつつ私のボトムスをあっさりと脱がせた。
「な、なんでこんなに脱がすのが上手いのよ……!」
「別に普通だと思うが……そうだな、騎士だからな。怪我した仲間を介抱する……みたいなシチュエーションはよくあるからか?」
“そりゃそうか、フラン、経験ないって言ってたもんね”
こんな状況でも質問にはキッチリ答えるフランがあまりにも『らしく』て。
少しだけ肩の力が抜けた私がそっとフランの顔を覗き込む。
そこには眉間に皺を寄せた、けれど嫌悪ではなく違うナニかを滲ませたフランがいて……
“早くフランを楽にしてあげたい”
責任感や義務感、興味本位などではなく――本当に自然に芽生えたその気持ち。
自分にこんな感情があったのかと不思議に思いながら、私はフランの勃ったままのソコに手を伸ばした。
「私も、触るね」
「――――ッ、あぁ」
やめろとか、触るなとか。
そんな拒絶の言葉ではなく肯定の言葉が返ってきたことに少し胸が熱くなる。
“別に喜ぶようなことじゃないのに”
これは治療。
だからフランも仕方なく受け入れてくれただけなのだとわかってはいても、委ねられたということがなんだか凄く嬉しかった。
左腕をフランの肩に回し、少し体重を預けるとフランの右腕が腰に回り私の体を支えてくれる。
相変わらずフランの左手は私の蜜壺を浅く刺激し、ちゅくちゅくと音と感触を楽しむように動かしていて……
そんなフランに負けないよう、私は固く反り返ったフランのソコに右手を伸ばす。
ゆっくりと握り込み、亀頭から滲む我慢汁を絡めるように軽く扱くとピクピクと反応が返ってくる。
まるで互いに自慰を手伝うようなこの行為には、交わりなんかはないはずなのに。
「……ん、ふら、フラン……っ」
一緒にシているという錯覚に襲われ、感じてる顔に釣られるのかじわじわと染まった頬が熱くて熱くて仕方ない。
「ッ、リッカのここは、狭い、な……っ」
浅い部分を往復させていたフランの指が私のナカにつぷりと挿れられると、はじめての異物感が生々しく、ゾクゾクとした感覚が背中を一気に駆け上がった。
「ひ、ゃぁあんっ!」
言葉にならない声が溢れ、フランのを扱きたいのに上手く体のコントロールが効かなくて。
「やぁん、それっ、だめっ、ふら、ふらんを、気持ちよくしたい、のにぃ……っ」
「っ、くそ……!」
何に対してなのかはわからない、まるで独り言のような言葉を漏らしたフランが、私の腰を掴み自身の上に座らせて。
「挿れたりは、しない、から……!」
「ひゃ、んぁあっ!やぁ、フランのが、擦れてる……っ!」
互いの敏感なソコを擦り合わせるように腰を前後に動かされると、ちゅぷちゅぷという音がその場に響く。
指とは違う固いのに少し弾力のあるフランのソコが、私の蜜壺を何度も掠める。
私の愛液なのか、フランの我慢汁なのか……それともそのどちらもなのかはわからないが、響く水音が絡むように耳までもを刺激して――――
「やぁ、挿いっちゃ、挿いっちゃうよぉ……!」
「挿れない、リッカの意思を無視して、そんなこと、しない……が……っ!」
「ひんっ、やぁ、それ気持ちい、気持ちいいとこ当たってぇ……っ」
「このタイミングで、それは、最悪だっ、この煽り聖女……ッ!」
「あ、んんっ」
擦り合わせるその行為、その刺激に夢中になっていると、突然唇が何かで塞がれる。
それがフランの唇だと気付いたその瞬間、下腹部にドピュ、と熱いものが放たれて。
“フランとキス、しちゃった……”
絶対それ以上のことをしたはずなのだが、何故か放心したままぼんやりとそんなことを考えたのだった。
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